8年ぶりのフルモデルチェンジ!電動ハブラシ「ドルツプレミアム」
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本体もブラシの形状もかなり変化したことがわかる、歴代の『パナソニック』の電動歯ブラシ。
40年以上電動ハブラシを開発している『パナソニック』から、8年ぶりフルモデルチェンジとなる「W音波振動ハブラシ スマート」(以下、ドルツプレミアム)が、2025年9月に新発売されます。
進化したポイントは、3つ。
1:歯面や歯周ポケットの歯垢を除去するリニア音波振動と歯間に入り込み歯垢をかき出すフロス音波振動のW音波振動
2:歯間にダイレクトにアプローチする歯間フィットブラシ
3:正しくブラッシングできるようブラシの柄の光で知らせてくれるブラッシングナビ搭載
本体のサイズもスリム化し、ミニマムに。でも磨くパワーは変わらず、コンパクト設計を実現しています。
モーターだけでも30回以上の試行錯誤を経て、ブラシの素材や形状は100パターン以上試作して、ようやく出来上がったのが「ドルツプレミアム」です。
実際に試してみた!
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W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88(ドルツプレミアム) カラー:シルバー、スペースブラック 附属ブラシ:(右から)歯間フィットブラシ、トータルケアブラシ、極細毛ブラシ(コンパクト)、極細網ポイント磨きブラシ オープン価格(公式オンラインストア価格:4万8,510円) 2025年9月上旬発売。
本体はスリムな形状で、電動ハブラシとしてかなりコンパクトに感じました。
ブラシは歯間フィットブラシ、トータルケアブラシ、極細毛ブラシ(コンパクト)、極細毛ポイント磨きブラシの4種類がセットになっています。何といっても注目は、新登場の歯間フィットブラシです。
柄の部分が透明なのが歯間フィットブラシで、先端の2列に山切り植毛を採用し、磨き残しの多い歯間や、奥歯の奥まで届く設計です。
トータルケアブラシは、歯ぐきケア・歯垢除去・ステインクリア用。
極細毛ブラシは、約0.02ミリの毛先で歯周ポケットと歯間の汚れをかき出します。

柄の部分が透明なのが歯間フィットブラシです。
100パターン以上試作したという歯間フィットブラシは、先端部分が山切り植毛になっていることで、歯間にぴったりとフィットし、フロス音波振動により歯間の歯垢もかき出します。

電源や強さのレベルは指先で触れて確認。
電源ボタンを押すと、W-CLEANから、W-GUM、CLEAN、SOFTと順番に切り替わります。もうひとつAPPモードがあるのですが、これは専用アプリ「ドルツアプリ」と連動することでSENSITIVEというSOFTよりもさらにやさしいモードで磨くことができます。
リニア音波振動とフロス音波振動のW音波振動で磨きたい場合は、W-CLEAN、もしくはW-GUMのモードを選びます。
歯面や歯間・歯周ポケットなどの細かい隙間までパワフルに磨きたいときにW-CLEAN、歯ぐきへの刺激を抑えて歯面・歯間を磨きたいときはW-GUMモードにセットします。
どちらも強さレベルは3段階で調整可能。ただ、W-GUMのレベル1でも磨き感が強いと感じる場合はCLEANモードにすると、よりやさしく磨けます。電動歯ブラシを使うのが初めてという場合や、よりやさしく磨きたいときはSOFTモードがおすすめです。
「ドルツプレミアム」では最後に5秒以上使用したモードは、次に電源を入れた時にそのモードから使用することができます。毎日、同じモードを使用するなら電源をオンにするだけで、お気に入りのモードでスタートできます。

W-CLEANとW-GUMモードにセットした起動時に緑のランプが点灯。
筆者がスイッチを入れたら、ブラシの柄の透明部分が緑に点灯しました。これは、W-CLEANとW-GUMモードのどちらかにセットされているということ。W音波振動のモードであるという合図でもあります。CLEANやSOFTモードの場合は、ランプが点灯しませんでした。



歯磨きを始めると、柄の部分が青になりました。これは、歯にブラシがあたる角度が、歯周ポケットのお掃除に最適な45度に近いという合図です。柄の部分全体が光るため、鏡を見ていなくても点灯していることを確認できます。
筆者は、左側は上下、表裏ともに、比較的きれいに磨けているのですが、右側に関しては、半年に一度の歯科健診で歯垢が残っていると指摘されることもあり、磨き進めると右側はライトが消えてしまう箇所が結構ありました。ライトが消えるのは、45度で歯と歯ぐきにあたっていないということです。
歯ブラシの角度が左右でこんなにも違っていたのかと驚き、青に点灯する角度を模索しました。
次に、手磨きのように歯ブラシを動かしてみたところ、黄色のランプが点灯。動かし過ぎを警告する光です。また、歯に押し付けすぎると赤色のランプが光るようです。筆者はブラッシング圧が強すぎることはなかったようで、赤は点灯しなかったのですが、どれくらいの押し付けで赤くなるのか激しく圧をかけて試してみたところ、赤が点灯し警告音も鳴りました。音にも驚き、これなら強く磨きすぎることはなさそうです。
磨き終わると、歯がつるつるするのと同時に、歯間もすっきりしたような感じがしました。
持ち歩きに便利なケース付き
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ヘッドブラシ2本も収納できるケース付き。
外出先でも、すっきり歯磨きをしたいときにも便利な携帯ケースも付属しています。ヘッドブラシは、2本収納できます。
フル充電でW-CLEAN、W-GUMモードは約45分、CLEAN、SOFTは約66分使えます。1回の歯磨きが約2分と考えると、2~3日の旅行もOKですね。
子ども用のヘッドブラシも装着でき、SOFTモードなら子どもも使用可能なので、家族みんなのオーラルケアができます。
アプリと連動
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「ドルツアプリ」と連動すれば、日々の歯磨きデータを記録し、歯磨きの傾向も振り返ることができます。本体とスマホが接続できる距離は見通し距離で約5メートルということですが、離れていても本体に歯磨きデータが保存されるため、あとから歯磨きデータを確認することができます。
アプリでは動画で磨き方を確認したり、自分の歯磨きの振り返りもできます。青いランプが光って正しく磨けているかどうかお知らせしてくれるところは、「今の磨き方は上手ですね」と褒めてもらっているようで、よりきちんと磨く習慣がつきそうです。
親切な電動ハブラシで、あなたも一緒にオーラルケアをがんばってみませんか?
【商品概要】
「W音波振動ハブラシ スマート」
本体サイズ:2.4(幅)×23.3(高さ)×2.6(奥行)cm(ブラシ含む)
重量:約95g(ブラシ含む)
付属:携帯ケース、ブラシスタンド、充電スタンド(USBプラグType-A)、本体スタンド、歯間フィットブラシ、トータルケアブラシ、極細毛ブラシ(コンパクト)、極細毛ポイント磨きブラシ
価格:オープン価格(実勢価格4万8,510円・税込)
【取材協力】
パナソニック

ロハスジャーナリスト/フリーアナウンサー。関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育ち、『MYLOHAS』に創刊から携わる。LOHASを実践しながら、食べ物、コスメ、ファッションなど、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてWeb媒体やブログで発信中。