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40・50代の「歯の後悔」これを怠らなければ、若いうちにやっておけば、と今になって思うこと

毎日を元気に過ごすためには、体だけでなく歯の健康もとても大切になってきます。特に40〜50代くらいになると、歯のトラブルが増えるため、今まで自分がやってきた歯のケアについて、いろいろと後悔することも出てくるもの。そこで『kufura』では、40〜50代の男女294人にアンケートを行い、「自分の歯について、こうすればよかったと今になって後悔していること」を聞いてみました。

歯磨きを毎日きちんとしておけばよかった

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「歯磨きをサボっていたせいで虫歯になり、歯を抜くハメになったときは、きちんと歯を磨いておけばよかったと後悔しました」(51歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「奥歯が銀歯で、年を取るごとに笑うと銀歯が見えて恥ずかしさでいっぱいなので、虫歯にならないようにきちんと歯磨きすればよかったと後悔しています」(43歳・女性/主婦)

「歯磨きをきちんとすればよかったです。50歳で歯を8本も失い、今は上下とも部分入れ歯に。食べものの味にも鈍感になってしまったので、今更ながら後悔しています」(53歳・女性/その他)

「毎日1回しか歯磨きをしていなかったら、歯が黄ばんでしまってもう取れないので、きちんと毎食後に歯磨きをしておけばよかったと後悔しています」(58歳・女性/その他)

「若いころは、自分は歯が強いと勝手に決めつけて、寝る前しか歯磨きをしていませんでした。そのせいか、50代になってから歯周病に悩まされて困っています」(56歳・男性/その他)

虫歯になったり、歯が抜けたり、歯周病になったりしたのは、自分が歯磨きをサボったせいだと考えている人が多く、子どものころや若いころに、きちんと歯磨きをしなかったことを後悔している人がたくさんいました。

定期的に歯科検診を受けるようにすればよかった

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「虫歯はどうしてもできてしまうので、早期発見して治すしかありません。そのためにも、歯の定期検診をきちんと受けるべきだったと後悔しています」(42歳・男性/その他)

「歯医者が苦手で、定期検診を怠っていたら歯周病になり、歯を抜くハメになってしまいました。今は本当に後悔しかありません」(50歳・女性/主婦)

「虫歯がないからと歯医者にまったく行っていませんでしたが、歯周病が進んでしまって大後悔。定期的に検診を受けておくべきでした」(43歳・女性/その他)

「前歯3本が虫歯のため、差し歯になってしまいました。歯科検診に定期的に行って、早い段階でケアしておけばよかったと、すごく後悔しています」(45歳・女性/その他)

「歯が痛くて受診したら、親知らずがひどい虫歯になっていて、大学病院に入院して抜歯することになりました。きちんと定期検診を受けていたら、こんなひどい状態になる前に処置ができたはずなのにと後悔しました」(47歳・女性/主婦)

定期的に歯科検診を受けていれば、虫歯や歯周病などを防げたかもしれないと後悔している人も目立ちました。悪くなってから治すよりも、悪くなる前に予防したり、治療したいところ。今からでも遅くないので、定期的に検診を受けてみてはいかがでしょうか。

気になる歯の治療を先延ばしにしなければよかった

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「虫歯をすぐに治療しなかったこと。虫歯で痛みがあったのに、歯医者に行くのが嫌で放っておいたら、結局歯が抜けてしまって後悔しました」(53歳・男性/その他)

「歯医者嫌いだったので、虫歯をしばらく放置。虫歯が進行してしまい、今は治療に時間とお金がかかってしまっているので、早めに歯医者に行けばよかったと思います」(46歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「親知らずを放っておいたら、奥歯がひどい虫歯になってしまったこと。早めに親知らずを抜くなど、きちんと治療しておけばよかったと思いました」(47歳・男性/研究・開発)

「食いしばりで歯のすり減りがひどいので、もっと早くからマウスピースを使って治療しておけばよかったと後悔しています」(52歳・女性/主婦)

歯の治療は、早め早めが肝心。「歯が痛い」「食いしばりや歯ぎしりがひどい」と思いながらも、なんとなく歯医者に足が向かずにそのまま放置して、結局状態が悪化して大変なことになったという人もいました。状態が悪化すると、治療に余計な時間とお金がかかるだけでなく、最悪歯が抜けたり、欠けたりすることも。後悔しないためにも、歯の治療はなるべく早めに始めるのが賢明です。

子どものころに歯列矯正をしておけばよかった

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「噛み合わせが悪いので、体への影響なども考えて、子どものうちか若いころに矯正をしておけばよかったと後悔しています」(51歳・女性/主婦)

「10代のうちに歯列矯正をしたかったです。30歳手前で始めましたが、始めるのが遅すぎたため、治療にかなり時間がかかってしまいました」(52歳・女性/総務・人事・事務)

「子ども時代に矯正をしておくべきでした。歯科医から言われていましたが、母親が放置したため、ずっとそのままに。歯並びの悪さが今もコンプレックスです」(55歳・女性/主婦)

「矯正。40代で思ってもいなかったまさかの営業職になり、今更ながらに歯並びが気になったので、早めに矯正しておけばよかったと後悔しました」(48歳・男性/その他)

歯並びは見た目はもちろんのこと、噛み合わせのことも考え、早めに歯列矯正をして歯並びを整えておけばよかったという人もいました。子どもの矯正は親の考え方にもよるので、自分ではどうしようもない場合もありますが、できれば早めにやりたかったという人が目立ちました。

歯間ブラシやフロスなども使えばよかった

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「歯間ブラシを若いうちから使うべきでした。歯間ブラシを使うようになってから、虫歯にならなくなったので、失敗したなと思います」(49歳・女性/総務・人事・事務)

「歯ブラシだけでは、やはり虫歯になってしまうので、歯磨きとあわせてデンタルフロスもきちんと使うべきだったと思います」(49歳・女性/総務・人事・事務)

歯を健康に保つために、歯ブラシだけでなくプラスして歯間ブラシやフロスなどを若い頃から使っておけばよかったと後悔する声も。ドラッグストアなどでも歯のケアアイテムがいろいろあるので、探してみてはいかがでしょうか。

ほかにも歯のケアについて後悔していることはいろいろ

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「もっと歯医者選びに気を付ければよかったです。昔はネット等の情報がなく、ただ単に近くの歯医者に通っていましたが、ほとんど説明もなく健康な歯を数本削られたりしたので、すごく後悔しています」(52歳・男性/その他)

「歯がすごく痛かったものの、検査をしても虫歯が見つからず、しばらくそのままにしていたら、ほかの歯医者で歯ぎしりが原因と判明。痛みを我慢ぜず、もっと早くにセカンドオピニオンを受けておけばよかったなと思いました」(47歳・女性/営業・販売)

「歯の黄ばみは、自分ではなかなかきれいにすることができないので、もっと早い段階から歯医者でホワイトニングをしておくべきでした」(42歳・女性/総務・人事・事務)

ほかにも後悔していることはいろいろありましたが、歯医者の選び方やセカンドオピニオンなど、もっと自分で積極的に調べるべきだったと後悔している人も多いようです。

いかがでしたか? 40代50代になると、一気に歯のトラブルが増えてくるもの。あとで後悔しないためにも、今すぐできる歯のケアを毎日しっかりやっていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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