ごま油でお米をコーティング。豆腐は手で割り入れて
nullだしを兼ねた具材になる干し貝柱は、ストックしておくととても便利な乾物。今回は水菜を使いましたが、ねぎやパクチーでも。干し貝柱の代わりに干しえびを使ってもおいしい、と松田さん。
「おかゆを炊く際に垂直の対流を作りたいので、少し深めの鍋をお使い下さい。できれば土鍋ですと、できあがりがふんわりとなめらかになります。お米はさっと洗って水を切り、ごま油を絡めて皮膜を作って炊くと、さらりとなめらかな仕上がりになります。時間のある休日の朝、コトコト炊くのも楽しいですね」(松田さん)
豆腐のおかゆの作り方
null材料(2人分)
米 1/2カップ
干し貝柱 1個
ごま油 大さじ1
水 2カップ(干し貝柱の戻し汁も含む)
木綿豆腐 1/2丁
水菜 適量
しょうがの絞り汁 小さじ1
塩 少量
作り方
null干し貝柱を水につけて戻す。米はさっと洗い水を切る。
米と貝柱をボウルに合わせ、ごま油を加えて混ぜる。
米と貝柱を鍋に入れ、水を加え蓋をして強火にかける。
噴いてきたら大きく混ぜ、弱火に落として約10分炊く。
豆腐を手で割り入れてひと混ぜし、沸騰を待つ。
しょうがの絞り汁を加えて水菜を散らし、塩を少量加える。ざっと混ぜてできあがり。好みで梅干し、塩昆布などを添えてもいい。
動画・写真撮影/鍋島徳恭
松田美智子(まつだ みちこ)
1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/