牡蠣のうまみがたっぷりしみ込んだオイルは、万能調味油にも!
null「新鮮な牡蠣が手頃な価格で手に入ったら、迷わずこれ!です。牡蠣のために。別途おいしいオリーブオイルを用意しても絶対に後悔しません。
冷蔵庫で5日ぐらいは持ちますし、牡蠣を食べ終えたあとでも、牡蠣のエキスがしみ込んだオイルは、パスタや炒めものなどにも大活躍します。下ごしらえは牡蠣に日本酒を飲ませておくこと。ぷっくりと、ますますおいしくなってくれますよ」(松田さん)
牡蠣のオイル漬けの作り方
null材料(作りやすい量)
牡蠣 約20粒
粗塩 大さじ1
酒 大さじ3
オリーブオイル 1カップ
鷹の爪(約3cm長さのもの)1本
にんにく(芽を除いて薄切り)1片
作り方
牡蠣はボウルに入れて粗塩をふり、手でやさしくトスして汚れを塩に移す。冷水を注ぎ、ふり洗いをして水を切る。酒を合わせて10分ほどおく。
フライパンを中火で熱してオリーブオイル(分量外)を少量引き、牡蠣か崩れないように”柱“を菜箸でつまんで並べる。
内臓がプクッとふくらんできたら上下を返し、再びふっくらとしたものから順に密閉瓶に入れる。
途中でにんにくのスライスを少量散らしながら、焼き上がった牡蠣をそっと重ねていく。牡蠣を入れ終わったら、鷹の爪を加える。
牡蠣の漬け汁をフライパンに入れて熱してから瓶に加える。
最後にオリーブオイルを牡蠣がかぶるくらいまで入れ、密閉して冷蔵庫へ。
2〜3時間待って、まずは鬼おろしを添えていただく。オリーブオイルだけで充分に美味!
動画・撮影/鍋島徳恭
松田美智子(まつだみちこ)
1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/