<用意するもの>
null用意するものは、このふたつ。
・保湿バーム
・唇や頬に使える練り状の「赤」コスメ
顔が疲れて見えるとき、潤いとツヤをくれる保湿バームはイキイキ感をくれる必須アイテム。肌のカサつきや粉吹きだけでなく、唇の乾燥など、気になる部分にマルチに使えるものを選ぶと便利です。体温でじんわりととろけ、ピタッと密着して潤いを保ってくれるバームは、化粧ポーチに入れておくと化粧直しにも重宝します。このdプログラムのバームは、パラベン(防腐剤)フリー、鉱物油フリー、無香料、無着色で、肌が敏感なときでも使える低刺激設計なのもうれしいポイント!
そして「赤」コスメ。コレも保湿バームと同様、きれいなツヤ感を演出できるクリームタイプを選ぶのがおすすめ! 肌にしっとりなじみながら、まるで肌自体がポッと上気しているような血色感を出してくれます。このマジョリカ マジョルカのメルティージェムは、時間のない朝にもコレひとつで、チークにもリップにも使え、指を使ってササッと手間なく仕上げられるのが便利です。
保湿バームで唇全体をしっとり潤す
nullかさかさした唇では、練り状コスメが上手く塗れないし、ムラづきのもと。唇にはまずバームでツヤを仕込み、カサカサ感&くすみをカバーしておくことも重要です。
まずは保湿バームを指にとります。指を1周させ、指の体温でとろけさせるようにとるのがコツ。
指にとったバームを上下の唇全体に左右を行き来するようにのばし、潤していって。なじみがよく、すぐに潤うバームなので、カサカサ感はしっとり、気になる縦ジワまでなめらかに。
唇にもチークにも使える「練り状」赤コスメが便利!
null「赤み」のあるメイクはともすれば、若作りの痛い印象に見えてしまうことも……。顔が疲れて元気がないときに無理矢理“赤”を足すのは実は危険だったりもするんです……。
でも今回は、練り状の赤コスメを使い“指づけ”するのが最大のポイント! 指づけすることでまるで肌本来の赤味のように、より薄く自然な発色になり、ツヤっぽい仕上がりに。
モノ選びとつけ方にひと工夫加えるだけで、一気にナチュラルさが増し、疲れの見えない元気な表情になれますよ。
(1) 練り状コスメは「薬指」の指づけで、まずは唇に
練り状コスメを指でとり、唇に色をのせていきます。ここで重要なのは、どの指にとるのか、ということ!
人さし指や中指だと唇や肌にのせる圧が強くなり、発色が濃いめになってしまいます。だから使うのは“薬指”。薬指にとってのせると、力が入り過ぎないので自然に「赤」をぼかしのせすることができるんです!
薬指にとったらまずは下唇に、その後、上唇にスーッとのばします。指でさっとのばしたら、上下の唇を「ん~」っと重ね合わせるようにして全体に広げます。指づけだからこそ「赤」でも悪目立ちしすぎず、唇の内側からじゅわっとにじみ出るようなヘルシーな“血色感”を演出できるんです。
(2)赤を指に付け足し、手の甲でトントンとならす
唇と同じく今度は頬に色をのせます。こちらも程よい圧でなじませたいので、とるのは薬指。チークには、よりうっすらのばしたいので、3回軽くタップするくらい、少な目にとるのがコツ。
ここでひとワザ! チークとしてのせるときはとった色をそのままではなく、一度手の甲でトントンとなじませて量を調整。色を軽く薄めてから頬にのせていきます。このひと手間をするかしないいかで、仕上がりにかなりの差が。付けすぎの失敗も防げるし、なにより自然に元気に見える、ママメイクには大切なプロセス。
(3)ニコッと笑って高くなる部分を中心に、周りにテンポよくぼかし広げていって
まずはニコッと笑って高くなる部分に2タッチくらい。その後、そのまわりにも軽いタッチでトントンと広げながら、円を描くように自然にぼかしていきます。このような練り状のカラーは、一度のせたら手早くなじませるのがムラづきせず自然に、かつ、ツヤっぽく仕上げるコツなんです。
冬の寒い朝はただでさえ血色感がない上に、寝不足や乾燥で肌もパサついて、「お疲れ顔」に見えがちですよね。
でも、透明感のある「赤」を頬&唇にうっすら効果的に足すことで、お疲れ顔が一気にイキイキと見えるんです! 覚えておきたいのはツヤっぽさのある練り状の赤コスメを使うということ。今回使ったマジョリカ マジョルカの赤コスメは、そんなお疲れママを救ってくれる優秀アイテム(しかもお手軽値段!)なので、ぜひ手に入れてみてください。
なんとなく顔色が冴えないな、と感じた朝、「疲れてる?」と同僚につっこまれてしまったとき、ぜひ実践してみてくださいね!
今回メイクを教えてくれたのは…
profile
齋藤 有希子 YUKIKO SAITO
2003年資生堂入社。HAKUの木村文乃さんなど資生堂のCMや広告でメイクを担当。ほどよくトレンドを落とし込んだ、簡単でわかりやすいメイクアップ提案に定評が。8歳の娘、5歳の息子をもつ2児の母でもあり、2018年2月からビューティーでママを応援するプロジェクト「らしくfor mommy」を立ち上げ、ママ向けのセミナー活動なども精力的に行っている。
プライベートでは40代のエイジングを楽しむべく、家族でご近所ランニングや冬スキーなど「にわか」アクティブ”活動中。
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撮影/齋藤裕也(t.cube)