今回は、小学生の子どもを持つ63人の女性に使用済みの教科書やテストの答案用紙をどのくらいの期間保管しておくのか、聞いてみました。
テストの答案用紙は、「長期間保管しない派」が多数!
nullまず、テストの答案用紙は、家庭でチェックして一定期間が経過したら処分している家庭が大半でした。
処分する時期としては、
・見て間違いを直したらすぐ捨てる
・学期末に捨てる
・年度末にまとめて捨てる
という回答が多く見られました。一方で、「とっておく」「まだ捨てたことがない」と回答した人は、98人中3人と少数派。
中には「100点以外は捨てる」(39歳・主婦)という声もありました。
学年や学級の方針によっては、学年末までテストをファイリングしておく場合もあるかもしれません。
悩ましい教科書の保管時期…5人に1人が「2年以上保管」
nullテストよりさらに悩ましいのが、前年度の教科書の保管期間ではないでしょうか。処分にはためらいを感じますが、全てを保管しておくと、生活スペースが占拠されていくというジレンマもありますよね。
今回は、63人の小学生ママに回答してもらいましたが、家庭によって対応が分かれました。1位〜5位の回答をご紹介します。
1位・・・2年以上保管する(15人)
2位・・・進級から1カ月以内に処分(12人)
3位・・・1年間保管する(8人)
4位・・・2カ月〜半年間保管する(4人)
5位・・・子どもに決めさせる(2人)
という結果になっています。
保管しておく理由としては、
「子どもの気が済むまで取っておく。1年間つかった教科書に愛着がわくらしく、捨てたがらない」(39歳・主婦)
という声があるほか、
「兄弟がいるので、上の子が勉強した内容を知ってもらいたいという理由や学年が上がっても使う教科書があると事前に教えられているので最低1年間は保管している」(31歳・主婦)
と、兄弟を配慮した声もありました。
一方、すぐ処分する理由としては、
「学年が変わったらすぐ捨てる。5人家族3LDKなので置いておくところがないから」(38歳・主婦)
と、保管場所がネックになっている家庭が見受けられます。
さらに、「必要になりそうなものだけとっておく」という声もありました。
「3年が終わった時点で、国語、算数以外は進級した春に捨てた」(38歳・主婦)
「いるものだけ取っておく」(37歳・その他)
算数と国語の教科書は、漢字や計算方法を思い出すために、前の学年の教科書が役立つときがあるかもしれませんね。
今回は、テスト・教科書の保管時期についてのママたちのアンケートをご紹介しました。
学習内容が複雑になってくると、前の学年の教科書が役立つこともありますが、低学年の頃の教科書の保管は悩ましい問題ですよね。子どもの意見も取り入れながら、要・不要を見極めていきたいものです。