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ハンガーでも伸びない!収納スタイリストが伝授「衣替えの収納術」

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このゴールデウィークに一気に衣替えして冬物をしまおうというご家庭も多いでしょう。みなさん、毎年衣替えの収納に悩んでいませんか? そんな方のために、今回は「片づけはストレスフリーに暮らす近道」をモットーとする収納スタイリストの吉川永里子さんに、冬物衣類の種類別“おすすめの収納方法”をうかがいました。

衣替えの前に…事前の準備のポイント2つ

(1)衣類の仕分けを

「とりあえず一回とっておいて、次に出すときに捨てるか決めよう」なんて思いながら、収納ケースにしまっていませんか? 「それでは遅い!」と吉川さんは言います。衣替えは“仕分け”をする何よりのチャンス。まず、1シーズン着なかったものは引退させましょう。

着ないまま次のシーズンへ持ち越して、また着なかったとしたら、貴重な家のスペースの家賃を無駄にしているようなものです。

衣替えの時点で、次シーズンのスタメンをしぼって収納するように心がけましょう。

(2)外からわかりやすい収納を心がける

吉川さんは自宅の衣類をリスト化しているそうで、そうすれば、今自分が持っている服がすべて把握でき、無駄買いもなくなります。

そこまでしないにしても、収納の際にラベルを貼り、何が何枚入っているか、また子供ならサイズまで書いておくことをおすすめします。

そして収納ケースは透明な箱にして、外からも見えやすくしましょう。

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素材に合った収納方法

(1)織物

衣類が織物の場合は、ハンガーなどにかけて保管するようにしましょう。ただ、重いものは、4ヵ月もかけっぱなしにしていると伸びちゃいますよね。

そこで、吉川さん一押しの「伸びないハンガーのかけ方」をご紹介します。

まず、服を縦半分に折ります。そして脇の部分にハンガーのフックを置きます。袖と胴体を順番にハンガーの肩に沿って折り、バーに入れ込みます。これで完成です。

このかけ方であれば、伸びない、かさばらない、丈が短くなる、落ちない、と良いことだらけ。安心して保管できますね。

さらに、縦に連結すれば空間も有効に使えます。ぜひお試しください!

(2)編み物

編み物はたたんで収納するのがよいでしょう。その際は、襟元が正面を向くように、そして、収納ケースの幅に合わせてたたむことがポイントです。そうすれば入れたときに無駄なスペースが少なくなります。

そして圧縮袋か、100円ショップにあるようなジップ付きの袋に入れ、手で押して軽く空気を抜きます。このときに、ふわふわ感は残す程度にしましょう。

また、長期間保管するわけですから、折りジワがなるべくつかないように、折る回数はなるべく少なく、3つ折りで済ませるのが理想です。折る箇所ももともとシワがある肩口などを選ぶようにすれば目立ちません。

(3)スーツ

スーツは上下セットで保管するようにしましょう。クリーニングに出したら、ビニールは取り、防虫効果のあるカバーをかけておきます。

ここではハンガー選びがポイントです。パンツを折ってかける場合は、折りジワをなくすために、バー部分に太さのある木製のハンガーがおすすめです。上着も肩幅に合ったハンガーを選びましょう。

(4)スカート

スカートにはクリップのあるハンガーを使いますが、その際は欲張らず、1ピンチに1着ずつかけましょう。1ヶ所に複数かけてしまうと、取るときに面倒ですし、奥にあるものの存在は忘れられがち。着る機会も減ってもったいないことになってしまいます。

(5)ブーツ

革製のブーツなどで一番こわいのはカビですよね。まずはしまう前によく拭いて、しまう際も除湿剤を一緒に入れましょう。

できれば専門用具に頼ることをおすすめします。最近では、透明のプラスチックでできたブーツ専用ケースが売られています。型くずれせずに効率良く収納できて便利です。

もしケースを置く場所がなく、シューズクローゼットにそのまま入れておく、という場合は、夏の間に一度はブーツの様子を覗き、拭いてください。カビは同じところに何度も生えてくるので、“放置”が一番危険です。結局カビだらけになって新しいブーツを買う、なんてことにならないように、セルフメンテナンスをしっかりしましょう!

このほか、くっつきやすいレザー素材はたたまない、ファー類は折り曲げない、フェイクファーやモヘアは毛が抜け落ちやすいので、単体で袋などに包んで保管する、といったように、素材によって上手に収納方法を使い分けましょう。

防虫剤・除湿剤・消臭剤の使い方

動物性のウールやシルク、カシミヤなどは虫が食べやすいので、防虫剤は必ず入れましょう。収納ケースの大きさに合わせて適量を衣類の上に置きます。

また、新築のマンションは建築材から来る湿気が意外に多いので、クローゼットや押入れの中に常に除湿剤を入れておくとよいでしょう。

消臭剤に関しては、しっかりと洗濯やクリーニングすればマストではありません。ただ、タバコの匂いが染み付いている場合、一回洗濯しても取れないこともあるので、消臭剤を入れたり、他の衣類とは分けるなど工夫が必要です。

 

いかがでしたか? 衣替えの「しまう」作業には、“長期間の心づもり”が必要ということです。洗う手間やクリーニングに出すお金をかけてでもとっておきたいものなのかをよく考え、残しておくなら、きちんとメンテナンスをしてあげましょう。

 

【取材協力】

※ 吉川永里子・・・Room&me代表、収納スタイリスト®、整理収納アドバイザー1級認定講師、スタイリングカウンセラー。

2008年より収納スタイリストとして活動を開始。片づけられなくて散々だった過去の暮らしを活かし、「片づけはストレスフリーに暮らす近道」をモットーに、ざっくばらんに整理収納について説く。個人宅の整理収納サポート、自宅セミナー、整理収納アドバイザー2級講座も開催中! ブログはコチラ

2017/5/1 WooRis掲載

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