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ダントツの1位はシンクのアレ。なくして正解!「キッチンまわり」のものランキング

年末の大掃除まで残りあと1カ月ほど。年の瀬にバタバタした挙句、結局、掃除が終わらなかった……なんてことにならないよう、今から少しずつ範囲を決めて、不用品の処分を進めていきましょう。

そんなわけで、今回は“キッチン”にフォーカス。20代~50代の女性336人を対象に、“捨てて正解だったと思うキッチンまわりのもの”をテーマにアンケート調査を実施しました。

第7位:保存容器・・・10票

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「保存容器は重ねて収納できる同じ大きさのものが5個あれば足りる。中途半端なものは場所をとるだけ」(41歳/その他)

「パスタ保存容器。場所を取るので。半分に折って普通の容器でよかった」(43歳/その他)

「保存容器。結局使うものと数は限られてくるので、長い間使っていないものを思い切って全部処分したら、収納スペースがすっきりして気持ちいいです」(50歳/コンピュータ関連技術職)

保存容器はいろんなサイズ、形状のものをたくさん揃えておくと便利そう……と思いきや、使い勝手のいいものはそのうちの一部ということが少なくありません。ほとんど出番のないアイテムや、使い古して汚れが目立ってきたものをこの機会に一掃すると、収納スペースがスッキリ!

第5位(同率):鍋、フライパン・・・11票

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「大きなお鍋。二人暮らしなので、不要だと思って処分したら、収納スペースにゆとりが出来た」(55歳/主婦)

「大きいサイズの鍋。パスタやカレーのときなどには活躍するが、普段使わないし場所を取る」(40歳/主婦)

「フライパン類。2種類に減らしたが、これで十分」(50歳/総務・人事・事務)

家族構成やライフスタイルによりますが、鍋やフライパンが無駄に大きすぎたり、数が多すぎたりするとキッチンスペースを圧迫する原因に。筆者周辺でも、もう何年も使わないのに、結婚したときに実家から持ってきた巨大な中華鍋が捨てられない、という人がいます。

第5位(同率):100均グッズ・・・11票

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「100均で買った調味料とかを量るスプーン。全く使ってなくオブジェ化している」(38歳/営業・販売)

「100均のタイマー。すぐに壊れてしまったからです」(37歳/その他)

「100均のフライ返し。すぐに錆びて臭くなってしまった」(32歳/その他)

「100均の食器洗いメッシュ。スポンジと違い使い勝手が悪くて使っていません」(48歳/その他)

次々と新しい便利グッズが登場する100均。お店を訪れるとついいろいろ欲しくなってしまいますよね。もちろん、長く重宝する神アイテムも多いのですが、すぐに飽きてしまったり、何らかの不具合が生じたりして、使わないままキッチンに放置しているものがないでしょうか!?

第4位:食器類・・・12票

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「大きい平皿。たまにしか使わなくじゃまだし、小皿や深い器に入れても問題ない」(35歳/企画・マーケティング)

「結婚式等でもらったお皿。デザインが気に入らずに全然使っていなかったので、申し訳ないと思いながらも捨てるとスッキリ片付きました」(31歳/主婦)

「もらってから一度も使っていなかったお皿。これだけ使わなければ、この先も使いそうにないと捨てたら、スッキリした」(51歳/主婦)

新品同様の食器類を捨てるのは、何だか気が引けますよね。とはいえ、ほとんど使用機会のないものをためこんでは、一向に片付きません。たとえば、まる1年使っていないものは処分するなど、本当に必要なアイテムに絞ってみては?

第3位:水切りカゴ・・・14票

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「大きすぎる水切りカゴ。スリムなものにしたので作業台も広くなったし、乾いたらすぐ食器を収納出来るようになりました」(51歳/その他)

「水切りカゴを捨ててマットにしました。場所を取らないのですっきりしました!」(39歳/主婦)

「大きい水切りカゴ。場所も取られるのでない方がスッキリします。代わりに珪藻土を使っていますが、とても使い勝手がいいです」(22歳/その他)

洗い終わった食器を乾かしておく水切りカゴ。かなりの存在感で、調理の際に「正直じゃまだな」と思うことはありませんか? スリムなものに替えてなるべく食器をためない、マットで代用するなどして、スッキリ空間を目指しましょう。

第2位:キッチンマット・・・15票

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「キッチンマット。邪魔なだけだと思っていたので、なくしたら掃除もしやすくなった」(58歳/主婦)

「マットは本当に捨てて良かった。毎日洗えるものじゃないのに、常にそこにあるから、ごみが落ちて、しかも掃除機じゃ吸えないから、衛生的に良くない」(39歳/その他)

「マット。こまめに拭き掃除をするようにしたら、清潔感がましたと思う」(46歳/企画・マーケティング)

床の汚れを防ぐためのキッチンマットですが、逆に、掃除がしにくくなって不衛生だという声も。床にはなるべく何も置かず、汚れたらその都度拭いて、ピカピカの状態を保ちたいものですね。

第1位:三角コーナー・・・73票

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「三角コーナー。ぬめりが気になるので捨てた。生ゴミは新聞紙にくるみ、すぐゴミ袋に入れます」(53歳/主婦)

「シンクの三角コーナー。汚れやカビ等が付くのが気になっていたが、使い捨てタイプのゴミ袋にしたら汚れを気にすることもなく良かった」(51歳/総務・人事・事務)

「三角コーナーのザル。毎日洗ってないとぬめってくるし、最近では自立する三角コーナーの袋で十分だから。洗う手間もなくなってよかった」(46歳/主婦)

今回のアンケートでぶっちぎりの1位だったのは、三角コーナー。カビや悪臭の温床になりやすく、三角コーナーやその周辺の掃除は、本当にウンザリしますよね。

三角コーナーを使わず、生ゴミは軽く水気を切ってすぐ捨てるか、三角コーナーに代わる使い捨て系のアイテムを活用するなどしたほうが、キッチンのストレス指数が下がりそうです。

その他、あれもこれも捨ててよかった!

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調理の便利グッズ

「かき氷器、アイスクリーム器、コーヒーメーカー、ピーラーなど。季節物やなくても大丈夫なものは、結局出番が少ないくせに場所だけとる」(55歳/主婦)

「餃子を簡単に包むもの。工程が増えて逆に時間がかかる。捨ててすっきりした」(38歳/その他)

「温玉を作るツール。それがなくても家にあるお皿でできるため」(39歳/コンピュータ関連技術職)

「キャベツの千切りができるカッター。大きくて場所を取るので捨てた」(41歳/主婦)

「ワッフル製造器。掃除も面倒だし、別に編み目になる必要もないかと捨ててスッキリした」(50歳/金融関係)

調理のお役立ちグッズは、ブームが過ぎると持て余したり、便利そうに見えてかえって手間がかかったりすることがありがち。みなさんのキッチンにもそんなアイテムがありませんか?

いつの間にかたまるあれこれ

「マグネット。冷蔵庫にたくさんつけていたが、たくさんもいらないので必要な数を確保して捨てたらすっきりした」(53歳/主婦)

「ケーキ屋さんで買ったプリンなどの可愛い容器。可愛いけど使いみちがなかったので」(51歳/主婦)

「とっておいた割り箸たち。使わないのに場所をとってた」(33歳/公務員)

「輪ゴム。スーパーでもらうのを貯めていたが、耐久性が弱いしそんなに使う機会がないから」(32歳/広報・宣伝)

「レジ袋をもらわなくなったので今まで無駄にためていた。レジ袋がなくなってスッキリ」(48歳/営業・販売)

いつか使うかも……とためこんでいるあれこれ。思い切って処分するのが正解かもしれませんね。

食品系

「リキュール類。旦那の趣味でカクテルを作っていたのですがいろんな種類のリキュールがいつまでも残っていて、邪魔だった。作ることが減ったので思い切って処分した」(47歳/主婦)

「ストックしていたつもりの消費期限切れの調味料類や、乾麺など」(40歳/主婦)

保存のきくものだから……と油断していると、いつの間にか期限切れというのはよくあること。年末までにストック食品をチェックしましょう。

スペースの無駄づかいになりがちなもの

「トング。結局は箸を使ってしまい、いつも『あっ!』と終わってから気づく。それに場所を取るので要らない」(57歳/その他)

「菜箸。長くて収納場所に不便でした。普通のサイズの箸を菜箸として使用してみたところ、使い勝手が良かったので、菜箸は処分しました」(46歳/その他)

「洗い桶。つけ洗いで節約になるかな……と思ったけど、邪魔になりました」(55歳/主婦)

場所をとるわりには、活躍の機会が限られるアイテムも、思い切って処分してしまえば、「なんでもっと早く捨てなかったんだろう」ということになるかもしれませんね。

 

以上、“捨てて正解だったと思うキッチンまわりのもの”をご紹介しました。ものを捨てるのが苦手でキッチンがちっとも片付かない……とお悩みの人は、みなさんのコメントをぜひご参考にしてみてくださいね。

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