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物価高のこの時代!去年1年間で100万以上貯まった人は「ここ」を削った。簡単習慣をチェック

ここ最近の物価高により、出費がかさんでなかなか思うように貯金ができない人も多いことでしょう。貯金を増やすためには、まずは出費を抑える必要がありますが、何を削ったら効率良く貯金を増やすことができるのか悩むところですよね。そこで『kufura』では、去年1年間でお金が100万円以上貯まった、貯金上手な20〜70代の男女84人にアンケートを行い、「お金を貯めるために削ったもの」を教えてもらいました。

外食を減らしたり行く店のランクを下げる

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「外食費を削りました。これまでは月1回は家族で外食していましたが、それを半年に1回にしたことで、かなりお金が貯まりました」(46歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「外食は特別な日にしか行かないようにしました。どうしても家で食事を作るのが面倒な場合は、外食ではなくお惣菜や冷凍食品、レトルトなどを使うようにしています」(44歳・女性/主婦)

「外食を控えて、なるべく家で自炊するようにしたことにより、お金を貯めることができたと思います」(51歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「外食をする際、今までよりもお店を安いところに切り替えたことで、外食費を大幅に削ることができました」(69歳・女性/学生・フリーター)

「今までは会社の外に出て食べていたランチを、社内食堂で食べるようにしたら、だいぶお金を節約することができました」(58歳・男性/営業・販売)

いちばん多かったのは、外食を減らすというもの。そもそも外食はお金がかかるものですが、最近の物価高により、外食はさらにお金がかかるようになってしまいました。外食の回数を減らして家で作るようにしたり、行くお店を安めのところに変えるなどすることで、大幅に外食費を削ることができるため、その分貯金に回せるお金も増えるようです。

行きたくない場合は断るなど飲み会を控える

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「なるべく飲み会に行かないようにして、余計な出費を抑えました」(39歳・女性/総務・人事・事務)

「割り勘の飲み会には参加しないようにしました。飲まないのに割り勘になるのは、やはり不満が残るし、行かなくなったおかげで数万円のお金が浮くようになりました」(50歳・女性/主婦)

「好きでもない人からの飲み会の誘いを断るようにしたら、その分貯金が増えました」(38歳・男性/総務・人事・事務)

「外で飲む機会を減らして、宅飲みに切り替えました」(45歳・男性/金融関係)

貯金を増やすために、飲み会を控えたという人も目立ちました。仕事の飲み会などは、特に行きたいわけではなく、付き合いとして参加する場合も多いので、そういった飲み会を控えることで、出費が減るのはもちろん、余計なストレスがたまらないのもいいですよね。外で飲むのをやめて宅飲みに変えるだけでも、出費をだいぶ抑えられるようです。

食費を削るためにムダな買い物をなくすようにする

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「外食するときは必ず水筒を持っていき、外で飲み物などを買わないようにして節約しました」(53歳・女性/総務・人事・事務)

「コンビニでの買い物を控えて、ムダな出費をしないよう心がけました」(20歳・男性/その他)

「スーパーに毎日買い物に行くようにして、食品ロスを減らしたことで、食費を削ることができました」(53歳・女性/主婦)

「ふるさと納税を上手に活用して、食費を減らしました」(56歳・男性/営業・販売)

「買い物ついでにお菓子を買う習慣をやめたことで、食費が必要以上にかからなくなりました」(54歳・女性/主婦)

貯金を増やすために、食費を削るのがおすすめという人も。体のことを考えると、食費を極端に減らすのはNGですが、外出時に水筒を持参する、コンビニでの買い物を控える、食品ロスを減らす、お菓子を買うのをやめるといった、ムダな出費を抑えるように心がけることで、無理なく上手に食費を削ることができるようです。

ガス・水道・電気などの公共料金を節約する

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「光熱費を削減するようにしました」(70歳・男性/その他)

「水道光熱費と通信費を見直して、ムダを削りました」(56歳・男性/その他)

「水道光熱費の節約です。特に水は、米の研ぎ汁を植物の水やりに使ったり、シャワーヘッドを交換して節水するなどして、水道代を削るようにしました」(53歳・女性/主婦)

どこを削ったらいいのかわからないという場合は、まずは公共料金の見直しや節約をしてみましょう。今はいろいろなプランの中から自分に合ったものを選ぶことができるので、見直しをするだけで公共料金を大幅にカットできる場合も。また、こまめに電気を消したり、水を再利用するなどして、電気代や水道代を節約するのもいいですね。

ほかにはこんなものを削るのもおすすめ!

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「今までよりも旅行の回数を減らして、その分のお金を貯金に回しました」(48歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「アウトドア、自動車、パソコン関係など、比較的お金がかかる趣味を自制しました。年間で数十万円程度はかかっていたので、削減効果は大きかったと思います」(74歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「服はフリマで買うようにして被服費を削り、かつ不用品はメルカリで売って、貯金を増やすようにしました」(51歳・女性/主婦)

「流行に左右されない衣料品を大切に着るようにして、洋服にかけるお金を削りました」(55歳・男性/総務・人事・事務)

「タバコをやめて、その分の浮いたお金を貯金に回すようにしたら、思った以上にお金が貯まってよかったです」(55歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「とにかく必要ないものは買わないようにして、節約しました」(59歳・男性/会社経営・役員)

ほかにも、お金を貯めるために削ったものはいろいろありました。旅行に行く回数や自分の趣味に使う費用を削ると、かなりの効果がある様子。また、フリマを活用したり、流行に左右されない服を買うなど、被服費を削った人も目立ちました。もちろん、必要ないものは買わないようにするというのも、基本中の基本ですが、徹底する必要がありそうです。

いかがでしたか? お金を貯めるためには、日々の小さな積み重ねが大切です。ご紹介した皆さんが削ったものを参考に、上手に節約して貯金を増やしていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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