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人生に失敗はつきもの?貯金1,000万円以上の人が「後悔しているお金の使い道」TOP7

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人生に失敗はつきものですが、なかでも金銭に関しては「あの無駄遣いがなければ今頃もっとお金持ちになれていたかも……」と思う人が多いのではないでしょうか。

以前、『kufura』では男女500人を対象に“後悔しているお金の使い道”をテーマにアンケート調査を実施しましたが、今回は30代以上で貯金が1,000万円以上ある男女130人にターゲットを絞りました。貯金1,000万円以上といえば、庶民から見ればお金持ちの部類ですが、そんな彼らがどんな無駄遣いを悔やんでいるのかランキング形式でご紹介します。

第7位:自動車・・・9票

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「車の2台持ち。意外と1台だけでも生活できたので、維持費がもったいなかったと思っています」(35歳女性/主婦)

「マイカー。月に何回も乗らないのに駐車場代や保険など多額の金を使っていた。レンタカーで十分だった」(63歳男性/営業・販売)

「車道楽です。車好きで、これまでに国産中古車1台、国産新車2台、輸入新車7台を乗り継いできました。当時はワクワクでしたが、過ぎ去ってみれば若気の至りが出発点になった無駄遣いでもありました」(72歳男性/研究・開発)

車はそれ自体が高価であるのもさることながら、ガソリンや駐車場、保険、車検、税金など維持費がかなりかさみます。支出を抑えて貯金を増やすには、なるべくマイカーにお金をかけず、公共交通機関やレンタカーなどを利用するのが得策かもしれません。

第6位:お酒・・・10票

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「毎日のように外に飲みに行ってたのを、もう少し自制してればもっと貯まってたとは思う」(45歳男性/営業・販売)

「毎日毎日お酒やビールを飲んでいたが何とも無駄なことで有った」(74歳男性/研究・開発)

「飲みすぎて記憶のない散財」(61歳男性/その他)

お店で飲むと、一杯数百円ほど。宅飲みではそれより安く済みますが、家の気楽さもあってか、ついダラダラ何杯もおかわりしてしまいがちです。いずれにせよ、アルコールは結構な金食い虫。毎日晩酌三昧ではなく、休肝日を設けたり、お酒に使う予算を設定したりして、家計とのバランスをうまくはかりたいところです。

第5位:人付き合い・・・12票

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「仕事仲間によくおごって貯金ができなかった」(69歳男性/その他)

「あまり気の乗らない誘い。友達から食事やお出かけの誘いを受けると気が乗らなくても出かけたが、今思えば一回で使う額も少なくなく、その分のお金を貯めておけばよかったと思っています」(47歳女性/その他)

人付き合いにかけるお金をケチケチしすぎると人生が貧しくなりそうですが、かといって、“いい人”すぎるのも考えもの。特に、自分の心が満たされない関係に渋々ながら身銭を切り続けるのはもったいないかもしれません。

第4位:趣味・・・14票

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「フィギュアの収集。300万円くらい使った」(58歳男性/営業・販売)

「ゴルフを始めて約40年たちますが、ゴルフのプレー代や交通費、ゴルフ道具など今まで使ったお金を考えるとぞーっとしてしまいます。ストレス発散に役立ったかもしれませんが他の方法でもストレス発散ができただろうと思います」(75歳男性/その他)

「スノーボードに20年間で2,000万円以上使いました。ボードやブーツ、ウェア、車、スタッドレスタイヤ、スキー場のリフト券や、毎月北海道に滑りに行っていたので飛行機代など。スノーボードをしていなかったら、安い中古のマンションは購入できました」(59歳男性/営業・販売)

上記以外には、ゲームの課金、海外旅行、アイドルの推し活を挙げる人も。趣味にお金をかけないストイックな生き方も味気ない気がしますし、なかなか難しい問題です。

それにしても、筆者としては、“何にいくら使ったのか”について、コメントが具体的なのに感心してしまいました。さすが貯金1,000万円以上の人たちは、ただ漫然と浪費するのではなく、お金の動きがしっかり頭に入っているのですね。

第3位:たばこ・・・17票

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「たばこ代。健康にも悪いし、毎日2箱吸っていたのでトータルで相当な金額になると思う」(62歳男性/その他)

「タバコですかね。1日1箱以上吸っていましたから、それを30年として計算すると結構な金額になります」(69歳男性/公務員・団体職員)

「たばこ。40年間吸ってきたので相当な金額になると思う」(63歳男性/企画・マーケティング)

お財布にとっても健康にとっても、百害あって一利なしのたばこ。依存性もあるため禁煙は困難だといわれますが、筆者の知人で禁煙アプリを活用してたばこから卒業できた人がいます。その人曰く、自分が我慢した本数に応じて節約できた金額がわかるおかげで、モチベーションが維持できたとのことです。ただ何となく「たばこやめなきゃ」ではなく、成果を視覚化するのは有効かもしれませんね。

第2位:ギャンブル・・・18票

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「競艇・競輪・パチンコ・スロット・宝くじ……一つも大当たりしませんでした。深く後悔です」(75歳男性/その他)

「若い頃のギャンブル。初期の頃のパチスロは情報があまりなく簡単な立ち回りで儲かった。それでハマってしまい会社員になってもよく打ってトータルで負けていた。数十年で間違いなく何百万も負けてると思う。あんなタバコの煙モウモウの中でよく打っていたと思う」(60歳男性/その他)

「パチンコ。パチンコは駅から家に帰る道中にあるのでついふらふらと入店する。パチンコをしだすとなかなかやめられない。週に4回は入り、閉店の音楽が鳴る23時までいることが多かった。たまに勝つとそれにつられて、また行くことになる。負けることがわかっているのに止められない。年間で100万円は損してた。65歳で足を洗いましたが20年間ぐらいはパチンコにつぎこみました。ああもったいない」(72歳男性/その他)

年間100万円で20年ということは、2,000万円……。「儲かるかも!?」という一瞬のワクワク感と引き換えに、それだけの大金を失ってしまうだなんて悔やんでも悔やみきれません。

第1位:投資・・・19票

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「投資した3,500万円が0円になった。後悔している」(74歳男性/その他)

「銀行から提案された投資の件で結果的に赤字になり後悔しました」(64歳女性/その他)

今回のアンケート対象者は貯金1,000万円以上限定。かなりお金のリテラシーは高い層だと思われますが、「そんな人たちがこんな手痛い失敗をしているのか」と意外に感じたり、他方で「いや、お金持ちだからこそ失敗のスケールもでかいのか」と妙に納得したり……。

もちろん投資は失敗から学ぶこともありますし、うまくいけば資産を増やすチャンス。とはいえ、そうそうおいしい儲け話などはありえないということは肝に銘じたいところです。

その他、こんなお金の使い道を後悔!

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「ランチで食べていたお弁当やレストランの食事代。一食1,000円位をお弁当にして、貯めていたら結構貯まったと思う」(48歳女性/総務・人事・事務)

「喫茶店のコーヒー。自分でいれるかせめてコンビニコーヒーにしておけば、もっとお金が貯まっていた」(56歳男性/研究・開発)

「生命保険、火災保険 30年くらいかけており累計では相当な金額になる。しかし、結果論でしかない。安心を買ったと思っている」(62歳男性/企画・マーケティング)

「好きなジュエリーなど買い集めないで、最低限のものだけで満足し、貯金すべきでした。子どもが小さいうちは、少し余裕があったのに、その時は、あれば子どもの服などに使い……。もっと先を考えていたら貯まってた」(56歳女性/公務員・団体職員)

「ブランドのバッグ等。結局何度かしか使わないボストンバッグとか何十万のものを結構買っていたので」(46歳女性/総務・人事・事務)

ランチやコーヒーの話などは、庶民の筆者にも大いに心当たりがあります。こういう小さな無駄遣いも積み重ねれば大変な額にのぼるので、できるだけ抑えていきたいところです。

 

貯金1,000万円以上の人たちというと、スマートにやりくりしているかと思いきや、共感できるコメントも続々。お金持ちは無駄遣いしないわけではなく、失敗したときの反省が上手なのかもしれません。貯金1,000万円までまだまだ道半ばという人も、既に大台を突破してさらに高みを目指している人も、ご参考にしてみてはいかがでしょうか?

プロフィール

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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