NG習慣その1:衝動買い
null「たとえ1枚1,000円でも服の衝動買いをしない。洋服を買う時は家でじっくり考えてから、必要に応じてネットなども利用して買う」(47歳女性/その他)
「1万円以上のものは、衝動買いしない。少なくとも半年は寝かせて、本当に買うべきものかどうかを考えます」(53歳女性/主婦)
「3万以上のものは、いきなりは買わずに奥さんに相談する」(34歳男性/その他)
貯金1,000万円以上の人たちに“お金を貯めるために絶対にしないこと”を尋ねたところ、まず多かったのは“衝動買いをしない”との声。その場の気分ではなく、実に慎重に買い物をしている様子がうかがえます。
ちなみに、筆者知人によれば、衝動買いを予防するにはコツがあるとのこと。
「突発的に欲しいものに出くわしたときは、まず手帳に品名と価格を書き留める。少なくとも1日は冷却期間をおく。一晩で大抵は欲がおさまる。結局は買わなかったものの価格を合算すると、“こんなに節約できた!”と衝動買い予防のモチベーションになる」(48歳女性/コンピュータ関連以外の技術職)
ついつい無駄な買い物をしてしまう人は、“衝動買いをストップすることでどれだけ節約できるか”を見える化してみてはいかがでしょうか。
NG習慣その2:コンビニ利用
null「コンビニに行かない。すべてが割高なので」(35歳女性/総務・人事・事務)
「コンビニでドリンクを買わない。水筒を持参して水分補給をしています」(57歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「コンビニでは新聞しか買わない」(57歳男性/総務・人事・事務)
魅力的な商品であふれるコンビニは、ふらりと立ち寄るとついつい目的外のものまでカゴに入れてしまいますよね。必ずしも割高な商品ばかりではありませんが、ついで買いの誘惑に抗う自信のない人は、なるべくコンビニには足を踏み入れないのが賢明かもしれません。
NG習慣その3:飲食費の無駄遣い
nullさきほど“コンビニでドリンクを買わない”とのコメントがありましたが、それ以外にも飲食に関してさまざまな声が寄せられています。
「職場では自販機のコーヒーは買わずに、自分でインスタントコーヒーをいれている」(51歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「飲み物は外で買わず、家から持っていく」(54歳男性/その他)
「家族での外食は月1回だけにする」(51歳男性/その他)
「フードデリバリーを利用しない。原付や自転車で買いに行きます。そのほうが安いし、早いので」(51歳女性/総務・人事・事務)
コンビニコーヒーも従来の専門店と比較するとかなり割安感がありますが、好きな飲料をマイボトルで持ち運べばもっとお得! かりに1日あたり100円節約できるとして、1カ月に20日外出すると仮定すれば、1カ月で2,000円、1年継続すれば24,000円もの節約になります。こうしたささやかな習慣から改めていきたいものですね。
NG習慣その4:ギャンブル
null「パチンコなど無駄なものにお金を使わない」(52歳男性/その他)
「宝くじは絶対に買いません。絶対に当たらないと思います」(43歳女性/主婦)
「投資。損だけはしたくない」(42歳女性/主婦)
“億り人”という言葉があるように、投資は資産形成のひとつの手段ではありますが、運まかせでやみくもに行うとギャンブルも同然。一獲千金を夢見るよりも、堅実に! 投資は日々研究・分析を重ねながら行いたいものですね。
NG習慣その5:割高な交通手段の利用
null「タクシーは使わない。電車よりもなるべく自転車で移動する」(46歳女性/総務・人事・事務)
「タクシーを使わない。タクシーを使う必要がないよう、外出前に目的地の場所、最寄り駅からの距離、路線バスの路線図などを詳しく調べて移動費用が掛からないように心がけます」(45歳男性/その他)
「すぐに電車に乗らない。1駅だったら歩く」(53歳女性/主婦)
「歩ける範囲のところだったら30分以上かかっても歩く」(35歳女性/その他)
タクシーはもってのほか。電車もなるべく控えめに。有料の交通手段に頼らず、自転車や徒歩などできるだけ自分の足で移動すれば、節約できるだけでなく健康にもよくて一石二鳥!
また、2番目のコメントにあるように、事前に計画・準備する姿勢は、交通費に限らずさまざまな面で節約に役立ちそうです。
その他こんな意見も…
null「寄り道しない。寄り道すると買い物したくなるから」(54歳男性/その他)
「銀行の手数料は払わない。絶対平日にお金を引き出すようにしている」(41歳女性/主婦)
「むやみに預金を引き出さない。生活費は給料日に全額引き出して1カ月絶対にそれでやりくりする」(57歳女性/主婦)
「使うかわからないものは安くても買わない」(41歳女性/その他)
「サブスクを増やさない」(49歳男性/総務・人事・事務)
「金銭感覚が違う人と親密に付き合わない」(52歳女性/主婦)
一見するとお得なサブスクですが、頻繁に利用するのは最初だけで、長い目で見ると損なことも。ただやみくもにケチケチするのではなく、“本当に必要なモノやサービスにだけお金を使う”というポリシーこそが大切なのかもしれません。
以上、貯金1,000万円以上ある人たちのリアルな声をご紹介しました。「これなら私にもできそう」というアイディアがあれば、今日からぜひ実践してみては?