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「LINEの友だち登録、断ったことある?」「断りたいとき何て言う?」30~50代女性に聞きました

家族や友だち、仕事関係などの連絡手段として使われることが多いLINE。友だち登録をしていれば、リスト化ができて管理もしやすくなりますね。また企業の公式アカウントを友だち登録をしているとお得な情報が届くことも。便利な機能の「友だち登録」ですが、一方でわずらさしさもあるのかもしれません。

そこで『kufura』では、30代~50代の女性146人に「LINEの友だち登録について」アンケートを実施しました。その中でLINEを使っている人は125人、使っていない人は21人。この数字を踏まえて、LINEの友だちについての調査結果を紹介していきます。

LINEの友だち。多い人は500人超え!

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まず、現在の友だちの登録人数について聞きました。

0人~10人:36人

11人~50人:47人

51人~100人:19人

101人~200人:14人

201人~300人:6人

301人以上:1人

未回答、分からない:3人

LINEで友だち登録をしている人数について聞いたところ、幅広い回答がありました。2人や5人などひと桁の人もいれば、100人を超える人もいます。今回聞いた中では、50人以下が6割超という結果になりました。

頻繁に連絡がきて、それに対応する時間や手間を考えると、最初から友だちになっていない方がよいとの考えもありますね。

100人を超えるようなケースでは、普段使っているお店やメーカーと友だちになっていることも多いようです。割引のクーポンがもらえるなど、お得な情報も多く受け取れますよね。また中には友だちが582人という人も! そう答えたのは出版やマスコミ関係で働いている人なので、仕事でのつながりも大きな要因かもしれません。

友だち登録を断らない人の方が多数!

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LINEの友だち登録は相手が勝手に行うことではないので、つながりを持ちたくないならば断ることもできます。実際に断った経験があるかどうかを聞いたところ、以下のような結果になりました。

LINEの友だち登録を断った経験がある・・・20.5%(30人)

LINEの友だち登録を断った経験がない・・・65.1%(95人)

(全体の回答人数が145人で、LINEを使用している人数は125人のため、割合が100%にはなりません)

LINEの友だち登録を断ったことがない人の方が多くなっているものの、断った経験がある人も2割ほどいます。断ると人間関係が……と不安もありそうですが、なぜ断ったのでしょうか。

LINEの友だち登録を断った理由

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ここからはLINEの友だち登録を断った理由を見ていきます。

返事をしたり通知が頻繁にきたり、とにかく面倒!

LINEでやり取りしたいと言われるけれど、面倒くさいから」(36歳/その他)

グループラインを作られると面倒だから」(42歳/その他)

仲良くない人との連絡はストレスだから」(40歳/総務・人事・事務)

「連絡を取らなさそうなのに、とりあえずLINEでつながろうという人とは、“もう今はLINEやってない”と言って断ったことがある」(50歳/その他)

「古い友達とつながるのは微妙だなと思って断ったことがある」(53歳/主婦)

LINEの友だち登録をすると、気軽に連絡がくることもしばしば。返事をしないと「既読スルー」と言われてしまい、人間関係にヒビが入る可能性もあります。かといってLINEがくる度に返事をするのは面倒なのが正直なところでしょう。

特にそれほど親しくない人に対しては、どう返事をすればいいのか悩むことも。またグループラインを作ると通知が頻繁になるので、わずらわしいと感じてしまうのではないでしょうか。

お店の場合、クーポンもそれほど使わない

クーポンがもらえるといわれたが、面倒だから」(40歳/その他)

広告だったので」(35歳/公務員)

企業やお店を友だち登録しておくと、クーポンやセールの情報が届くこともあります。頻繁に利用するお店ならいいですが、そうでもないならば通知を確認することも面倒なのかもしれません。

またあからさまな広告になると、鬱陶しいと感じることも。お店や企業との友だち登録は、普段の生活にどれだけ関係するのかで受け止め方が違ってくるのでしょう。

友だち登録を断らないのはなぜ?

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LINEの友だち登録をした後には一定の面倒さがあるようですが、それでも断らない場合もあるとのこと。その理由は大きく3つに分けられそうです。

断るとその後の関係性が心配

相手に悪いので」(43歳/主婦)

相手と気まずくなる」(47歳/その他)

断ると角が立つから」(31歳/主婦)

友だち登録を断ると、相手は自分が受け入れられていないと思うものでしょう。そうするとその後の関係もギクシャクしてしまう恐れがありますね。場合によっては不機嫌になったり、悪口を言われたりするかもしれません。断った後のことを考えると、友だち登録をした方が気持ちが楽という思いもありそうですね。

どうやって断ればいいかがわからないから

断り方がわからない」(37歳/その他)

いい理由が思いつかないから」(42歳/総務・人事・事務)

LINEで友達になって! と言われ、それが嫌だとしても、うまい断り文句が思いつかない場合も。断ると相手にとっても何かしら嫌な感情が芽生えるものでしょう。相手に嫌な思いをさせずに断る方法が見つからないために、友だちになることもあるようです。

「いったん友だち登録」という感覚だから

断りにくいし、登録してもLINEしなければいいから」(52歳/その他)

必要なければ後で消せばいい」(58歳/その他)

ブロックすればいいと思うから」(54歳/主婦)

「受け入れるより断る方がストレスを感じるし、難しいから」(55歳/主婦)

その場の雰囲気や相手の気持ちを考えると、いったん友だち登録をしておこうと思う人もいます。連絡を取るのが嫌だったり、それほど連絡がこなかったりするならば、その後でブロックや削除ができます。後で対処ができるとわかっているので、その場では断らないようにするのも対応策になりますね。

LINEは連絡手段としてとても便利なものですが、友だち登録をすると頻繁に連絡がきたり返事をしたりと面倒さもあるのは事実でしょう。そのため断りたいと思うのですが、人間関係を考えると友だちになっていた方が無難という思いもありますね。LINEには悩みがつきものかもしれませんが、こんなやり方もあるそう。

あまりマメに返信しないかもと予防線を張っておいて、面倒なときは返さない」(43歳/主婦)

友だち登録をするときに返信しないこともあると伝えておけば、相手も理解をした上で連絡をしてくれるのではないでしょうか。先に「そういう人だから」とわかってもらうことも、快適にLINEを使う方法の1つになりそうですね。

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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