そこで今回『kufura』では、20~60代の男女470人に「来客用布団」についてのアンケートを実施。どのくらいの人が自宅に来客用の布団を用意しているのか、用意していない人は困ることはないのかなど、気になることを聞いてみました。
来客用布団、家に「ない」派が6割!
nullまず、「自宅に来客用布団(寝具)はありますか?」と聞いたところ、以下のようになりました。
ある・・・186票(39.6%)
ない・・・284票(60.4%)
自宅に来客用布団が「ある」と答えたのは約4割、「ない」は約6割という結果に。半数以上の人が来客用の布団を用意していないことが分かりました。
意外にも持たない選択をしている人が多いんですね。そこで、来客用布団を持っている人には所持数を、持っていない人には持たない理由を聞いてみました。
来客用布団、何組分の用意がありますか?
null1組・・・64票(34.4%)
2~3組・・・103票(55.4%)
4組以上・・・19票(10.2%)
来客用布団が「ある」と回答した人の多くは「2~3組」の寝具を所有しているようです。両親や義両親であったり、友人夫婦など、宿泊客は大人2人の場合が多いのかなと予想できます。また、小さな子どもであれば数人が一緒に眠ることもできますよね。
次いで多かった「1組」は、収納スペースの問題だったり、念のために1組を用意しているのかもしれません。「4組以上」の用意があるという人も1割ほどいました。
来客用布団を持たない理由は?
null第1位:来客がないから・・・242票(85.2%)
第2位:しまうスペースがないから・・・88票(31.0%)
第3位:レンタルすればいいので・・・12票(4.2%)
第4位:寝袋があるから・・・9票(3.2%)
第5位:その他・・・5票(1.8%)
一方、来客用布団を持たない理由として最も多かったのは「来客がないから」でした。家に誰かを泊めることがないのであれば、来客用布団がなくても問題ありませんね。そして「しまうスペースがないから」が続きます。圧縮をしたとしても、それなりの収納スペースの確保が必要となるので難しいところです。
最近ではレンタル寝具の手配も手軽にできますし、寝袋を使うというのもひとつのアイディアなのではないでしょうか。
来客用布団を持たないメリット・デメリットとは
null続いて、来客用布団を持っていないことで生じるメリットやデメリットについて教えてもらいました。
「収納場所に困ることないし、手入れも不要。必要になった時はレンタルすればよい」(62歳女性/その他)
「来客がないから、メリットしかない。布団はかさばるから」(57歳女性/主婦)
「いつ使うかわからない布団にスペースを取られない。でも、急な来客には対応出来ない」(41歳女性/主婦)
「収納スペースがかさばらないというメリットがあるが、来客があった時、家に泊めることができずに宿泊ホテルをとってもらわないといけないということがデメリット」(32歳女性/総務・人事・事務)
「布団がないので、と断わる口実になる」(60歳女性/主婦)
「収納スペースが不要なのがメリット。来客があればソファをベッドに変えて対応できるのでデメリットは感じない」(42歳男性/その他)
「余白ができて押入れが収納しやすくなった」(54歳女性/その他)
「収納スペース確保しなくていいのがメリット。レンタルだとすぐには用意できないのがデメリット」(41歳女性/主婦)
「寝具の購入コスト、場所コストはかからない。デメリットは人を呼ぶ気が無い=部屋が汚くなりがち」(47歳男性/総務・人事・事務)
「収納スペースに困らないメリットがあるが、急な用事で親戚が泊まりに来た時に雑魚寝を強いることになってしまうデメリットがある」(38歳男性/その他)
来客用布団を持たなくともデメリットは感じないという人が多かったのが印象的でした。突然の宿泊に対応できないという声もありましたが、だからといって持たないメリットを上回ることは少ないようです。
最後に来客用布団を使ったのはいつだったかな……なんて人は調査結果を参考に、本当に必要かどうかを見直してみるのもいいかもしれません。収納スペースを増やしたい筆者は、さっそく検討してみようと思います!
エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。