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【安田美沙子の暮らし方#2】アラフォーのボディケアは「肩甲骨」と「手作り発酵調味料」がキーワード

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4歳と2歳の男の子のアラフォーママとして、仕事に育児に忙しい日々を送る安田美沙子さん。その日常をギュッと詰め込んだ初の書籍が、2022年1月13日に小学館より出版されました。

出版を記念して、安田さんに、家のこと、体のこと、家族のこと……心地よく暮らす工夫を教えていただく短期連載、第2回はボディケアについて。

人生を変えた「ラン」から始まる笑顔な暮らし

安田美沙子さん初の書籍『美・食・走る–––私のゆる楽しい日々の習慣 安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし』(小学館発行)は、情報も写真も盛りだくさん。日々のインスタグラムのアーカイブなどを交えながら、ラン、ボディケア、料理、ファッション、そして大切な家族のことまで、等身大の安田さんに出会える1冊です。

書籍の中でも、ランについて熱く語っている安田さん。今回は、ランから始めるアラフォー世代のボディケアについて教えてもらいました。

カフェランでゆるく楽しく。走ることが家族のスタイルに

2008年からフルマラソンに挑戦する安田さんは、「走ることが人生を変えた」(安田さん。以下「」同)と話します。

走ることで、自分の体の状態がよく分かるようになり、さらに心配症でネガティブだったメンタルも“悩む前にやってみよう!”と、ポジティブに切り替えられるようになったそう。さらに“あんなに辛いことを乗り越えられたのだからきっとできる!”と、逆境でも負けない強い精神力も身についたと話します。

そんな安田さんに、マラソンを始めたいと思っているビギナー向けに、アドバイスを伺いました。

「これだけ長い期間走ってきて思うのは、1回目のフルマラソンがいちばん楽しかったな、ってこと(笑)。ゼロから一歩踏み出すのときはすべてが初めてで、何もかも新鮮。感じることもすごく多いし、比較する記録もない。今でも“楽しかったなぁ”としみじみ思い出します。

だから、本格的にランをしたことがない人が、私はうらやましい! これからいちばん楽しい時間を体験できるんだなって思うので、まずは少しずつでも始めてみてください!」

実は、安田さんも最初はウォーキングから始めたのだとか。

まずは1時間歩いてみて、そこから3km、4kmと距離を増やしていきました。そうすると自分のレベルが少しずつ上がっていくのを体感できるんです。まるでゲームをクリアしていく感じ。

だから、最初からガンガン走らなくてOK。少しずつ距離を伸ばしていく方が達成感があります。初めから10km走る必要はないので、1kmでもいいから走ってみる。ウォーキングから始めたっていい。でもその一歩はとても大きいはずです」

スレンダーな体型を常にキープ。まさに日々のランニングの賜物。

さらに、最近のおすすめは“カフェラン”とのこと。

出産前は、記録を狙って自分を追い込むトレーニングが多かったのですが、最近はエイドステーション代わりに、途中でカフェに立ち寄りコーヒーを飲みながらの、“カフェラン”をゆるく楽しんでいます。

カフェランといっても20kmくらい走るときもあり、“こんなに楽しいのに、こんなに走れた!”と、満足感も達成感も大きいんですよ」

さらに、車や電車で移動したのでは気付くことのできない、都内の隠れスポットを見つけることもできるそう。

おすすめは港区にある有栖川宮記念公園を通るコース。初夏に訪れたら緑が美しくて、まるで海外に来たみたい。こんな場所が東京にあったんだぁと感動して、それから息子たちを連れてザリガニ釣りにも行きました。こんな風にランでロケハンをしてから家族で行くことも多いですね。

最近は息子にもランニングを教えています。パパと初めてマラソン大会に出場する予定で、彼も楽しそう。走ることは自分だけの趣味じゃなく、家族みんなのライフスタイルになってきていますね」

忙しくてもこれだけは欠かさない「肩甲骨回し」

アラフォーとは思えないほど、スレンダーなボディが魅力的な安田さん。真似したいけれど、ハードな運動はムリ……という読者のために、おすすめのボディケアを聞いてみると。

なんといっても”肩甲骨回し”がおすすめです。すごく疲れているときでも、これだけは朝晩欠かさず毎日行っています。これだけでリンパ液が流れて、顔の表情まで変わりますよ!

寝る前に行うとスッキリして、肩こりも改善。もうこれだけでいいんじゃないかっていうくらい。忙しいときは歩きながらグルグルと肩甲骨を回しています(笑)。

私は昔は体が弱くて、年に1〜2回は高熱を出し、京都から母に来てもらっていました。でもランをするようになってから体の調子がよくなったんです。免疫力や体温が上がって、風邪もひきにくくなりました。昔は平熱が35℃台で朝がすごく苦手でした。今は朝からスッと気持ちよく起きられるようになり、体質も変わりましたね」

美沙子流“肩甲骨回し”はこんな風に

(1)足を肩幅に開いて立ち、背筋はまっすぐ伸ばす。ラクな姿勢で両手を肩に添える。
(2)そのまま両腕が両耳にかぶるように肘を真上に上げる。両腕は耳から離さずまっすぐに。自然な呼吸で行って。
(3)両腕を開きながら肩をグッと回して自然に前に戻す。肩甲骨をギュッと寄せるイメージで、(1)の体勢に戻ったら同様に繰り返し、30回続けて行う。

美味で万能な「発酵調味料」でパワーチャージ!

安田さんは、食育インストラクター、健康食コーディネーターの資格を持っていて、家族や自分の健康のために、手作りの発酵調味料を欠かさないそう。

麦麹にしょうゆを加えたものを保存容器に入れ、1週間ほど常温で発酵熟成させるだけ。作り方は簡単なのに、何にでも使える万能調味料。冷蔵で半年は持つ。

「お友達で料理研究家の真藤舞衣子先生に教わって衝撃を受けたのが、手作りのみそ、しょうゆ、麦麹、塩麹。作り方は簡単なのに、炒め物やお豆腐、野菜、何にでも万能に使えておいしいんです。

これらを取り入れることで、冷えが改善されて、体が根本から変わりました。みそ作りは子どもたちにも必ず参加してもらいます。私も祖母からみそ作りを教わったので、大豆からみそができること、誰かの手間がかかっていることをちゃんと子どもたちにも知ってほしい。

食って毎日のこと、私がどう食卓を整えていくかで子どもや家族の健康は変わり、寿命にも関わってくる気がしています。それってとても重要なことですよね。

食育について学ぶうちに、食べるときは必ずテレビを消して、家族みんなで“おいしいね”と言い合える環境を作ることが大切なことも学びました。テレビを消すと自然と会話も増えるし、食と向き合う姿勢が身についてきたように思います」

外側からも内側からもキレイになる努力を惜しまず、家族の健康についてのサポートも怠らない安田さん。安田さんのボディケアや日々の暮らしについてさらに詳しく知りたい人は、ぜひ書籍をチェックしてみてくださいね。

連載第3回は「家族との時間」について教えていただきます。


 

安田美沙子

1982年、北海道札幌市生まれ、京都府宇治育ち。タレント、ランナー、食育インスタラクター、健康食コーディネーター、ランニングアドバイザー、宇治市観光大使、(株)FOUR O FIVE代表取締役として、幅広く活躍。家族のために食育インストラクターや健康食コーディネーターの資格を取得し、食育活動にも力を注ぐ。

『美・食・走る–––私のゆる楽しい日々の習慣 安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし』

安田美沙子著 1,540円(税込) 小学館

撮影(インタビュー)/黒石あみ ヘアメイク/NANA 取材・文/岸綾香

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