買う前に知っておきたい！「ローソファー」って実際に使ってみるとどうなの？後悔した点、よかった点

「座り心地はよいが、立つのが面倒だった」（47歳男性／研究・開発）

「立ち上がりで膝にくる」（62歳女性／主婦）

「立ち上がるとき、足腰に力がいる」（61歳男性／公務員）

「自身が使う分には良いけれど立ち上がるのに困るのでお客様には勧められませんでした」（68歳女性／総務・人事・事務）

ローソファーでの後悔として最も多かったのは、“立ち上がるのがしんどい”という点。普通の高さの椅子であれば腰を浮かすだけで済むところ、ローソファーの場合、座面が低いという構造上、立ち上がるのに「よっこいしょ」と足腰に力を入れなければならないのが厄介です。

ちなみに、ローソファーの中でもひじ掛けの付いたものであれば、そこを支点として立ち上がりが容易になることもあるのだそう。ローソファーの購入はネット通販の雰囲気だけで選ぶのではなく、リアル店舗で実際に立ったり座ったりして使い心地を確認したほうがよさそうです。

「思ったより座り心地が悪く長く座っていると疲れた」（62歳女性／総務・人事・事務）

「足の位置が微妙なので安らがない」（55歳女性／主婦）

「ずっと座っていると膝が痛くなる」（44歳男性／その他）

「あまりくつろぎ感がなく、座りたい気持ちにならないので、めったに座っていない」（52歳女性／主婦）

ゆったりとリラックスできそうなローソファーですが、実際に使ってみると意外とそうでもないとの声も。ものによっては足を伸ばしたり、あぐらをかいたりした状態でずっと座っているうちに膝や腰が痛くなってしまうこともあるようです。

ローソファーと一口に言っても、高さや硬さによって座り心地は異なり、使用者との相性もあります。このあたりは、リアル店舗でちょっと試しに座ってみるだけではわからないこともあるので口コミなどをチェックする必要があるかもしれませんね。

「背の高いインテリアには合わない。何かの作業をするときにやりにくい」（44歳男性／金融関係）

「テーブルとの高さが合わないので、何か飲んだり食べたりするときが不便でした」（54歳男性／総務・人事・事務）

「ローテーブルがないと使いづらいので全体的に見るとインテリアとして邪魔だと感じた」（34歳女性／総務・人事・事務）

「テーブルやテレビの位置合わせが大変でした」（40歳男性／その他）

単体で見ると素敵なローソファーでも、いざ部屋に設置すると既存の家具との高さバランスが悪く、見た目的にも実用的にも不具合が生じてしまうという落とし穴もあります。

ローソファーを導入するのであれば、まわりの家具も低めのものにそろえたり、テレビをローソファーの目線に合わせた高さに設置したりなど、部屋全体のリニューアルを行うのもよいかもしれません。

「どうしても寝転んでしまうので、自然と自堕落な生活になる」（65歳男性／その他）

「掃除機でソファの下を掃除できなくて、クイックルワイパーを使うしかなかった」（39歳女性／総務・人事・事務）

「直ぐに犬と猫に占領された」（69歳男性／会社経営・役員）

掃除がしにくいというデメリットを回避するには、移動できるタイプのローソファーを選ぶのも一つの手。その他、ついつい寝転んでしまうというのは、それほど寛げるというポジティブな見方もできなくはないですが、うっかりうたた寝してしまったり、そこから動けなくなってしまったりなど、居心地がよすぎるのもなかなかの曲者です。ローソファーの沼から抜け出せない……なんてことにならぬようくれぐれも要注意！

「座って心地よさがありリラックスできました。スペースもそんなに取らないので狭い部屋などにはおすすめでした」（64歳女性／その他）

「足が伸ばせるので楽にテレビ等が見られる。背もたれを倒して昼寝が出来るのもイイ」（59歳女性／その他）

「子どもが飛び跳ねたりしても高さがないから普通のソファーより危なくないかなと思います」（43歳女性／主婦）

「人間用に購入したのに、当時いた愛犬が自分のベッドだと勘違いしてソファーの上で寝始めたので微笑ましかった。とても気に入ったようなので、買って良かったと思いました」（44歳女性／その他）

ローソファーでよかった点として最も多かったのは、のんびりリラックスできること。さきほど後悔した点として、座り心地へのダメ出しもありましたが、自分に合ったものを選べば満足度は高い傾向があるようです。

そして「人間よりもペットのほうが気に入ってしまったが、それでも良し！」との声もかなりありました。なんだか想像するだけでほっこりさせられますよね。

以上、“ローソファーで後悔した点、よかった点”について経験者の声をご紹介しました。家具は購入後に万が一気に入らない点が発覚しても、処分するにも手間がかかり、持て余してしまうこともあります。「こんなはずでは……」という事態を回避するべく、ローソファーの購入を検討中の人はぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか？