今回は、269人の既婚女性に、夏場のお弁当の“保冷剤代わり”に使っているアイテムについて、アンケートをとりました。
主婦が頼るお弁当の「保冷剤代わり」食品TOP5
null5位:冷凍ドリンク・・・5.2%(14人)
「麦茶をペットボトルに入れて、凍らせて弁当と一緒に包む」(42歳・会社経営)
「冷凍したパックジュースを保冷材代わりに入れる」(42歳・総務・人事・事務)
「凍らせたスポーツドリンク。お昼にはキンキンに冷えたドリンクが飲める」(28歳・総務・人事・事務)
ペットボトルや紙パックに入った飲み物を凍らせて、お弁当袋の中やバッグに入れておくことで、弁当箱の保冷に役立ちそうです。その際、ナプキンや袋に包むなどして“結露対策”を施し、荷物が湿るのを防ぎましょう。
4位:冷凍フルーツ・・・5.6%(15人)
「みかんの缶詰をタッパーに入れて冷凍したもの。保冷剤がわりになる」(49歳・主婦)
「冷凍みかん。弁当と一緒の袋にいれておくことで、デザートにもなる」(44歳・主婦)
「冷凍ブルーベリー。色合いがいいし、すき間を埋められる」(52歳・主婦)
スーパーやコンビニエンスストアには、マンゴーやパイナップル、イチゴなど、色とりどりの冷凍フルーツが売られていますよね。ビタミンやミネラルが不足しがちな夏場、フルーツで栄養をおいしく補給しながら、保冷対策もできるので、子どものお弁当にも活用できそうですね。
3位:冷凍したおかず・・・8.9%(24人)
「ゆでて冷凍したブロッコリーと揚げて冷凍したとんかつ」(39歳・主婦)
「冷凍したひじきや切り干し大根」(38歳・主婦)
「そうめん弁当のときに、めんつゆを凍らせて入れておきます。昼までには溶けるので」(50歳・主婦)
夕飯用に作った揚げ物やハンバーグ、煮物などを冷ましてから冷凍し、後日お弁当に入れることで食費の節約にもつながりそうです。少し濃いめに味をつけ、傷まないように工夫されている方も見受けられます。
食欲の落ちやすい季節には、のどごしの良いそうめんを弁当の主食にして「めんつゆを冷凍する」という声も複数ありました。
2位:冷凍したゼリー・・・17.4%(47人)
「凍らせたこんにゃくゼリー。自然解凍できて、おいしい」(27歳・金融関係)
「凍らせたゼリーは、デザート代わりにもなるし、汁も出ない」(29歳・主婦)
3位以降に大きく差をつけての2位は、ゼリーでした。溶けてもドロドロにならない固形のゼリーは、デザートとしても保冷剤としても秀逸。ポーションタイプ、カップタイプ、パウチタイプなど、それぞれの家庭でひいきの銘柄があるようです。
1位:自然解凍できる冷凍食品・・・22.3%(60人)
お弁当作りの時短だけでなく、保冷対策としても使える冷凍食品は、お弁当の保冷対策としてダントツの1位でした。冷凍技術が進化し、自然解凍でも美味しく食べられるおかずが増えています。
手作りの冷凍おかずは、解凍した際に水分が出てお弁当を傷ませることもあるので、「夏場は市販の冷凍食品に頼ってばかり」という方もいらっしゃるようです。
「自然解凍で食べられるお弁当用冷凍食品。保冷剤の役割を果たし、お昼にはおいしく食べられる状態になっている」(44歳・その他)
「冷凍食品のきんぴらごぼう。そのまま入れるだけでいいのでラク」(48歳・主婦)
「カップグラタンなど、冷凍のまま入れられるものを買っている」(60歳・主婦)
冷凍食品の中でも特に人気の食品は?
ちなみに、冷凍食品の中でも、ダントツの人気は枝豆。彩りや味、すき間を埋めるための使い勝手の良さから22人の方が回答していました。ゆでたものを自分で冷凍している方もいらっしゃいました。
「冷凍枝豆。そのまま解凍できるし、色合いもいい」(58歳・主婦)
「冷凍食品の枝豆を隅っこに入れる」(38歳・主婦)
「枝豆は栄養があって健康にもいいので、ゆでたら少量はお弁当用に冷凍しておくと、保冷もできて一石二鳥」(34歳・主婦)
以上、お弁当の保冷対策についてお届けしました。
今年の夏の暑さは本当に過酷。食品だけではなく、保冷バッグや保冷剤も利用して、内から外から保冷対策をしたいですね。子どものため、自分のため、パートナーのために作ったお弁当が暑さに負けないよう、しっかりと保冷できるように対策していきましょう!