皮をむかずに食べられるのもうれしい！
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爽やかな酸味が楽しめ、皮ごと食べられる手軽さも魅力のすもも。ひとことですももといっても、数多くの品種が作られているのですが、この日の神楽坂野菜計画では、山梨県産の「大石早生」と「レッドビュート」という品種が店頭に並んでいました。
ほかにも「ソルダム」、「貴陽（きよう）」などの品種が有名ですね。
「大石早生」は果頂部が少し尖っており、きれいな桃の形をしているのが特徴です。程よい酸味でさっぱりと食べられます。
「レッドビュート」は表皮が濃い赤色で、果皮に酸味が多く含まれています。果肉と一緒に食べるとバランスが良く、皮も薄くて食べやすいのが特徴です。どちらも6～8月が出荷時期で、旬は7月頃です。
すももにはカリウムや食物繊維、ビタミン類や葉酸など、健康的な身体づくりを手助けする栄養素がたくさん含まれています。
おいしいすももの選び方
nullすももを選ぶ際には、色が濃く、皮にハリがあってずっしりと重みのあるものを選びましょう。さらに、桃のように縦に入っているクビレに対し、左右対称にふっくらと膨らんでいるものがより良いとされています。
表面に白く粉を吹いたように見えるのはブルームと呼ばれるもので、果実から自然に分泌されている天然の成分です。新鮮な果実ほどしっかりと付着しているので、ブルームの付き具合も判断基準になります。
すももの保存方法と食べ方
null日持ちしにくいので、新聞紙などに包んでから袋に入れ、冷蔵庫で保存します。凍らせてシャーベットのようにして食べるのもおすすめ！
ジャムやコンポート、果実酒にしてもおいしいですよ。
この日お店から家に持ち帰ったのはレッドビュート。まずはそのまま、娘と一緒におやつにいただきました。果物は皮をむくのが面倒、という方も多いと思いますが、すももは皮ごと食べられるので楽ちんです。
皮の部分は酸味が強いですが、この甘酸っぱさが個人的には好きで、一口かじると暑さで疲れた体がしゃきっとします。
一度に食べきれなかった分は砂糖と水、レモン汁と一緒に煮てコンポートにしました。こうすると酸味が和らぐので子どもでも食べやすいと思います。ヨーグルトやバニラアイスに添えたりして、夏のデザートとして楽しむのも良いですね。
7月の畑通信：暑さを味方につける「太陽熱消毒」
nullこんにちは！ 畑通信担当の阿部です。7月に入り、厳しい暑さが続いていますね。今回は、この暑さを活用して行う「太陽熱消毒」についてご紹介します。
太陽熱消毒とは、雑草を抑制する手法のひとつ。畝（うね）の部分にビニールなどで覆いをかけて密閉することで土の温度を上げ、雑草の種や虫などを死滅させます。無農薬農業には欠かせない工程です。
春から秋にかけての暖かい季節には、野菜の種をまく前に1カ月くらいかけて行いますが、夏は2週間前後で完了します。暑さで屋外での作業が大変な時期ながら、その暑さを逆手に取って、元気な土づくりを進めています！
【取材協力】
神楽坂野菜計画
東京都、神楽坂にある八百屋さん。取り扱うのは、全て農家直送の無農薬栽培／特別栽培の野菜。野菜のほか、無添加調味料・お店の野菜を使用したオリジナル食品などの開発も。
年間700種類、常時250種類の野菜・加工品を揃える一方、東京都日の出町にて自社農園も経営し、サラダハーブなどの栽培にも取り組む。
公式ホームページ：https://yasaikeikaku.com/
公式Instagram：https://www.instagram.com/kagurazaka_yasaikeikaku/
