オシャレな羽織感覚で着られる、リラックス感のあるジャケット
nullピックアップしたのはこちら、無印良品の「起毛テーラードジャケット」です! 最近「MUJI Labo」のリニューアルが話題となりましたが、本家だって負けていません。
価格:7,990円(税込)
カラー:ブラウン
素材:(表地)ポリエステル80%、ウール20%(裏地)ポリエステル100%
サイズ:S
シングルボタンのテーラードって、どうしても通勤スタイルの印象が強いですが、こちらは不思議とそんなことなくて。全体的にゆったりとした、ボクシーなシルエットだから、生真面目すぎず、リラックスした印象で着られる一枚です。
トラッドな雰囲気をもつ「オシャレな羽織感覚」として取り入れたいところ。学校行事などにも対応できそうなデザインです。
あえての「お仕事シーン以外」で考えるジャケットスタイル
null白ブラウス&黒パンツなどを合わせればビジネススタイルになりますが、今回はあえてスルー。ジャケットの汎用性の高さを証明したくて、コーディネート実例は「もし、このジャケットをお仕事以外で着るとしたら……」という発想でつくってみました。
【Style01】サテンスカートとの素材のメリハリが、着こなしを立体的に
起毛感のあるウール混ジャケットと、サテンスカートという相反した素材を組み合わせて、今っぽさを感じるコーディネートに。
ちなみにスカートは【vol.93「ユニクロ」のサテンスカート(3,990円)】でご紹介したものです。サテンやベロアといった光沢素材は、今季のトレンドです。トラッドなジャケットに華やかさが生まれて、レストランでのランチや、美術館巡りといったシチュエーションに合う着こなしに。
【Style02】デニムonデニムを、ジャケットの効果でサマに見せる
フリルが付いたデニムシャツと、すそが切りっぱなしのストレートデニムのコンビネーション。ちょっと勇気がいるカジュアルスタイルですが、上からジャケットを羽織ることできちんと感が生まれ、ハードルが下がります(ぜひお試しを!)。
足元は白いスニーカーで軽やかに。週末、女友達と会うときや、お買い物へ行くときをイメージしました。
普段、ジャケットを着ないという人こそ手に取ってほしい
null正直最初は、「無印良品でジャケット」というのにピンとこなかったのですが、実際に試着してみたら、なかなかのクオリティにびっくり! 生地や縫製もしっかりしていますし、袖口にきちんと(飾りですが)ボタンもあしらわれているなど、ディテールも凝っているんです。
なんでも値上がり時代の今、これが7,000円台なんて信じられない……。普段はジャケットをあまり着ないという人も、これならうれしいのではないでしょうか。
さまざまなシーンで使える一枚、ぜひトライしていただきたいところです。
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。