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子連れ海外15回以上!ファッションエディターが教える「冬に南国に行くときの服装」のコツ

寒い季節にグアムやハワイ、アジアンビーチなどの暖かいところへ旅行するとき、日本と旅先の温度差ゆえ、どんな服装で行けばいいか迷いますよね。

そこで、子連れ旅を15回以上しており、ママ目線のガイドブック『子連れGUAM』も出版した、わたくしエディターの高橋香奈子が服装のコツを紹介します。出発前の日本でも寒くなく、飛行機の機内でも快適で、旅先では暑くない! さらには、邪魔な衣類を極力増やさないためにはどうすればよいのか。親子の旅行ファッションのすべてが丸わかりですよ!

子どもは、ミルフィーユ状の重ね着ならどんな気温でも快適に

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Tシャツ×シャツ×パーカ×ダウン。薄手のものを重ねて

寒い冬の時期に、暖かい南国へ旅行するときのファッションのコツは、薄い物を何枚も重ねて、その場に合った体温調節をしやすくしておくことです。

子連れで15回以上子どもと旅行をした筆者が、その体験から実践していることです。

家を出るときはダウン必須。空港に着いたらダウンを脱いで

いくら自宅から空港までが1時間程度だとしても、いくら空港まで車で向かうのだったとしても、アウターを持っていかないのはけっこう勇気のいる選択。

なぜなら、大人と比べて体温調節が苦手な子どもの場合、出発時に風邪をひかせてしまったのでは、せっかくの旅が台無しになってしまうから。少し荷物は増えますが、必ず防寒アウターを着せるようにしています。

そして、飛行場に着いたら、アウターはバッグの中にしまって。もしそれでも暑いと言ったら、パーカの下に着せている長そでのシャツも脱がせて。前開きになる薄手のものを重ねておくと、脱ぎ着もラクチンなんですよ。

ちなみに、脱いだアウターは空港でスーツケースにしまう、という方もいらっしゃると思いますが、私は機内持ち込みのバッグに入れておきます。思いのほか飛行機内が寒いとき、ブランケット代わりに役立つことがあるからです。そのため、モコモコしすぎない、薄手のダウンを選ぶとかさばりにくいですよ。

いちばん下に着ているのは半そでのTシャツ。即、南国に対応できるスタイルに!

飛行機が現地の空港に着いたら、飛行機の中ではおりものをすべて脱がせ、トップスはTシャツだけにさせます。そうしておくと、飛行機を降りた瞬間に感じる、南国特有の気候も気持ちよく感じられますよね。

飛行機を降りてからではなく、降りる前にはおりものを脱がせるのは、降機が始まったときにスムーズに動けるようにしておくため。子連れでの旅行はなにかと荷物が増えてしまうものです。邪魔になるものを、予めバッグにしまっておくことで、子どもも自分もストレスなく、もたつかず、行動できますよ。

ママファッションも子どもと同じく、ミルフィーユ状に重ね着

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空港に着いたら、ダウンを脱いで過ごしやすく!

寒い時期に暖かいところへ行くときのママファッションも、キッズファッションと考え方は同じ。

この写真の場合は、シャツ、パーカ、ダウンを重ね着しています。もちろん、いちばん下は半そでにしてもOKです。私がシャツを選んでいる理由は、単にTシャツよりシャツが好きということもありますが、長そでだと現地に到着したときに紫外線対策として便利なのと、そのままホテルにチェックインするので、だらしなく見えないようにしておきたいからです。

旅アウターは、コンパクトになるユニクロのウルトラライトダウンが便利

日本を出発するまでは必ず必要だけれど、現地では使うことのないアウター。

しっかり防寒ができるロングアウターでも、ペットボトルサイズまで小さくなるユニクロのウルトラライトダウンはとっても便利。もう何年も使い続けていて、なくてはならないアイテムです。

筆者は、この年末年始に南国への旅行を予定しているので、そのときにも大活躍させるつもりです!

撮影/坂根綾子 構成/高橋香奈子

【参考】

高橋香奈子(2018)『子連れGUAM~ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾート~』(ワニブックス)

12回の子連れグアム旅行、約20回の子連れ海外旅行の経験を生かし、完全ママ目線・旅行者目線でつくられた1冊。子連れに向いたホテル選びのポイントから、飛行機内での過ごし方、旅行の持ち物リスト、現地での過ごし方、買い物&レストランスポット情報まで、すべて著者が実際に子連れで訪れ、ママのフィルターで納得したものだけ厳選して掲載。こんなに子連れ目線で、かゆいところに手が届くガイドブックはこれまでになかったと大好評で、即、重版出来。ファッションエディターならではのおしゃれでわかりやすい誌面も話題に。

2018年12月には同書の電子版も登場。いつでもどこでも見られて、便利に!

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