古着のような雰囲気が楽しめる洗練デザイン
nullこちら、「GU」のガーメントダイニットプルオーバー(長袖)、メンズ商品です。形はベーシックだけど、ヴィンテージなニュアンスたっぷり!
価格:2,990円(税込)
カラー:ブルー
素材:本体/綿100%、リブ部分/綿97%、ナイロン3%
サイズ:S(メンズ)
製品染めで、ダメージ風の加工を施したコットンニットです。編み地が裏返しになっているのが特徴で、そうすることで、あせたような色合いが実現。
身長156㎝の私がGUなどのメンズを買うときは、S、M、Lと試着します。今回は、ほどよくゆとりのあるSを選びましたが、さらにゆるっと着たいなら、サイズアップしてもいいかと。
ただニット自体はけっこう地厚、かつコットン素材なため、それなりに重みがあるので要注意。冬のウールやカシミアのニットを着慣れている今の時期は、体に負担を感じるかもしれません。
ですが、それだけに今の時期から(あったかインナーを仕込むなどして)着ても、寒々しい印象はなし。季節をまたいで活躍するアイテムが、今は大事ですよね!
ニットの風合いが着こなしにニュアンスを与えて
null製品染めが、勝手に雰囲気を醸してくれるので(笑)、ベーシックなボトムを合わせても、すぐに今っぽく。さらに春先に着てみたくなる、レイヤードスタイルも考えてみました。
【Style01】ブラウスとのレイヤードで華やかさをもたらして
ニットにゆとりがあるから、まだ寒いときは重ね着を駆使! もちろん普通のシャツも合うのですが、襟元にギャザーが寄ったブラウスを重ねて、顔まわりを明るくしてみました。
ボトムは、ニットのヴィンテージ感に合わせ、ルーズなシルエットをセレクト。
ただし、だらしなく見えないよう、足元はピンクのバレエシューズで、女らしさをのぞかせます。
【Style02】ニットの効果でフレアスカートの甘さを軽減
ボリュームのあるロングのフレアスカートを合わせて、大人っぽいカジュアルスタイルに。
ニットがメンズだから、全体が甘くなりすぎず、落ち着いた雰囲気で着こなせます。ブルー×ベージュの組み合わせも、軽やかでクリーンな印象です。
もし、洗いのかかったデニムがニットになったら……の気持ちで
null個人的な思い入れなのですが、こういった「製品染めのブルーのニット」というのに、惹かれがちです。
「洗いのかかったデニムを、ニットにしたらこうなった」みたいな雰囲気がありませんか? なんだかそれが、とても遊び心が効いている感じがして。編み方は違えど、似たようなカーディガンももってますし、過去にブランドコラボをしたときも、同じような色調のニットをつくってもらったことがあります。
形はベーシックだけど、染めのニュアンスが、着こなしを今っぽく見せくれる、なんだか「ちょうどいい」アイテムなんです。
さらに荒技ですが、このニット、肩から羽織るだけでもかわいい! そのままでも、レイヤードしても、サブアイテムにしても……抜群に活用しがいのある一枚として、めちゃめちゃおすすめしたいです。
今日もいいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。