都会的なフーディ、いや「アノラック」発見しました!
nullで、カフェってけっこう冷房が効いてますよね。アイスティーを飲みながらいうのもなんなのですが、ちょっと寒い……。なので、手持ちのカーディガンを肩にかけながら作業中。
外はまだまだ蒸し暑くとも、実際オフィスビルなども涼しいことが多いので、羽織ものは必需品です。夏中通して、バッグの中に常に入れているのですが、このカーディガンも、フル稼働しすぎて、そろそろ飽きてきたなぁ……と、思うこのごろ。 そういったシチュエーションに共感する人にも、今回ご紹介するアイテムは、合うのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、選んだのはこちら! ローリーズファームの「シアーアノラックロングスリーブ」です。
価格:7,150円
サイズ:フリー
素材:ナイロン100%
色:アイボリー
お恥ずかしながら私、「アノラック」という名称を、今回初めて知りました。こういう、プルオーバータイプのパーカのことをいうんですね。アウトドアとは無縁だから……。昨年あたりから注目されているアイテムですが、今年はこういったタウンユースのものも登場しているよう。
何がいいって、着ていてものすごく軽いんです。いきなり本格的なジャケットやウールのカーディガンは早すぎる今の時期、このくらいライトなものなら、使いやすいのではないでしょうか。さらに季節が進めば、この上にアウターを羽織ることも可能。思っている以上に長い時期、活躍しそうです。
カジュアルすぎない、大人のフーディスタイルに挑戦
nullアウトドア風のアイテムですが、大人の女性が街で着るなら、どうしたらいいか。そんなことを考えて2通りの着こなしを考えてみました。さっきも書きましたが、特に私は、アウトドア要素がほぼゼロ。無理している感じには、なりたくないのです。
【Style01】シックな黒タイトスタイルのアクセントとして投入
最もおすすめしたいのは、きちんと感のあるスタイルの、外しとして取り入れるパターン。インナーをタンクトップ(それも黒)にして、フーディのシアー素材を生かした組み合わせにしました。
裾をしぼると、自然とウエストマークされて、タイトスカートと合わせたときに、すっきりバランスよく決まります。
【Style02】やわらかい配色でリッチなムードを加味して
フーディのアイボリーを軸に、全体をクリーミートーンでまとめました。これならパンツスタイルでも、カジュアルになりすぎません。
パンツはコーデュロイ素材で、ちょっと秋のムードを。靴は白を合わせても見たのですが、あまりにもぼんやりとしている印象だったので、ブラウンのローファーで引き締めることに。それに合わせて、時計も同色にしています。
ちなみにカットソーは【連載vol.36「Reasy」のロゴT(2,980円)は、配色&素材が大人も着られる絶妙バランス】で紹介したものです。
スウェットのフーディとは違う、新鮮な存在がうれしい!
null今まで、スウェット素材のフーディを着ることはありましたが、それとはまったく違う存在感。繊細なシアー素材も女性らしいですし、アノラック(←覚えたて)デザインも、今っぽいですよね。
プルオーバータイプではありますが、何しろ軽いので持ち運びにも便利。そもそもシワ感のある素材なので、たたんでも気にならなそうですし、私、いつものカーディガンから脱却できるかもしれません。本格的な秋になったら、ジャケットの下とかにも着てみたいな。
今まで手にしたことのなかったアイテムだけに、これからのおしゃれの幅が広がりそうです。
今日も、いいお買い物、できました!
フリーエディター。ファッション誌の編集プロダクションに勤務の後、独立。現在は大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。現在Domaniでも「今日からは、自分のために服を着たい」を連載中。また、インスタグラム@editor_kaoでは私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。