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「生理用吸水ショーツ」5ブランド履き比べ!いま話題のフェムテック。半年使って見つけた選び方のポイント

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筆者は2020年5月にフェムテックブランド『Nagi(ナギ)』の吸水ショーツを使い始め、その後「月経カップ」も使いだし、ナプキンやタンポンは一切使わなくなりました! 本当に生理中も快適で、「またナプキン使いたい?」と聞かれても答えは「NO!」。それほど気に入っています。

いろんなメーカーからも吸水ショーツが出始め、気づけば5ブランドものショーツを使い比べてしまいました(笑)。もうナプキンでかぶれたりゴミ捨て時のいやな気分などなく、生理の憂鬱さが減り、吸水ショーツの虜になっています。

そんな筆者が、吸水ショーツ5ブランドのレビューや選び方のポイント、月経カップの使い方などをご紹介していきます。

そもそもフェムテックとは?

「Femtech(フェムテック)」という言葉をご存じでしょうか? 今年の「ユーキャン 新語・流行語大賞」にもノミネートされたホットなワードです。

フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、女性特有の困りごとを、先進的のテクノロジーを使ったサービスやプロダクトで対応しようという世界的なムーブメントのこと。

日本でも、今年6月、女性が活躍できる社会づくりの取り組みの一つとして、政府が“フェムテックの推進”を掲げました(※1)。生理周期アプリや生理用の吸水ショーツ、月経カップなど、技術革新が進んでいます。

吸水ショーツとは、ナプキンをつける場所に吸水性のある布地が縫い付けられたショーツのこと。8mlから多いもので150mlの経血を吸い取ってくれるものもあり、1日中交換しなくても漏れたりしない優れものです。1日あたりの経血量は多くて30mlほどと言われており(※2)、この量を十分カバーしてくれる吸水ショーツが各社から発売されています。

使用中は多少ひんやりと濡れた感じはあるものの、黒地のパッドなので経血を見なくて済んだり、ナプキンを持ち歩いたりする必要がないので、個人的にはかなりストレスが減ったんです。

※1 内閣府「経済財政運営と改革の基本方針 2021 について」
※2 働く女性の健康応援サイト「月経について」

吸水ショーツと月経カップのW使いをオススメしたい理由

吸水ショーツの紹介をするかと思いきや結論から申し上げまして、個人的には「吸水ショーツと月経カップの併用がベストでした!」という話からさせてください(笑)。

もちろん吸水ショーツ単体でもナプキン要らずで使えるのですが、空気に触れると酸化してニオイがちょっと気になる時も……。

しかし月経カップを使えば空気に触れることがないので、ニオイは一切に気にならず、たとえ少し漏れたとしても吸水ショーツを着用していればしっかり経血をキャッチしてくれて安心。

吸水ショーツと月経カップどちらも使ってみて挫折してしまったという方は、ぜひW使いをお試しください!

ちなみに、併用ということで補足しますと、吸水ショーツの中には、ナプキンと併用できるようにマチ部分が二重になっている“羽付き対応”ものがあったり、タンポン+吸水ショーツという使い方をする方もいます。

吸水ショーツ選びで注目したい、たった一つのポイント

1年半近く様々なブランドの吸水ショーツを使ってきて思ったことがありました。

それは、吸水量や機能性も大事だけれど、やっぱり使い心地や気分が上がるかどうかが重要だということ。

中でも意外とブランドで差が出たのが「質感」の違いです。

そこで、吸水ショーツ選びに迷った時に注目いただきたいポイントが「水着っぽいor肌着っぽい。どちらが心地いいですか?」ということ。

水着っぽいものはサラサラとした質感でボトムスを選ばないものが多く、肌着っぽいものはオーガニックコットンのような肌触りの良さが魅力です。

好みがわからないという方は肌着っぽいものと水着っぽいもの、それぞれ1枚ずつ試してみることをオススメします!

今回は質感の違いごとに、5ブランドのオススメ吸水ショーツをご紹介していきます。

水着っぽい質感なら『Nagi』と『ユニクロ』がオススメ!

1:『Nagi(ナギ)』の「slim」

『Nagi(ナギ)』の「slim」5,775円(税込)オンラインストアで購入。ブラトップはライター私物です。

私が初めて購入した吸水ショーツは、水着のようなかわいさに胸が躍った『Nagi』の「slim」5,775円(税込)。特に「slim」はカットラインも美しく、履いていてテンションが上がり、ワクワクしたのを覚えています。

生理がそろそろ始まりそうな時期や終わりがけにぴったりの着用感で、突然生理が来たのにナプキンを持ち歩いておらず、慌ててコンビニに駆け込む……なんてこともなくなりました。

「slim」タイプは、1枚でおよそナプキン2枚分(20ml)の吸水量。その他にも、1枚でおよそナプキン10枚分の吸水量(105ml)である「full」や、 1枚でおよそナプキン6枚分の吸水量(60ml)である「standard」と、ショーツの形と吸水量によって3タイプあります。カラーはタイプによって5~8色が発売されています。

2:『ユニクロ』の「エアリズム吸水サニタリーショーツ」

『ユニクロ』の「エアリズム吸水サニタリーショーツ」1,990円(税込)

水着っぽい質感の吸水ショーツとして2番目にご紹介するのは、『ユニクロ』の「エアリズム吸水サニタリーショーツ」1,990円(税込)です。

シームレスな生地感は、お馴染みのエアリズム素材。30~40mlの吸水量、かつ吸水面もヒップ側まであるため安心! 価格も良心的なので、まず試してみたいという方にオススメのアイテムです。サイズもXS~3XLまで全4色展開です。

なんと11月下旬にはキッズサイズも発売されました! 「GIRLS エアリズム吸水サニタリーショーツ」の価格は1,500円(税込)です。

『Nagi』の「slim」タイプと、
『ユニクロ』の「エアリズム吸水サニタリーショーツ」。どちらもゴワつきのない心地いい肌ざわり。

スポーツウエアやヨガウエアなど下着の線が気になるボトムスには、布っぽいゴワゴワ感がないので『Nagi』と『ユニクロ』が適しています。『Nagi』の「slim」は本当にラインが綺麗なので、通常の下着としても使いたいくらい気に入っています。

肌着っぽい質感なら『Rinē』と『Hogara』がオススメ!

3:『Rinē(リネ)』

『Rinē』は「吸水ショーツ特有の水着感や締め付け感がいやで自分の納得行くものを作りたかった」という思いのもと作られた吸水ショーツです。

「Full(税込4,950円)」は吸水量約110ml、「Regular(税込4,580円)」は約60mlです。それぞれ3色ずつXS〜L4サイズ展開。セットで使える授乳期のママへの吸水ブラレットや通常素材のブラレットもあります。

『Rinē』に出会うまで質感に対してはこだわりはなかったものの、作り手のnote記事を読んで試してみることに。

確かに、下着っぽく締め付け感が抑えられた吸水ショーツは日常の延長線上にしっくりくるショーツで、履き心地がよかったんです。“普段使い”という言葉がぴったりで、生理中ではない期間に「おりものシートの代わりに使いたい」という方にもオススメできるなと思いました。

4:『Hogara(ホガラ)』の「オーガニックコットン吸水ショーツ」

『Hogara』の「オーガニックコットン吸水型ショーツボクサー(ネモフィラ)」5,390円(税込)

2つ目は『Hogara』の「オーガニックコットン吸水ショーツ」。

生地も裁縫もすべて日本の工場で作られており、柔らかな風合い。洗濯し使うたびに柔らかくなるタオルのようです。

老舗繊維会社が手がけていることもあって、形や色が豊富なのも魅力! 私はボクサータイプが珍しいなと思い「オーガニックコットン吸水型ショーツボクサー(ネモフィラ)」5,390円(税込)を購入しました。

『Hogara』は、スリム(8ml)・レギュラー(15~20ml)・フル(35~40ml)・ボクサー(15~20ml)と、吸水量&ショーツのフォルムが異なる4タイプ出ています。カラーは全て花の名前で、ポップなビタミンカラーや柔らかなニュアンスカラーと、選ぶ楽しみがあります。

冷えには、ご自愛系吸水ショーツ『Bé-A』

5:『Bé-A(ベア)』の「シグネチャー ショーツ」

『Bé-A』の「シグネチャー ショーツ」7,590円(税込)
かなり分厚くてしっかりしています。夏場はちょっと暑いかも。冬は毎月使いたい!

最後にご紹介する『Bé-A』は、唯一無二の超吸収量120mlを誇るショーツです。「シグネチャー ショーツ」は、7,590円(税込)とかなり高価なので正直悩んだのですが、好奇心が勝ってしまい“清水買い”! ブルマのような、幼児のトレーニングパンツのようなかなりの厚みです(笑)。

でも、保温性や機能性は抜群で、遠赤外線領域の周波数を放つテラヘルツ鉱石をパウダー化し、お腹部分に触れる生地にプリントしているのだとか。冷えや生理痛が重い時には腹巻いらずです。冬場は『Bé-A』一択かもしれません。

ジュニアサイズも発売されているので、母娘で使うのもいいですね。

▶▶▶▶ 次ページへ続く

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