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【1000円台の極上ギフト#5月】集まりの機会が増える季節「身近な手土産」を選ぶコツ

日々の生活の中、小さなギフトを手渡す機会って、意外なほど多いものです。でも贈る方も貰う方も負担にならない額であることが大切。その金額って、出せて1,000円台だと思いませんか?

小さなギフトは人間関係をスムーズにする潤滑油。わたくし、庶民派フードジャーナリストの中田ぷうが、毎月ホントに使える“プチプラギフト”を紹介していきます。今月は、ちょっとした持ち寄りの集まりに使える”手土産を選ぶコツ”についてご紹介します。

5月はお呼ばれの機会も増える季節

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4月のはじめましての季節を越えて5月にもなると、ちょっと人と集まったりする機会も出てきますよね。

そんな5月に悩むのが、お呼ばれされたときの手土産。人の家にお呼ばれしてまさかの手ぶらで行くわけにはいかず、私も毎回悩んでいました。こういうとき時間をかけて素敵なものを探して持って行きたいのは山々ですが、忙しい毎日の中、そんな時間的余裕はありません。

そこで今月は、身近で買える“ハズさない手土産”をピックアップ! この手土産テクは年末のお呼ばれシーズンにも使えるので、ぜひ覚えておいてください♪

地元自慢のおいしいものを買っていこう!

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ちなみにこちらは地元ではありませんが、取材先で見つけた『ボンジュール・ボン 吉祥寺店』のパン。子どもが喜びそうなキャラパンはファミリーには必須。

私がいちばんよくやるのが「地元で済ます」という作戦です。地元でおいしいと評判のお店ってありますよね。でもなかなか自分が住んでいる町から離れたところに買い物に来る人というのはいませんから、あえて「そこでしか買えないもの」を買っていくんです。

回る店は決まっていて、パン屋さん、精肉店、ケーキ屋さん、和菓子屋さんのどれか。

飲み会のときは、パン屋か肉屋へ

パン屋であれば、まず食事にもお酒にも合い、応用が利くバゲットを1本飲み会用に調達。合わせて会場を提供してくれたうちへのお土産としてデニッシュやかわいいキャラパンなどを選びます。会場宅の人は、みんなが来る前の準備や掃除だって大変でしょうし、私たちが帰ったあとは後片付けだってあります。ですから翌朝、朝ごはんの支度をしなくてもいいよう、そのパンを渡しておくんですね。

精肉店ならお酒に合う惣菜や揚げ物、ソーセージ、ハムなどの加工品

お茶会のときはケーキ屋か和菓子屋

ケーキ屋さんだったら、日持ちする焼き菓子類を。とくに離れた家に持って行くときは、車じゃない限りショートケーキなど生のケーキ類は、持ち運びが大変なので選びません。

また、昭和レトロな地元のケーキ屋さんだったら、ケーキではなくプリンアラモードやサバランなど懐かしいものを選んでいくと喜ばれます。

ほとんどの人がやはり洋菓子を持ってくるので和菓子を買っていくと人とかぶらなくてすむのです。それに和菓子は季節を感じられるものやモチーフがあるので、洒落感が出てすごくいいんですよ。

これからの季節は水まんじゅうや麩まんじゅうなど涼しげなものを選ぶのがコツ。ちょっと手土産上級者に見えますよね!

お酒を頼まれたらロゼかシードルに逃げる!

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『成城石井』で見つけたエチケットがおしゃれなロゼと、『カルディコーヒーファーム』で見つけたりんごのシードル。

最近のおうち飲み会だと、「1人1本何かお酒を持ってきてね」というお題を出されることがあります。いろんなお酒が飲めて楽しいのですが、「お酒は好きだけど、銘柄にこだわって飲んでいるわけじゃないし、こういうときどうしたらいいかわからない」というお悩みも結構いろんな方からお聞きします。

そこで、そんなときは「ロゼワイン」か「シードル」に頼るようお伝えしています。

ロゼというのはもはやあの色のかわいさですべてが許されますし(笑)、エチケット(ラベルのこと)もおしゃれなものが多くすごく見栄えがするんですね。そして1,000円台で買えるものがいくらでもある。

とはいえ、何がおいしいのかよくわからなければ、お店の人に「1,000円台でおいしいロゼを教えてください」と聞いてしまいましょう。必ず売り場に詳しい人やプロがいる世界なので、予算とほしいワインの色、どんな飲み会なのかだけを伝えて、あとはプロに選んでもらっちゃうんです。すると的確な1本を選んでくれるので、実はすごくラクなお買い物なんですよ。

そしてもう1本は「シードル」。こちらいわゆる「りんご酒」といわれるもので、りんごを発酵させて作られたヨーロッパ生まれのお酒です。軽くて非常に飲みやすいので女性向けですし、値段も比較的お安いんですね。中には700円台で買えるものもあり、チェーン展開している輸入食材店や酒屋、大型スーパーで取り扱いがあるので買いやすいんです。そしてこちらもラベルがかわいい!

また、梅酒も狙い目。意外と老舗の酒蔵が梅酒も手がけたりしていることも多く、私はよく新潟の銘酒「景虎」の梅酒を買っていくのですが、食前酒や食後酒として使ってくださいと言って手渡すとかなり食にうるさい人にも喜ばれます。こちらも720mlで1,400円くらいです。

スーパーマーケットだって使えます!

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そして忘れちゃならないのが“スーパーマーケット”!私たちの日々の生活を支える、最重要店です。

地元の名店でバゲットを買ったら、ぜひそれに合わせるチーズも一緒に買えば完璧! 以下、どこのスーパーでも比較的買えて、味に間違いないチーズセレクションです。

写真右から

「ジェラール」ロング・ライフ・シリーズ

この丸い紙箱に入ったチーズ、スーパーのチーズ売り場で見たことある人も多いはず。150年以上の歴史を持つ、フランスのチーズブランドですが、1個500円前後で買えるのが魅力。そして本格的なおいしさ! 「クリーミーウォッシュ」「カマンベール」「ブルーチーズ」の3種類がそろいます。

「雪印北海道100」のチーズ、クラッシュシリーズ

「雪印北海道100」はかなりの数の商品があり、その中には子どもが好きな「さけるチーズ」とかもあるんですね。まさに家庭用チーズの王様ブランド。でも、このクラッシュシリーズは手土産にも使える本格的な旨さ! ゴーダとチェダーの2種類ありますが、ワインにもしっかり合うおいしさです。料理家の友人も、このクラッシュシリーズのおいしさは認めているほど。

「ベルキューブ」ひとくちサイズのチーズキューブシリーズ

これはもう家飲み会の鉄板と言っても過言ではないチーズ。ひと口サイズのチーズが24キューブずつ入ったシリーズ。赤ワインに合うもの、ビールに合うものなど最初からセレクトされたチーズが入っているのも便利。そしてどこのスーパーでも買える手軽さ! このシリーズ、子どもにも食べやすく人気なのでかなりの率で買っていくことが多いです。

<今月のめっけもん>

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これ、もはや幼稚園&小学生のお母さんたちの鉄板かもしれません。「ハーゲンダッツ」の『マルチパック』(880円/税抜)。通常の「ハーゲンダッツ」のカップアイスよりもひとまわり小さいサイズで、3種の味が6パック入っているんですが、これが飲み会の〆にちょっと甘いものがほしいときや、子どもたちにバラまくのにとても便利。だからよく手土産というか、差し入れに使います。アイスのフレーバーの組み合わせも色々あるので、スーパーで探してみてください。

それでは、6月のセレクトもお楽しみに!

 

撮影/中田ぷう

※掲載商品はすべて中田さんが個人的に購入されたものです。

※価格は編集部調べです。

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