ほっこり汁物がうれしい季節です
null10月も後半、秋も少しずつ深まってきました。秋と言えば食欲の秋!という方も多いと思います。
今回は、新米の季節にもぴったりの具だくさんの豚汁をご紹介します。お肉も野菜もたっぷり食べられるので満足感があり、ご飯がすすみますよ。
火の通りにくい根菜類もホットクックにお任せでホクホクに仕上がります。寒くなるこれからの季節におすすめの一品です。
2-3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
こちらは2021年に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。
根菜たっぷり!具だくさん豚汁
null【材料】(3~4人分)
・豚肉(バラ肉やこま切れなど) 150g
・里芋 小3個
・じゃがいも 中1個
・大根 150g(長さ5cm程度)
・にんじん 1/4本
・ごぼう 1/4本
・長ネギ 1/2本
・えのき 1/2袋
・こんにゃく 100g
・水 600ml
・味噌 大さじ4~5
【作り方】
(1)具材の下処理をします。大根、にんじんは皮をむき、3ミリ程度の厚さのいちょう切りにします。長ネギは斜め薄切りにします。えのきは石づきを落として長さを半分に切ります。
(2)ごぼうは皮付きのままよく水洗いして、乱切りにします。水に5分ほどさらしてアクを抜き、ザルにあげて水気をきります。
●ポイント:ごぼうは皮にうま味成分が多く含まれているので、皮ごと調理するのがおすすめです。
(3)じゃがいも、里芋は皮をむいてやや小さめの一口大に切ります。
●ポイント:里芋は下茹でしなくても大丈夫です。大きさを揃えることで火の通りが均一になります。さつまいもに替えてもおいしく作れます。
(4)こんにゃくはスプーンで一口大にちぎります。
●ポイント:こんにゃくはちぎることで味が染み込みやすくなります。スプーンを使わずに手でちぎってもOKです。今回はあく抜き済みのこんにゃくを使用していますが、臭みが気になる場合はさっと下茹でしてから使用してください。
(5)ホットクックの内鍋に、(1)から(4)の具材を入れます。
(6)(5)の上に豚肉を広げながらのせます。ホットクック本体にセットして、水を注ぎます。
●ポイント:水量MAXの目盛を超えないように注意してください。また、具材からうま味が出るので今回は水のみの使用ですが、お好みで和風だし(顆粒タイプなど)を加えても。
(7)まぜ技ユニットを装着し、「メニューを選ぶ」→「カテゴリーで探す」→「スープ」→「具だくさんみそ汁」を選んでスタートボタンを押します。約25分かかります。
(8)完成直後がこちらです。わずか25分の加熱時間ながら、大根が透き通るくらいしっかり煮えているのが分かります。火の通りにくい里芋も箸がすっと通ります。煮崩れしやすいじゃがいもも、形を保ったまま柔らかく煮えています。
●ポイント:里芋は下茹でなしでも柔らかく煮えますが、水煮や冷凍のものを使用してもOKです。じゃがいもは煮崩れしにくい「メークイン」「とうや」などの品種を使うのがおすすめです。
(9)味噌を溶き入れて、全体を混ぜ合わせたら完成です。器に盛り付けて、お好みで七味をふります。ごま油を少量垂らすと風味豊かに仕上がりますよ。
●ポイント:味噌を加えて長時間加熱すると風味が飛んでしまうので、最後に加えます。味噌によって塩分が違うので、表記の分量を一度に入れるのではなく、味を見ながら調整してください。
豚汁が具だくさんなので、新米のおにぎりとお漬物を並べれば大満足の食卓になります。娘も「おいしい~!あったまるね~!」と大喜びでした。普段はあまり好んで食べない里芋も残さず食べてくれました。ホクホクに煮えたごぼうもとてもおいしかったです。
具材はお好みでアレンジを
具材の下ごしらえに多少手間はかかりますが、ここさえきちんとやっておけば、あとはホットクックにお任せなのでラクラク。長時間煮込むイメージがある豚汁ですが、加熱時間はわずか25分! 短時間で根菜類が柔らかく煮えるのは嬉しいですね。
具材は今回のレシピ通りに揃える必要はないので、冷蔵庫にある食材や半端に残っている野菜などを使って気軽に作ってみてください。
火の通りを均一にするために、野菜の大きさを揃えたり、味噌の風味を逃がさないために最後に加えたりと、ちょっとしたポイントを押さえておくと、どなたでも失敗なくおいしい豚汁ができます。
栄養満点で体の中から温めてくれる具だくさん豚汁、ぜひ試してみてくださいね。