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家族が喜ぶ「里芋」の大量消費レシピ。美味しすぎ!作り置き、お弁当にも便利

秋から冬にかけて旬を迎える「里芋」。独特のぬめりがあって口当たりがつるんとしているので、じゃがいもなどとはまた違った食感が楽しめていいですよね。里芋がたくさん家にあるとき、どんな料理を作っていますか? 今回『kufura』では、20〜60代の既婚女性97人にアンケートを行い、「家族が喜ぶ美味しい里芋の大量消費レシピ」を教えてもらいました。

酒のつまみやおやつにもなる里芋の煮っころがし

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「里芋の煮っころがしは、醤油とみりんで甘辛に仕上げると、おやつ感覚で何個でも食べられます」(68歳/主婦)

「醤油とみりん、砂糖で甘辛く味付けして煮た、里芋の煮っころがしです。大人も子どもも大好きで、大量に作ってもすぐになくなってしまいます」(41歳/主婦)

「甘辛味の里芋の煮っころがしは、最強の美味しさ。副菜や酒のつまみ、おやつにも、何にでもなるので、一度に大量に作っておくと重宝します」(55歳/主婦)

「里芋の煮っころがしは、ごはんによく合うし、からしを付ければお酒のあてにも良し。たくさん作り置きして、お弁当にも入れています」(41歳/主婦)

「里芋の煮っころがしは、味がしっかり染み込んで冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめ。いつも多めに作るようにしています」(37歳/その他)

定番の里芋の煮っころがしが、大人気でした。甘辛く煮込んだホクホクの里芋は、ごはんのおかずや酒のつまみ、またおやつにもピッタリで、家族からも大好評。冷めても美味しいので、お弁当のおかずに活用するという人もたくさんいました。このようにいろいろな食べ方があるので、一度に大量に作っても、すぐになくなってしまうようです。

他の食材の旨味が染み込んだ里芋の煮物は絶品

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「里芋とイカの煮物。イカの旨味が里芋に染みて、里芋の甘味がさらに増す感じがします。ごはんにもお酒にもよく合うので、里芋の大量消費にピッタリです」(52歳/主婦)

「里芋の煮物。大根といっしょに煮て甘めの味噌味にすると、とても美味しくて、家族みんなに喜ばれます」(63歳/主婦)

「里芋を大根や油揚げなどといっしょに煮物にすると、たくさん作っても、美味しくてすぐになくなってしまいます」(45歳/その他)

「こんにゃく、ちくわ、椎茸といっしょに煮込んだ里芋の煮物。ちくわや椎茸のいいダシが出て、里芋を美味しくいただくことができます」(41歳/主婦)

「筑前煮の中に入っている里芋がいちばん美味しいと思います」(66歳/主婦)

里芋をほかの食材といっしょに煮込んだ煮物も、大量消費におすすめのようです。中でも特に人気だったのが、里芋とイカの煮物。イカの旨味が里芋に染み込んで、里芋の美味しさがさらにアップします。ほかの食材を入れることで、先ほどの里芋だけを煮込んだ煮っころがしとは、またひと違った美味しさが楽しめるのがいいですね。

蒸し里芋や茹で里芋なら里芋そのものの味が楽しめる

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「里芋を皮付きのまま蒸して、皮をむきながら塩をつけて食べる“きぬかつぎ”が、シンプルに里芋の美味しさを堪能することができておすすめです」(69歳/主婦)

「茹でて塩をかけて食べると、あっさりしていて、ごはんのおかずだけでなく、酒のつまみにもなるので、大量に消費することができます」(69歳/学生・フリーター)

「里芋は、蒸して塩をつけて食べると美味しいです。意外とあっさりしているので、1人でいくらでも食べられます」(36歳/総務・人事・事務)

「里芋は、蒸して醤油で食べるのが、里芋の味をしっかり感じることができて、いちばん美味しいと思います」(53歳/主婦)

「里芋は皮をむくのが面倒なので、電子レンジでそのままチンすると、つるんと皮がむけて便利。醤油をつけて食べると美味しいので、家族みんな大好きです」(62歳/主婦)

シンプルに里芋の美味しさを味わいたいなら、蒸したり茹でたりした里芋に、塩や醤油をつけて食べるのがいちばん。意外とあっさりしているので、1人で何個でも食べられるようです。里芋はヌルヌルしていて皮をむくのが大変ですが、皮付きのまま蒸したり、電子レンジで加熱したりすると、簡単につるんと皮がむけるので、手軽に食べることができていいですね。

カリもち食感がクセになる!里芋のコロッケや唐揚げ

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「里芋のコロッケは、食感がもっちりしていてとても美味しいです。子どもも大好きで、たくさん食べてくれます」(40歳/その他)

「里芋をコロッケにすると、ポテトコロッケとは全然違う、クリームコロッケのような食感になって美味しいです」(58歳/総務・人事・事務)

「里芋はコロッケにすると、一度に大量に消費することができるし、家族にも喜ばれます」(48歳/その他)

「里芋の唐揚げは、すごくホクホクしていて、煮物などとはまた違った味わいになり、子どもも美味しくて食べやすいと絶賛してくれます」(51歳/その他)

「里芋の唐揚げ。外はカリッとスパイシーで、中はねっとりホクホクしていて美味しいです」(43歳/主婦)

里芋の大量消費には、コロッケや唐揚げなど揚げ物がおすすめという意見も目立ちました。里芋のもっちり・ねっとり食感は特に子どもに大人気の様子。唐揚げは、中はもっちり、外はカリッとな2つの食感を楽しめるのが魅力です。どちらも美味しくてどんどん食べてしまうので、里芋を大量消費したいときにちょうどいいですね。

じゃがいもの代わりに豚汁に入れるのもおすすめ

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「豚汁に里芋を入れると、食感がねっとりしていて、じゃがいもよりも食べ応えがあって美味しいです」(45歳/主婦)

「里芋は豚汁に入れると、すごく美味しくてたくさん食べられるので、里芋の大量消費におすすめです」(53歳/主婦)

「里芋を豚汁に入れると、家族が喜んでたくさん食べてくれるので、里芋をすぐに消費することができます」(36歳/主婦)

「豚汁。山形でいうところの芋煮ですが、大鍋で大量に作っておけば、白米とこれだけでいくらでも食べられます」(33歳/主婦)

じゃがいもの代わりに豚汁に里芋を入れるという人もたくさんいました。豚肉はもちろん、ほかの野菜や味噌の旨味が里芋に染み込んで、里芋がさらに美味しくなります。家族にも大人気なので、大鍋に大量に作っても、すぐになくなってしまうという声も。大量消費にピッタリなだけでなく、栄養バランスがいいのも嬉しいですね。

大量消費におすすめなレシピはほかにもいろいろ!

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「里芋とベーコンのグラタン。里芋のねっとり、ほっこりした感じが、ホワイトソースやチーズに意外によく合って美味しいです」(50歳/主婦)

「里芋とハム、枝豆のサラダ。蒸した里芋をマッシュして作ると、里芋のねっとりした食感がすごく美味しくて、クセになります」(53歳/主婦)

「蒸した里芋を潰してマヨネーズで和え、ポテトサラダ風にして食べると、美味しくてすぐになくなってしまいます」(62歳/総務・人事・事務)

「里芋のスープが、まったりしていて美味しいです」(32歳/主婦)

「茹でた里芋に粉チーズと塩コショウをかけ、オーブントースターで焼くと、すごく香ばしくて美味しいです」(48歳/主婦)

「じゃがいもの代わりにカレーに入れると、カレーにねっとりした食感が加わって美味しいです」(47歳/主婦)

「お雑煮に入れます。三が日に毎日お雑煮を作るので、年末に大量の里芋を買いますが、すぐに食べ切ってしまいます」(60歳/主婦)

家族に喜ばれる里芋の大量消費レシピは、ほかにもいろいろ。グラタンなど、ホワイトソースやチーズと相性抜群で、里芋のねっとりかつホクホクした食感が楽しめます。また、つぶした里芋をマヨネーズなどで和えたサラダも、ポテトサラダとは違った美味しさで、お箸がどんどん進むようです。

いかがでしたか? どれも美味しそうなレシピばかりで、大量の里芋もすぐに食べ切ってしまいそう。これなら里芋がたくさん家にあっても困ることはありません。里芋を、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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