「除湿剤」って地味だけど、超必須な梅雨アイテムだった!
null「湿気がこもりやすくカビの温床になりやすいのは、風通しの悪い密閉された場所。
まさに、押し入れ、クローゼット、下駄箱など、収納空間は危険スポットなんです。
大事な家財を守るためにも、この時期の除湿剤は必須です」と、話すのは、株式会社カインズ 広報部の鈴木ゆう子さん。
なんとカインズでは、多様化するニーズに合わせて、除湿剤だけで21種類もの商品を揃えているとのこと(サイズ違いやセット違いを含みます。下写真は21種類すべてではありません)。
実はカインズの除湿剤は、コスパ抜群で大人気! セットでまとめ買いすると1個あたり約55円とお得なものもあるんです。
でも、こんなに種類があったら、どうやって使い分けたらよいのでしょうか?
カインズの除湿剤は「繰り返し」と「パワフル」の2種類
null「カインズの除湿剤には大きく分けて2種類のタイプがあります。この2つは使用している除湿成分が異なり、1つは繰り返し使える“シリカゲル”。もう1つは吸湿力がパワフルな“塩化カルシウム”。この2つを場所や用途に合わせて、使い分けるのがポイントです」(以下「」内、鈴木さん)
1:シリカゲル(繰り返し使えるタイプ、使用期間:約1年)
こちらは水分を吸湿して繰り返し使えるタイプ。周りの湿度の状態に応じて、吸湿と放出を繰り返し、湿度をコントロールしてくれます。さらにアンモニアやホルムアルデヒドなど空気中の不快なニオイや有害なガスも吸着する特性が。
吸湿状態がひと目で分かる「再生シグナル」付きで、青→ピンクに変わったら、天日(直射日光)で半日以上干します。ピンク→青に変わったら吸湿力が復活したサイン。とはいえ、永久的には使えず、開封後約1年を目安に使用してください。
2:塩化カルシウム(使い捨てタイプ、使用期間:約3カ月)
シリカゲルよりもさらに吸湿力がパワフルで、素早く湿気を吸い取るのがこちら。
水分を吸うと化学反応を起こしてゼリー状に固まるものや、塩化カルシウム水溶液になるものがあります。使用期間の目安は約3カ月です。
なるほど。使い勝手が全然違うので、これは場所や用途に合わせて、いろいろと使い分けができそうですね!
これで完璧!ジメジメさせない除湿剤の置き方「7カ条」
nullさらに、カインズの除湿剤は、収納場所に合わせた工夫がいっぱい! 使い方のコツを鈴木さんに解説してもらいました。
1:適正な数を設置すべし
「なんとなく置くのではなく、商品パッケージには使用量の目安が記載してあるので、この大きさの収納スペースなら除湿剤が何個くらい必要か、使用量の目安を参考に適正な数を設置してください。置きすぎても害はないので、気になるかたは多めに置いても大丈夫ですよ」
2:「置き型タイプ」は下の隅に置いて
「置き型の除湿剤を使う時は、空気が滞留しやすい下の隅に置くと効果的。湿った空気は下に溜まりやすいので、湿気を強力に吸い取ってくれます」
3:下駄箱は「炭入りタイプ」で脱臭を
「下駄箱には脱臭効果のある炭入りの除湿剤がおすすめです。この際も、必ず下段の隅に置いてくださいね。もし、下駄箱がぎゅうぎゅうで除湿剤を置くスペースがない場合は、薄いシートタイプが便利です」
4:クローゼットは「吊り下げ+置き型」のW使いを
「衣類は特に湿気を吸いやすいので、大切な衣類を守るためにも、クローゼットは吊り下げタイプと置き型タイプの2種類を使ってパワフルな除湿を! 吊り下げタイプは薄いシートで場所を取らず、スマートに使えます」
頼れる置き型タイプは、前述の通り、クローゼットの下の隅っこへ。頼れる縁の下の力持ちですね。
5:引き出し用は吸湿面を必ず上に!
「引き出しや収納ボックスには、薄い除湿シートがぴったり。使用する際は、湿気をしっかり吸い取れるよう、必ず吸湿面を上にして置きましょう」
6:カビが気になる布団にも忘れずに
「湿気を吸い込みやすい布団や座布団用の除湿シートもご用意しています。除湿&脱臭に優れたシリカゲルタイプで、液漏れもしないので安心して使えますよ」
7:ぎゅうぎゅうクローゼットには隙間用も!
「クローゼットや押し入れがぎゅうぎゅうで、“タンクの除湿剤を置く場所なんてない!”という人でも快適に使えるのがこちら。細長い筒状なので、隙間にシューッと差し込めます(笑)。ゼリー状に固まるので、縦に置いても、横に置いても心配なし!」
いやはや、こんなにも種類があるうえ、さらに用途に合わせて、痒いところに手が届く工夫も盛りだくさんで脱帽しました。 除湿剤の世界……奥深すぎる!
カインズはオンラインショップも充実しているので、まとめ買いで重さが気になる人は通販購入もおすすめです。
ぜひ除湿剤をフル活用して、ジメッとした空気を吹き飛ばし、爽やかに夏を迎えましょう!
取材協力/カインズ
【教えてくれた人】
株式会社 カインズ
広報部 メディアコミュニケーショングループ メディアコミュニケーション担当
鈴木ゆう子さん