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汁もれの心配なし!「タッパーウェア社」のタッパーがやっぱり最強!【本日のお気に入り】

ここ数年、愛用している保存容器は、100円ショップで売っている「とにかく洗いやすい保存容器」でした。このシリーズも使いやすくて未だ気に入ってはいるのですが、先日、実家の母からおかずのおすそわけをもらったときでした。おかずが入った『タッパーウェア』(以降「タッパーウェア社」)の保存容器は、今から約47年前。私が幼稚園の頃からあったもの。それが未だ現役で使えているってすごいことですよね!?

まさに“一生ものの保存容器”! 今更ながらその機能性・耐久性にびっくりして、自分でも使ってみることに。47年前の商品でこのすごさなのですが、“現代のタッパーウェア”はもっとすごいのではないかと思ったのです!

今はかっこいい色のタッパーもそろうように。

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「キュービックス スクエア650ml(ブラック、シルバー)」各880円、「ミニデコレーターノクターナルシーブルー」1,012円

「“タッパー”取ってくれる?」「“タッパー”に入れておいて」……etc. 暮らしの中で、“タッパー”のことをわざわざ“保存容器”と呼ぶことってほとんどないですよね。

“タッパー”という言葉は登録商標ですが、もはやプラスチック製保存容器の代名詞。そのくらい“タッパー”という言葉は私たちの暮らしに密着し、根付いています。この”タッパー“という言葉は、”タッパーウェア“という容器を開発したアメリカ人、アール・S・タッパーに由来したもの。“タッパーウェア”は、世界初のプラスチック製密閉容器として1946年に発売されました。発売されてから80年近くになるんですね!

私の中で“タッパーウェア”というと、カラフルなイメージ。母が使っていたものは黄色やピンク、ブルーだった記憶があるからです。でも今は写真のブラックやシルバー、もはや黒に近いネイビーなどかっこいい色のものもそろっています。男性も普通にキッチンに立つ時代、だからこそこういう色のタッパーが誕生したのかもしれません。

日本の食卓にぴったりな「デコレーター」シリーズ

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「タッパーウェア社」の商品にしか見られない、360度放射状のギザギザが特徴的なフタ=“クイックシール”の容器「デコレーター」シリーズ。1979年の発売以来、さまざまな大きさが発売されています。

フタの真ん中にある“丸”を押すだけでしっかりと閉まり、強力な密閉性を発揮。なので私は汁気のあるピクルスや水キムチ専門の容器として使用(やはり塩水でゆすいでもにおいはついてしまうので、“それ専用のタッパー”として使っています)。

1度、冷蔵庫から落としてしまったことがあるのですが、それでも開いたりせず、ふたは閉まったまま。ピクルスや水キムチの汁が散らばることなく、本当に助かりました! またにおいも閉じ込めてくれるので、冷蔵庫の中で他の食べ物ににおいがつく心配もありません。そのため、みそ作りや梅⼲し、ぬか漬けの容器としても人気ですよね。

スクエア型はお弁当箱として大活躍!

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縦13×横13×高さ6.7cmのタッパー「キュービックス スクエア」はお弁当箱として大活躍! かなりの量が入るのにコンパクトで、パーツが少ないので後片付けもラクなのがいいんです。

どちらかと言うと“ごはんのお弁当”ではなく、サラダ弁当やパスタ弁当に使うことが多い気がします。深さがあるので、このタッパーで“ごはんのお弁当”を作ってしまうと、すごい量になってしまうので自然とこれでは“ごはんのお弁当”を作らないのかもしれません(笑)。

お蕎麦のお弁当も好きでよく作るのですが、そのときにも便利。「キュービックス スクエア」にお蕎麦と具材を入れ、おつゆはスープジャーかペットボトルに入れて持っていきます。

家でも外でも大活躍の「エコボトル」

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「エコ+ エコボトル750ml」1,078円

こちらは夏の間、大活躍した「エコボトル」。ちょっと出かける際、500mlだと足りず、かと言って1Lだと飲み切れないですし、重くて持ち運ぶのが大変……というときに便利な750mlサイズ。飲み口はしっかりと閉まり(閉める際、かなり固いです)、もれることもありませんでした。

そして秋が深まってきた今、「エコボトル」はおうちの中で大活躍! 家族用のお茶は子どもたちが好きな麦茶や烏龍茶を淹れていますが、自分だけちょっとフレーバーティーを飲みたいときってありませんか(笑)。そのとき用の水出しボトルとして大活躍しているんです。

『H&F BELX』「 プレミアムグリーンルイボスティー(マスカット・オブ・アレキサンドリア、ライチ)」各1,180円

最近は『H&F BELX』の「プレミアムルイボスティー」がお気に入り。さまざまなフルーツフレーバーがあるのですが、You Tubeで“芸能界屈指のお茶好き”と言われている、「ぼる塾」の田辺智加さんがライチをおすすめしていて、あまりのおいしさにドハマり! クセのあるルイボスティーがフルーツフレーバーを加えることでものすごくおいしく、飲みやすくなっているんです。「エコボトル」に1包入れて、水出しで飲んでいます。

「サッととけるマイボトル300ml(白桃&グリーンティー、マスカット&グリーンルイボス)」各450円

「水出しを待っている時間がない! 今すぐ飲みたい~!」というときは『無印良品』の「サッととけるマイボトル300ml」シリーズを。粉末状で、お湯はもちろん水でもさっと溶けるので、すぐにお茶が飲めるんです。「エコボトル」に水を1/4ほどとこの粉末のお茶を2包入れ、少し振ったあとさらに水を足しています。

改めて品質の良さに感動した“タッパーウェア”。気になる方はぜひ1度使ってみてください。「タッパーウェア社」の商品は公式オンラインショップのほか、AmazonやLOFTのキッチン雑貨売り場でも見ることができます。

中田ぷう
中田ぷう

編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram

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