ペットフードの値上がりがきつい
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「輸入品のフードの価格が上がった。できるだけ安く買えるショップを探して購入している」(50歳女性/総務・人事・事務)
「熱帯魚の餌。そのペットフードが大好きなので、あちこちのサイトで探して一番安い所でまとめ買いをして更に安くする」(68歳男性/その他)
「利用している輸入ドッグフードは価格据え置きで内容量が減りました。安くなっているときにちょっと多めに買っています」(59歳男性/その他)
「特売時に買うようにしている」(68歳男性/その他)
「全体的にペット用のフードが値上がりしている。安いブランドを購入する」(78歳男性/その他)
「エサ代、猫砂、病院代が値上がり。年1回ポイントが大きく付く日にまとめ買い」(55歳女性/その他)
食品の値上がりは、人間もペットも同じのようですね。円安の影響があって、輸入品のペットフードは特に値上がり幅も大きいのかもしれません。また値段は変わらなくても内容量が減るステルス値上げもされているようですね。
餌の量を減らすというわけにもいきませんから、対策としてお店を変えて底値を調べたり、特売を狙ったり。また価格が少し安い商品に変更する方法もありますね。セールだけではなく、ポイント還元率が高いタイミングを狙うなど、みなさんの工夫が見えます。
「健康的なエサは高い。装飾品の購入を減らす」(60歳男性/その他)
ペットフードに使う金額は変えずに、ほかのものを節約するとの考えもあります。例えばペットの服など、必須ではない、急ぎではないものを抑えるなど、優先順位を決めて購入するのも致し方ありませんね。
おやつは回数を減らしてもらって…
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「おやつを買う機会を減らした」(53歳女性/主婦)
「おやつを毎日あげていたが、週に2回に減らした」(26歳男性/学生・フリーター)
「おやつなどを控えるようにしている」(61歳男性/その他)
「おやつが値上がりしたが、自分たちが節約してその分であげています」(55歳男性/その他)
おやつは、ペットフードとは違い、必ずしもあげなくてはいけないものではないという判断から、与える回数や量を減らすなどして対策をしている人も多数。
一方で、ペットがおやつを欲しがれば、それに応えたいと思うもの。ペットに我慢をさせるのではなく、自分たちが我慢をするという声もありました。
トリミング代も頻度を調整して…
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「トリミングは,一回の費用が私の理容院の3倍もする。人間の頻度を減らすしかない」(83歳男性/その他)
「トリミングは回数を半分にしている」(57歳男性/その他)
「トリミングの間隔を少し空けるようにした」(44歳女性/その他)
「トリミングを自分でするようになった」(34歳男性/その他)
ペットの毛をカットして整えるトリミングは、飼い主の理容院代よりも高額になっているケースも。回数を減らす作戦に出る人が多いようですね。毛が絡まりやすかったりして、あまり頻度を変えられない犬種もいるかもしれませんが、いざとなれば人間の方を調整するという人も。
ついには自分でトリミングをするようになった人まで! 技術や知識が必要になるのかもしれませんが、犬種次第、練習次第? 究極の対策といえるかもしれませんね。
トイレシートや砂は商品を変えるという選択も
null「トイレシートが値上がりしている。ネットで安い商品を探す」(49歳女性/総務・人事・事務)
「トイレシートです。他の銘柄に変えた」(63歳女性/主婦)
「猫砂を安いプライベートブランドに変更しました」(58歳男性/コンピューター関連技術職)
「猫砂が価格が高くなって苦しい。安いドラックストアを選んで購入しています」(49歳女性/総務・人事・事務)
トイレシートや猫砂にも値上がりの風が吹いているそう。フードは合うものから変更するのはハードルが高いですが、衛生用品はできるだけ価格が安い商品を探して選ぶなど、銘柄変更をする飼い主も少なくありません。メーカーの商品よりもお店のプライベートブランド商品の方が価格が抑えられていることもあり、そちらに変更したというコメントもありました。
これまでは買い物のついでにお店で購入していたという人も、より安い購入先……を求めてネットで探したり、別のお店の価格を調査したり。塵も積もれば……のコツコツ対策です。
ペットも大切な家族。実は対策を取らない人も多い!
null「ペットフードやシーツが値上がりしたが特に対処はしていない。全て必要なので購入している」(46歳男性/その他)
「ペットフードも、関連グッズ類もどれも少しずつ上がっていると思う。これは仕方ないとあきらめている」(49歳男性/コンピューター関連技術職)
「健康にかかせないものなので、減らすことはない」(74歳男性/その他)
「ペットの医療費や食費などを抑えることはできないため、必要性があれば人間の方のものを抑えるしかないと思っている」(60歳男性/会社経営・役員)
飼い主である人の食品や日用品が上がっている中では、「仕方ない」との考えもあります。生きていくために必要であれば、値上がりを受け入れるしかないのでしょう。その考えはペットに対しても同じですね。
ペットも大切な家族ですから、ペットの健康に影響が出るならば、これまでと同じようにする飼い主も少なくありません。むしろ、飼い主の方が節約をするとの意見もあります。例えば子どもや赤ちゃんのために大人が我慢をするのと同じなのかもしれませんね。
値上がりの対象となる商品は多く、ペットを飼っている家庭にも大きな影響が出ています。ペットのために買い方や使用の仕方を工夫しながら、ペットとの生活を楽しんでいけるといいですね。

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。
2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。