猫はツンデレだと思っていたけれど「デレデレ&甘えん坊」
null「ツンデレではなく、デレデレくっついていつでもとても可愛かった。犬みたいに頭も良かった」(43歳/女性/主婦)
「ものすごく甘えたさんだった」(48歳/女性/総務・人事)
「意外と懐いてくれたのにはビックリでした」(54歳/男性/その他)
「猫は家につくと聞いていたが、人に懐いてついてくるし、子どものように甘えてくること」(36歳/女性/その他)
「ツンデレというより甘えたさん。家に帰ると傍に寄ってきて、膝の上に座ろうとする」(63歳/男性/総務・人事)
「飼い主にべったりで、一緒の布団で手を握ってもらって眠る子と、自分の猫ベッドに一生懸命呼びつけて、添い寝をしてもらって眠る子と、本当に様々で面白いです」(53歳/女性/主婦)
「意外と人懐っこい。ずっとくっついてくる」(31歳/女性/専門職)
今回のアンケートで目立って多かった回答は、ツンデレの“ツン”がないデレデレの甘えっぷりや、思いのほか懐いてくれることに驚いたというもの。懐かないと思っていた場合、ちょっとしたギャップに意外性を感じるのかもしれません。
そっけないと思っていたけれど「いつも出迎えてくれる」
null「帰宅するといつも玄関に迎えにきてくれました」(51歳/女性/主婦)
「私が家に帰るとどこからか必ず現れる。待っていてくれたのかと思うといとおしくなった」(62歳/男性/その他)
「外出して帰宅時に必ず玄関前にいます。意外と寂しがりなんだと思いました」(52歳/女性/その他)
「帰宅すると、玄関までごろにゃんと鳴きながらお出迎え」(76歳/男性/その他)
「猫は知らない人が来たら疑いの目で睨みつけてくるけど、気を許している人に対しては、すごく甘えてくるし、健気に家の前で主人の帰りを待っていたりする、寂しがり屋の動物だとわかった」(52歳/男性/研究・開発・技術者)
飼い主さんたちのうれしいコメントから、家族の帰宅をいつも出迎えてくれるけなげな猫の姿が浮かびますね。玄関で待っていた猫に「ただいま」と言うだけで、1日の疲れが吹っ飛んでしまいそうです。
ワガママと思っていたけれど「猫なのにまるで忠犬」
null「言う事をちゃんと聞く。ワガママでしつけもできず言う事もなにも聞かないイメージだったが、犬と表現方法が違うだけでこちらの言う事をきちんと聞くし、ダメと言ったことはしなくなる」(39歳/女性/公務員・団体職員)
「呼ぶと必ず返事してきてくれるところ。猫というとマイペースなイメージですが、律儀なところが可愛かったです」(36歳/女性/主婦)
「意外と会話が成り立つし、おすわりなどを教えると少しは覚える」(49歳/女性/総務・人事)
「田舎の実家で飼っていた黒猫はおふくろにとてもよくなついていて、お袋が外出するときは必ず門の所まで見送りに行っていました。犬っぽいところがあった猫でした」(74歳/男性/その他)
「意外と飼い主に従順。気ままと思いきや言うことを聞いてくれる」(40歳/女性/総務・人事)
「猫は家につく、犬は人につく」という言い習わしがあります。これは決まったなわばりで生活する猫と、家族や仲間と行動する犬の習性の違いを説明したもの。飼い主さんのコメントを読むと、大切な家族には猫なりに愛情深く接してくれることがわかりますね。
運動神経がいいと思っていたけれど「実は違った?」
null「うちの猫は意外と運動神経が悪い。猫も人と同じで運動神経には個体差があるのだなと思った」(36歳/女性/主婦)
「階段を踏み外したり、意外に運動神経が悪い」(46歳/男性/その他)
「意外と運動が苦手。椅子から椅子へジャンプすると落ちてしまう事がある」(43歳/男性/その他)
ときには椅子や階段を踏み外すという失敗談も……。家族に「もしかしてうちの猫、運動神経があまりよくない?」なんて思われてしまった猫もいました。「自分に似てしまった」なんていう飼い主さんの感想も! ただし猫の名誉のために書き添えると、
「どんなに怠惰そうに見えても、身体能力を侮ってはいけないこと。家具から家具への飛び移りなど、思いもよらない距離を跳んでくる」(57歳/女性/主婦)
「ジャンプ力がすごくて冷蔵庫にも飛び乗れる」(43歳/男性/その他)
と、優れた運動神経を披露している猫のエピソードも寄せられています。普段は階段を踏み外すことがあっても、いざというときにはかっこいい姿がみられるかもしれません。
ミステリアスと思っていたけれど「気持ちがわかる」
null「意外と感情が分かりやすい。猫は犬とくらべてツンとしていて気持ちがよくわからないと思っていたけれど、しっぽに感情がすごく出て、機嫌がいいとか、得意げになっているとか、緊張しているとか、ほんとにわかりやすいなと思いました」(54歳/女性/主婦)
「泣いていたり、落ち込んでいたりすると近寄ってきて身体に触れてくる」(60歳/女性/主婦)
「うちの猫は嫌な時にはしっぽを振る。犬とは逆で驚いた」(20歳/女性/パート・アルバイト)
「イメージよりは、人間の感情を感ずることができる」(57歳/男性/会社経営・役員)
猫にも人間のような喜怒哀楽の感情があります。視線やしぐさ、しっぽの動きなどの“ボディランゲージ”でさまざまな気持ちを伝えてくれるのです。猫の感情を読み取れるようになると、意思の疎通もさらにスムーズになり、猫との暮らしがもっと楽しくなりますよ。
「猫がおはようとしゃべった時にはびっくりした」(58歳/男性/研究・開発・技術者)
飼い主さんからのアンケートによれば、しゃべる猫もいるようです!
雪が降れば庭を駆け回る、こたつで丸くならない…猫の意外な姿がたくさん!
null「こたつの中では丸くならない。暑いのでだらけきって大の字になる」(46歳/男性/研究・開発・技術者)
「寒さにこだわりがなく、新雪の中を潜って走り回る猫もいた」(53歳/女性/主婦)
「猫は夜行性と思っていたのに、結局人間と一緒に寝る。というか、昼夜問わず寝ていること」(32歳/女性/パート・アルバイト)
「お風呂をあけてお風呂のフチにすわる事。濡れても嫌がらなかったのがびっくり」(35歳/女性/主婦)
「犬も一緒に飼っていて意外と仲が良かった」(68歳/男性/その他)
今回のアンケートでは猫のイメージを覆す話がたくさん。雪が降れば庭を駆け回り、こたつで丸くならない猫もいました。ほかにも濡れても平気だったり、犬と仲良しだったりと、個性豊かな愛猫エピソードが寄せられました。
猫も十人十色ならぬ“十匹十色”であることがわかりますね。「親子やきょうだいでも性格がまったく違うことが驚き」という飼い主さんの声もありました。意外な発見があるからこそ、猫との暮らしは楽しいのかもしれません。猫の個性を尊重しながら幸せに暮らしていきましょう!
ライター/編集者。レコード会社と出版社を経てフリーランスになり、雑誌、書籍、Webの制作を行う。得意分野はペット、防災、医療、PRなど。甲斐犬のサウザーとおもしろおかしく暮らす。愛玩動物飼養管理士1級/防災士/いけばな草月流師範。