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「話しかけるなオーラ」って、どんなもの?みんながやってる拒絶アピールは「無表情」「スマホいじり」

疲れている時、忙しい時、イライラしている時……誰にも話しかけてほしくない時に出る「話しかけるなオーラ」。あなたはわかりますか? 今回は、20~60代の男女462人に「話しかけるなオーラ」について尋ねてみました。その結果、みなさん予想以上にさまざまな「話しかけるなオーラ」を使いこなしていることが判明。ぜひ参考にしてみてはいかが?

携帯、仕事…集中して周りが見えない雰囲気を出す

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みなさん、どんな方法で「話しかけるなオーラ」を出しているのでしょう。アンケート調査をしてみると、最も多かったのが、「スマホをいじる」「仕事に集中する」「音楽を聴く」など、何か別の事に集中をして忙しいふりをするという方法で、約6割程度の人が実践することがわかりました。

「スマホを見て忙しそうにする」(23歳女性/営業・販売)

「イヤホンをして音楽や動画を見ているふりをする」(30歳女性/その他)

「明後日の方を見ながらすかして歩く」(35歳女性/主婦)

「難しい本を読んでいる」(41歳男性/その他)

「電話をしているふりをする」(43歳男性/その他)

「部屋にこもりピアノを弾く」(45歳女性/その他)

「寝たふりをする」(67歳男性/総務・人事・事務)

また仕事中の「話しかけるなオーラ」についてはこんな方法も……

「肘をつきながら作業をする」(28歳女性/コンピューター関連技術職)

「資料を念入りにチェックして仕事に集中している雰囲気をだす」(35歳女性/総務・人事・事務)

「無心で、高速でパソコンのキーボードをタイピングする」(41歳女性/主婦)

「付箋で背中に『今、忙しいです』って貼っておく。だいたい話しかけないでくれる」(50歳女性/主婦)

「仕事中(デスクワーク)の場合は、わざとブツブツ独り言を言いながら仕事に没頭しているふりをする」(60歳男性/その他)

職場などでは、集中して作業をしたいときなどに「話しかけるなオーラ」を出す人が多いようです。家庭では、面倒なことが山積みでイライラしているときに周囲をシャットダウンさせる目的で使うという人も。

PCのキーボード音を立てながら作業していると、話しかけるなオーラっぽいものが醸し出せます。

無表情、険しい顔をする…表情と態度で「話しかけるなオーラ」演出

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行動で表す以外で「話しかけるなオーラ」を演出する方法として多かったのは、「険しい顔をする」「無表情になる」など表情を変えるという意見。また「無言になる」「視線を合わせない」など態度で相手に近寄らせない雰囲気を出す人もいました。中にはイライラや不機嫌を見せつける人や、自分が危険人物であるように装うという人も。みんなそれぞれ工夫を凝らしているようです。

「そっぽを向いて顔を合わせず明らかに喋りたくない感を出す」(25歳男性/学生・フリーター)

「目をつぶって冥想してる雰囲気を出す」(34歳男性/その他)

「眉間にシワを寄せ何か真剣に考えているふりをする」(35歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「手や足をトントンと動かしてイライラしている感じを出す」(38歳男性/その他)

「あまりしませんが、しんどそうな顔をします」(42歳男性/学生・フリーター)

「怖い顔をする。これをやれば誰も話しかけない」(51歳男性/その他)

「俺は危険人物だ!近寄ったり話しかけたら危険だぞ!というオーラを出す。死んだような目をしたり、イッちゃってる様な目をする」(52歳男性/その他)

「極度に黙り。相手に威嚇サインを出しその場を離れる」(62歳男性/その他)

「自分に閉じこもり、一切話さない」(67歳男性/公務員)

こんな様子の人に、気安く話しかけることなんてできないですよね。

イヤホン、マスク、サングラスを使って見た目で拒否感を演出

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そして外見から「話しかけるなオーラ」を出すという人の意見で多かったのが、やはり「イヤホン」や「ヘッドフォン」を利用して、周りの音を遮断するという方法でした。「マスク」と併用してしゃべりにくい雰囲気を作ったり、「サングラス」をかけて強面を演出するという人もいました。

「無表情で無言で携帯を触ってマスクをする」(24歳女性/営業・販売)

「常にサングラスをかける」(39歳男性/その他)

「イヤホンをして少し帽子を深めに被って下を向いてる」(42歳男性/その他)

誰も話しかけてくれるな。

みんなの「話しかけるなオーラ」は参考になりましたか? 表情や態度、行動とみんな様々な工夫をして「話しかけるなオーラ」を演出していることがわかりました。また、話しかけられたくない場所やシチュエーションによって使い分けている人もいるようです。

一方で「口で理由を言うので話しかけるなという行動はしない」(42歳女性/主婦)など、はっきり相手に伝えるタイプの人も。性格によって「話しかけるなオーラ」は必要がないという人もいるかもしれませんね。

会話を拒否したいときのスマホ……これはこれで困ります。

「話しかけるなオーラ」は、集中したいときや会話をしたくないとき、関わりたくないときに使うことは有効ではありますが、あまりにもしょっちゅう使うと単なる「機嫌が悪い人」「面倒そうな人」とレッテルを貼られてしまう可能性も。みなさん、使い過ぎには十分ご注意くださいね。

ちえ
ちえ

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。

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