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「もらって困った手土産」気持ちはありがたいけど…好みに合わない以外の理由も

ちょっとした挨拶やお礼などでいただくことのある手土産。その心遣いがなによりありがたいのですが、内心「困ったな……」と思う モノを受け取ったことはありませんか?

Kufuraでは、20〜50代の女性126人にアンケートを行い、「もらって困った手土産」を調査。困った理由の第1位はやはり“好き嫌い”ですが、本記事では、なるべくそれ以外の理由にも注目してみました。

選びがちな「食べ物」は賞味期限や量に注意!

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「スイーツ。形が崩れるものは持ち帰るのが大変。電車や自転車を使って自宅に着いたら、ぐちゃぐちゃに崩れてたことがある」(50歳/学生・フリーター)

「大量の一種類の果物。食べきる前に腐りそうなので近所にお裾分けの手間がかかる」(59歳/主婦)

「たくさん数のあるお饅頭。空けたら一気に食べないといけないけど、なかなか食べきれず困ったので」(41歳/主婦)

「ドレッシング。好みではないコスパ優先のような大きなものは大変でした」(33歳/主婦)

「普段飲まない銘柄のビール。決まったのしか飲まないので邪魔になる」(47歳/その他)

手土産としてセレクトすることの多い食べ物ですが、じつは苦手・口に合わないモノだったという理由が多く聞かれました。それ以外の理由をピックアップしてみると、持ち運びしにくい、量が多くて消費しきれない、開封したら食べ切らないといけない、日持ちしない……などが目立ちました。少しでも「どうにかしなくちゃ」と思わせてしまうようなものだと、ウケはいまひとつのようです。

花や観葉植物はその後のお世話がネックに…

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「花束。花はきれいで豊かな気持ちになるけれど、お世話が必要なので」(53歳/主婦)

「花。花瓶を持っていないので困りました」(53歳/主婦)

「花束。ペットを飼っており、かじったら命とりになるのでお花はいらない」(52歳/総務・人事・事務)

「寄せ植えのケースと鉢植え」(45歳/その他)

贈り物として定番の花も、その後にお世話する必要がある点をネックに感じる人が少なくありませんでした。土が必要な鉢植えとなると、またハードルもあがりそうです。また、そもそも花器をもっていなくて困ってしまったという人も。花を飾る習慣があるのかはリサーチしておくといいのかもしれませんね。

趣味が合わない「置き物」は困るモノNo.1かも…

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「飾り物。自分の趣味に合わないものだと置く場所に困ります」(26歳/その他)

「置物は困ります。特に人形は捨てるに捨てれない」(54歳/主婦)

「ハワイの木彫りの置物。お世辞にもおしゃれとは言えず、どこに飾ればいいのか悩みました。ハワイだったら、マカダミアナッツチョコなどにして欲しかったです」(53歳/その他)

「ガラスの写真立てをもらったが、子どもが小さくて割ると危ないので使っていない」(39歳/公務員)

自分の好みや部屋のテイストに合わないけれど、飾っておかなければ相手に悪いような……と持て余しがちな置き物。小さなお子さんがいる家庭へは、危険回避のために、ガラス製品や鋭利なもの、細かな装飾があるものは避けた方が無難かもしれません。

その他、手作り品や香りものも敬遠されがち!?

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「好みではない手作りの洋服。捨てることもできずに、そのまま持っている」(48歳/主婦)

「手作りのお菓子。人が作ったものが苦手だから」(43歳/主婦)

「香りのきついハンドクリームやリップクリーム。香りがきついのは苦手なので」(54歳/金融関係)

「バスソルトや入浴剤、好きじゃない香りや使い勝手が悪いものも多いから」(49歳/主婦)

「苦手な香りのフレグランス」(39歳/出版・マスコミ関係)

手作りの品は、その労力を思うととりわけ無碍にはできないモノ。とはいえ、人が作った食べ物はどうしても気乗りしない……という声も一定数聞かれました。また、香りがあるものは好みがわかれるだけに、意外と苦手な人も少なくないようです。

 

喜んでもらえるだろうかと選んだ手土産が、相手に気に入ってもらえないと残念ですよね。いざ贈る側になる場面がある時は、今回のアンケートを参考にしてみてはいかがでしょうか?

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