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卒入学シーズン、「きちんと服」の最後の手段は「着物」しか勝たん!「ママトモ同志 #30」

コミック連載『ママトモ同志』第30話!

卒業式から入園式まで、春はいろんな式典があります。そこで悩ましいのが、きちんとした服装! スーツは就活以来だったり、出産で体のシルエットが変わってしまったり、何を着たらいいんでしょう(涙)!?

OH!キーモーノー!

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ネット時代の恩恵を

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山田シャルロッテです。

卒業シーズン、式典用の装いで迷う方、多いと思います。筆者の周囲でも、漫画のママのように「式典用にしか着なさそうな洋服は、実は買いたくない」という人、意外と多いみたい。でも、あまりみすぼらしい格好は避けたいし……という場合に活躍するのが、和装です。

着物は、洋服よりは流行に左右されにくく、お子さんが小さいうちに着付けを覚えておけば、今後の式典でずっと使える、実はコスパのいい式典服です。……と、筆者自身、わが子が保育園の頃に開眼しまして、以来、式典には着物を活用しているので、今回、激推しします()

ママの着物の定番は、卒業式なら色無地、入学式なら訪問着あたりで、特に色無地はご自身がお持ちでなくとも、ご実家の箪笥に一枚は入っているのではないでしょうか? 親や祖母の着物ではサイズが合わないという場合も、いまどきはレンタルもあるし、ネットショッピングでリサイクルのそこそこ立派な着物が、洋服より安い金額で買えたりして、サイズも細やかに検索できるようになっています。

帯、半襟に帯締め、帯揚げ等の和装小物は、サイズ関係なくご実家の品物が使えますので、そのあたりから「お試し」的に手を出してみてはいかがでしょうか? くりかえしますが、一度着られるようになれば、今後の式典にずっと使えるのが和装の強みです。お子さんにとっても、自分の式典にママが着物で出席してくれた……というのは、素敵な思い出になると思います。

また、お子さんの式典用の服装として着物をレンタルするというケース、昨今、多いようですね。袴姿は、着付けで最も苦労しそうな帯結びがないので、自分自身の和装はまだちょっと…というママでも「着せてあげる」練習をすると、とっても良いと思います。

ネット動画を活用して挑戦してみてはいかがでしょうか? ピシッと決めたい「襟元」や、「子どもが苦しがらない着付け」、「着付け簡単グッズ」などなど、知りたい情報が検索で出てくる、大変便利な時代。ぜひとも活用してみてください。

山田シャルロッテ
山田シャルロッテ

ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。

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