待機児童問題、大変なんです
null波風立てない大人の忠告テク
null山田シャルロッテです。
昨今、待機児童はだいぶ減ってきているようですが、都市部や近郊ではまだ完全には解消されていませんね。
筆者はいわゆる“保活激戦区”で、わが子の幼児時代を過ごしました。
自分の住所で保育園の空きが出ず、他地域から通園するお宅や、漫画に登場したレイさんのように、上の子と下の子が別々の保育園になってしまい、通園からイベントごとまでダブルで消耗しきっているご家庭も……。
年少(3~4歳)以上だと幼稚園などの選択肢も増えますが、最も保育が大変な乳幼児期の子どもの受け入れ先は限られており、その年代では特に待機児童問題が現在も深刻です。
筆者などは保育園入園時、園長からのクラスレクチャーで、
「待機児童もいらっしゃる地域ですので、もしも平日に親御さん同士のお休みが重なるような場合も、
お子さんを保育園に預けて、ご近所の喫茶店等でママ会などは絶対にしないでください。
どこにどんな目があるかわかりません」
と釘を刺されました。
で、ママ友のほとんどは、仕事が早めに終わった日に先に夕食の買い物ができた……などという時でも、買ったものを自転車のカゴやコインロッカーに置いて保育園のお迎えに来る、などの工夫をしていたような状態です。
でも、中には「大事な話を聞いてない人」「気にしない人」いるんですよね……。
実際、筆者の保育園でそういう事があった際は、周囲のママの間にその話が電光石火で広まり、
結局クラス代表さんから「他の学年の方からご注意を受けたんだけど……」と、
当事者コミュニティと関係しない外部から忠言された、という形をとって本人に伝えました。
この手の事は、早めに対処しておかないと、当事者ママがなんとな~く、ママ友のコミュニティーで浮いた存在になっていったりもする、意外と繊細で後を引くお話です。
周囲に、悪気なく気がつかないタイプのママ友がいる場合は、ぜひ、江美子さん方式で早めに忠言してあげてください。
ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。