お嫁さんに台所に入ってほしいか否か…結果はこちら!
nullまず、お嫁さんに台所に入ってほしいかをたずねてみました。その結果は次のとおり。
- 手伝ってほしいと思わないので、台所にも入ってほしくない・・・35.5%
- 本当は手伝ってほしいけれど、台所には入ってほしくない・・・20.0%
- 手伝ってほしいので、一緒に台所に入ってほしい・・・40.0%
- すべて任せたい・・・7.5%
一緒に台所に立ってほしいと回答した人が4割と最多でしたが、台所に入ってほしくないと答えた人もほぼ同数。全体で見ると、台所に入ってほしくないと回答した人が52.5%とやや上回わりましたが、ほぼ半々という結果となりました。
次からは、気になるそれぞれの理由をご紹介していきます。
手伝いは不要と思う理由
null「キッチン周りは綺麗にしてありますが、いろいろと調理の仕方や手順など家庭によって違いがある。お互いに気を遣いながら家事をするのは気持ちの面でしんどいので、基本的にお手伝いは気持ちだけで断ります」(64歳/主婦)
「自分のペースでしたほうがいい」(64歳/主婦)
「狭いので台所に何人も立てないし、うちに来た時はのんびりして欲しいから。 でもたまにサラダを作ってくれたりします」(53歳/総務・人事・事務)
野菜の切り方ひとつとっても、身に染みたやり方があるのが料理。自分なりの段取りやペースがあるので、お嫁さんに説明しつつお願いしていては気疲れしてしまう、というのも分かる気がします。結果、「お気持ちだけで」とお断りしている人も少なくないようでした。
「自分でご馳走したいから」(71歳/主婦)
「折角来たのだから、のんびり過ごしてほしい。美味しいものをたべて、ゆっくりして帰ってくれれば」(76歳/主婦)
一方で、おもてなしの心から「任せてちょうだい!」という声も。その気持ちがうれしいですよね。
手伝ってほしいけれど台所に入ってほしくない理由
null「キッチン周りの整理整頓が出来てないので、あまり見られたくないから」(69歳/主婦)
「気を付けているつもりだが冷蔵庫の中とか台所の汚れなど嫌だと思うので」(61歳/主婦)
「段取りというか、リズムがあわない、置く場所も違うし、場所も狭いから」(78歳/主婦)
「台所が二人で作業するには狭いので……」(72歳/主婦)
「何々して欲しいと色々言うと反感をもたれる場合もあるので、台所に入ってほしくない」(80歳/その他)
「座ってていいのよ」と言いつつ、じつは手伝ってほしいと思っているかもしれない方々の理由として最も多かったのは、「台所を見られたくない」というもの。掃除が行き届いていない時は、たとえ身内であっても台所に入ってほしくないと思う気持ちも分かりますよね。
その他には、そもそも台所スペースの問題という声や、いろいろ頼むと嫁姑問題に発展しそうだからいっそ頼まない……といった声も聞かれました。
こうした理由をストレートに言ってもらえたら、落としどころが見つけられる場合もありそうです。ただ、理由なく手伝いの申し出を遠慮されてしまうと、その言葉の裏を察するのは至難の業に……。
台所に入って手伝ってほしい理由
null「いつも一人で調理しているので、一緒に作る喜びを味わいたいです」(77歳/主婦)
「むしろ自分が手伝う方で、ほとんど一緒に台所に立ち楽しく話しながら家事をしている。楽しいし向こうのほうが上手なので一緒に協力したい」(70歳/その他)
「大変だと思うが、たまには私も、なまくらしたいので」(73歳/主婦)
ただ一緒に台所に立つだけでもうれしい!と思われるお姑さんもいました。時短レシピや便利な調理アイテムなどのお料理ハックを紹介すると、会話がはずんだりするかもしれませんね。
「一方的ではなく共に作業することが遠慮なくお互いにベストな関係だと思う」(72歳/主婦)
「息子家族がくると、食事の支度や後片付けがとても大変なので手伝って欲しい」(69歳/総務・人事・事務)
お姑さんからすると、ふだんよりも人数が増えるので、当然、食事の支度は大変になります。お嫁さんの手を借りたい、一緒に乗り切りたいという率直な声も聞かれました。
どんなことを手伝ってほしい?ご飯作りより多かったのは…
nullでは、台所に入って手伝ってほしいと回答した人は、具体的にどんなことを手伝ってほしいと思っているのでしょうか。選択肢から選んでもらいました。
- 食料の買い出し・・・17.5%
- ご飯作り・・・30.0%
- 配膳・片付け・・・32.5%
- お皿洗い・・・27.5%
- その他・・・5.0%
買い出しもなかなかの重労働になりがちですが、息子一家が帰省する前に済ませてしまう、という人が多いのかもしれませんね。
手伝ってほしいものとしては、「配膳・片付け」「お皿洗い」と食事後の片付けにかかるものに票が集まりました。人それぞれのやり方や味付けがあるご飯作りより、作業的にも片付けは断然シンプル。お姑さんとしても頼みやすいのかもしれません。
以上、息子一家が帰省した時の食事の支度にまつわるお姑さんたちの思いをお届けしました。
「座ってくれていていいのよ」の言葉の裏には、本当は一緒に手伝ってもらえたら……と思っているかもしれませんし、言葉通りよ、という人も。見極めるには、義母との関係性も大いにかかわってきそうです。いずれにしても、義母の気持ちを尊重しつつ、お互いが気持ちよく過ごせるのがなによりですね。