実家に帰る組は手土産をぬかりなく
nullこの機会にしっかり投資組
null山田シャルロッテです。
ご愛読ありがとうございます。今年1月から開始した『ママトモ同志』、早いもので、今回が令和5年最後の回……! 大人になると1年があっという間ですよね。
さてみなさま、年末年始はどのように過ごされますか? 帰省や忘年会、新年会などで、ふだんはなかなか会えない人と会う機会も出る時期ですよね。今回の漫画では「お年玉」と「年末年始の過ごし方」の2テーマを扱ってみました。
まずは「お年玉」のお話。子持ち勢はいざ遭遇した時に慌てないよう、あらゆる方向性から「お年玉対応策」を事前に考えておくと安全でしょう。
子どもがいる同士や親戚関係で、「お年玉は一切贈り合わない」などの協定を結ぶケースもあると思います。先方から言われた場合は私もうなずいて合わせますが、特に決めごとのないお相手から頂いたら、私は、ありがたく受け取らせるようにしています。親がもらうものではなく、子どもに贈ってくださる新年の縁起物ですから、いったん出してくださったところで辞退するのは、あまり気持ちのいい方法ではないな~……という考えからです。
独身や子どものいない方がお年玉をくださった時には、漫画のように「お年賀の品物」を渡したり、急に頂いた場合は後で贈り物をしたりして、お礼の気持ちを返すようにしています。必ずお返しすべき、というものでもありませんが、「もらいっぱなしは気になる」というタイプの方には、事前対策をおすすめします。
逆に、子持ち同士の場合で、先方にお年玉の用意がなさそうな場合は、こちらが用意して持っていても、出さないようにしています。先方に急いで気を遣わせたりして、ややこしいですものね。
2つめは「年末年始の過ごし方」。実家や親戚の家に集まる……など、習わしがある御宅もあると思いますが、筆者の友人家族に「近場でもホテルに泊まって過ごす」という合理的な人々がいるので、一例的に漫画でもご紹介してみました。
日本古来、「おせち料理」というものがありますが、あれって昔は「主婦がせめて3が日は休めるよう、日もちのするごちそうをたっぷり作っておく」という意味もあったと聞きます。どこかの家に集まれば、なんだかんだとその家の人は働かざるを得ないので、「集まりたい人はみんなホテル集合」と割り切るのも、一つのやり方かと思います。
前述の知人家族は、「ある年に親族で年末年始に旅行に行ったら、旅行以上に“すべて宿まかせ”が快適だったので、それ以降「近場であっても集まる場合は宿をとるようになった」のだそう。宿代はお高めなシーズンですが、新年らしいお料理やイベントなどを行う宿が多く、年末年始恒例の家族のお楽しみになっているのだそうです。
みなさま、よいお年をお迎えください。
ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。