「あいさつ時の笑顔」で、こちらも明るい気持ちに
nullまず、シンプルな習慣である、あいさつに関する回答です。
「同じマンションの年配の方。エレベーターで会った時に必ずあいさつ以外にひと言添えてくれる」(47歳・総務、人事、事務)
「にこにこ明るく元気に挨拶してくれる人。人見知りだけど、こちらもちゃんとあいさつできる」(41歳・主婦)
「ほとんど話したことないのににっこりあいさつしてくれるおばあちゃん」(41歳・技術職)
「誰にでも明るくあいさつをする近所の小学生。かわいくて癒やされます」(48歳・主婦)
「誰にでも気さくにあいさつ、声掛けしてくださる奥様。目が良いらしく遠くからでも誰だか見分けて声をかけてくれる近所の潤滑油的存在。同じようにはなれないけれど、ああなれたらいいなと思います」(51歳・技術職)
ゴミ捨て、出勤、外出時にすれ違ったときのあいさつを繰り返していくと、少しずつ“顔見知り”に。よほどの事情がない限り、知っている人から笑顔であいさつをされて、不快になる人はいないのではないでしょうか。
あいさつは、人間関係構築の最初の一歩でもあるようです。
相手を緊張させない「やさしい雑談」
nullあいさつを交わす関係性が定着すると、ひと言付け加えてくれるコミュニケーション上手なご近所さんの存在も。
「子どものことを温かく気にかけて声かけしてくれる方。ひとり親として子育てしているので、一人じゃないんだと安心できます」(42歳・その他)
「あまり家族のことを詳しく聞いたりせずになんとなくふわっとした感じで世間話ができる人」(41歳・主婦)
「あいさつの時に少し会話を添えてくれる方。コミュニケーションが取れている気がして安心感があります」(38歳・その他)
「すれちがうとエールを送ってくれるおばあちゃん。よく“あなたと話すと元気になる”と言ってくれるが、私のほうが元気をもらってる。私も誰かに“いってらっしゃい。今日も素敵よ”とか言えるおばあちゃんになりたい」(41歳・その他)
こちらを緊張させずにサラっと雑談を振ってくれる人、素敵ですよね。
その日の天気や、地域内のトピック、電車遅延の交通渋滞の状況など、相手のプライベートを侵害しない共通の話題は意外と身近にあります。
詮索しない「ほどよい距離感」
nullあいさつを交わし、雑談もするようになったら、少しプライベートな話もするようになるかもしれません。でも余計な“詮索”や“噂話”をしないことは、良好なご近所関係を長持ちさせる際に大切なことであるようです。
「いちいち詮索してこない」(42歳・金融関係)
「どこから来たのか、子どもは居るのか、仕事はしているかとズカズカ聞いてくる人もいますが、そのお隣さんはそこに暮らした4年間、余計な事は一切聞かずに、毎日のように挨拶し、暑いねとか寒いねとか言葉を交わしてくれました。そこから引っ越す事になった時は、最後にお見送りまでしてくださいました。一番素敵な素晴らしいお隣さんでした」(44歳・主婦)
「近くの畑で採れた新鮮な野菜を、こちらが気を使わないようにさり気なく差し入れする優しい隣人」(58歳・主婦)
「相手はどんな属性の人」なのか根掘り葉掘り質問するのは、多くの場合「相手のため」ではなく「自分の好奇心のため」だったりするんですよね。
互いに相手に見せない領域も守っておくことで、ほどよい関係性がゆるやかに続くこともあるのです。
地域を「さりげなくサポート」
null地域の中には、みんなが嫌がる“面倒なこと”を率先して引き受けてくれる人もいます。
「町内の活動を率先して明るくやっているおじいちゃん。真似はできませんが尊敬はしてます」(57歳・主婦)
「ゴミ捨て場の片付けをすすんでしてくれていたことに気付いて、私も気にかけるようになりました」(57歳・その他)
「すすんで雪かきをしてくれるおじいちゃん」(51歳・その他)
町内活動や雪かきなど、一生懸命取り組む姿を見たら「お疲れ様です」と声をかけたいですね。
以上、お手本にしたいようなご近所さんの特徴についてお届けしました。
決まった場所で一定時間を過ごす友人や職場の人間関係とは異なり、偶然の出会いを積み重ねて少しずつ顔なじみになるご近所関係。
笑顔であいさつ、ふわっと雑談。でも距離感を大切に、誰かが困っていたらさりげなくサポート。そんなご近所さん像が浮かび上がってきました。
皆さんのまわりにも「お手本にしたいな」と思えるようなご近所さん、いませんか?
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