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【姑の気持ち】息子のお嫁さんに「言いたいけど言えないでいること」…義母の心の内をリサーチ

嫁姑といえば、ちょっとばかりセンシティブな関係であるケースも。夫(息子)を介して近い間柄ではあるけれど、お互い相手に対して気を使い、いろいろ胸に秘めていることも少なくないかもしれません。

『kufura』が、既婚女性を対象に“義母に面と向かって言いたいけど言えないでいること”についてアンケート調査を実施したところ、実にさまざまなコメントが続出。今回は、逆にお姑さん49人を対象に“嫁に対する本音”をリサーチしました。

もう少し連絡を密にしてほしい

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「贈り物をしても返事がない。忘れた頃に返事が来るときもある」(80歳/主婦)

「たまには遊びに来て欲しい。子どもたちの顔が見たいので、子どもだけでもいいので……と思っているけど、“あんたはいらない”と言ってると思われそうで言えない」(55歳/総務・人事・事務)

「電話してもなかなか出ないしメールしても返事が遅い。何かあったとき連絡がつかないと心配だと思うのですが、事情があるのだろうと、なかなか言えないです」(71歳/主婦)

嫁に言い出せないでいることとしてまず多かったのは、連絡に関すること。特に、贈り物をしたときに反応がないことにモヤモヤしているお姑さんの声は上記以外にも聞かれました。お嫁さんの立場としては何か事情があるのかもしれませんが、大人のマナーとして、一言メールや電話でのあいさつはしたほうがよさそうです。

家事や家計の管理をしっかりしてほしい

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「息子の体に良い食事作りを心がけてほしい」(70歳/主婦)

「外で働いているので仕方ないが、仕事をするようになってから時間やお金にルーズになってきたように思える」(61歳/主婦)

「贅沢しないでしっかり節約して地道に生活してほしい。高いものをよく買っているけど、お金を出してあげるわけでもないので言えない」(68歳/パート・アルバイト)

義母から見て、お嫁さんの家事や家計の管理に物足りなさを感じることもあるようです。ただ、家庭の実情は当事者である夫婦にしかわからない面もありますし、姑と嫁の世代では価値観に隔たりもあるので、なかなか難しい問題ですよね。

言葉遣いやしぐさが気になる

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「よく口を大きく開けて大声で笑うこと。声の大きさは個人差があるので仕方ないけれど、大声で笑う時は口に手を当てるなどして欲しい」(69歳/主婦)

「髪を手で頻繁に触る事。あの手で出された、おやつや料理を息子が食べるのかと思うと注意したいが言えないでいる」(79歳/主婦)

「言葉遣いがきになるときがある」(62歳/主婦)

面と向かって言えないけれど、義理の娘の言葉遣いやしぐさが気になるという人も。言葉遣いというのが具体的にどういうことかはわかりませんが、上記3つのなかでは、“髪を手で触る”のは、筆者もやってしまうことがあるので控えようと思いました。

もっと打ち解けてほしい

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「キッチンで手伝おうとすると“いいです”と言われ何もできないこと」(64歳/主婦)

「人見知りなのでなかなか打ち解けられない。心の距離を詰めてもっと仲良くしたいのだけれど、怖がらせてはいけないので様子見している感じです」(57歳/会社経営・役員)

「いつもニコニコして愛想がいい嫁。でも、嫌なときははっきり嫌と言ってほしい」(66歳/その他)

「義理とはいえ娘なのに……」と、息子の嫁のよそよそしい態度に寂しさを感じているようなコメントも寄せられています。嫁の立場からすると、「姑=怖い」というイメージが拭えず、「そそうのないように」と気負いがちになってしまうこともありますが、もう少しリラックスして接してもいい場面もあるのかもしれません。

その他、こんな意見も…

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「とても良いお嫁さんなのでそのようなことは全くありません」(68歳/主婦)

「私が不可能だった旦那操縦法が上手い。私の出来なかった事をやり遂げてる、腕のある嫁さんです」(74歳/その他)

「別に文句はない。二人で、力を合わせて、楽しく健康に過ごしてくれれば満足」(69歳/その他)

今回のアンケートでは、息子の妻に言いたいことは特にない、との声も少なくありませんでした。お義母さんがたの優しいコメントに心温まります。

 

以上、お姑さんたちの本音をお届けしましたがいかがでしたか? 「もしかしたら義母もそうなのかも……」と思い当たることもあったかもしれません。しかしながら、ちょっとした不満や違和感があるのはお互い様。なるべくおおらかな気持ちで円満な関係を築いていきたいですね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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