「息子の配偶者のことを他人に話すとき、どのような呼び方をしていますか?」
null既婚の息子がいる女性53人に、6つの選択肢の中から最も近いものを1つだけ選んでもらったところ、結果は以下のように。
「息子のお嫁さん」・・・30票(55.6%)
「息子の嫁」・・・11票(20.4%)
「嫁」・・・4票(7.4%)
「義理の娘」・・・1票(1.9%)
「息子の奥さん」・・・1票(1.9%)
「その他」・・・6票(11.1%)
冒頭でもお伝えしたように、夫の母親を「姑」と呼ぶ人は少なくなっている一方、息子の配偶者を表す「嫁」のほうはまだまだ健在のようです。
その呼び方をする理由は?
null続いて、息子の配偶者をなぜそのように呼ぶのか、お姑さんたちのコメントをご紹介します。
「息子のお嫁さん」・・・30票(55.6%)
「“嫁”と呼び捨てされるのは、もらってあげたと言うふうに聞こえる。自分も過去にそう感じた」(64歳/主婦)
「“嫁”はちょっと上から目線の気がするし、世間話するくらいの相手になら“息子のお嫁さん”かな。公的な場では“嫁”です」(74歳/主婦)
「身内ではあるがあくまで余所様が大切に育てたお嬢さんなので“お嫁さん”が無難かと」(58歳)/営業・販売
「本人には名前で呼びかけるが、他人に話すときには“息子のお嫁さん”。それが一番当たり障りがなくて柔らかく感じる」(69歳/その他)
今回、最も多かった「息子のお嫁さん」という呼び方。ただ「嫁」と呼ぶよりも、さん付けすることで柔らかい印象になります。
「息子の嫁」・・・11票(20.4%)
「簡潔でわかりやすく、一般的だと思うから」(73歳/主婦)
「家族だと思っているから」(63歳/主婦)
「他人に話すのに敬称は付けないです」(70歳/主婦)
嫁に「さん」を付けるか付けないか、どちらが正しいとは一概にいえませんが、身内だと思うからこそ、敢えて「さん」を付けないという意見もあるのですね。
「嫁」・・・4票(7.4%)
「息子が私との会話で嫁と言ってるので」(72歳/主婦)
「他人に分かりやすい」(73歳/主婦)
今回の選択肢の中で最もシンプルな「嫁」呼び。たしかに、わざわざ「息子の」と付けなくても、「嫁」といえば、息子の嫁であることは相手に伝わりますよね。
「義理の娘」・・・1票(1.9%)
「嫁と言いたくない。義理の娘か、息子の連れ合いと言うこともある」(80歳/主婦)
昔ながらの「嫁」という表現を避ける呼称のひとつ「義理の娘」。母集団が小さいので、何ともいえませんが、今回のアンケートに関しては、この呼び方をするのはごく少数派という結果に。
「息子の奥さん」・・・1票(1.9%)
「遠方で関わりが無いので……。あまり馴れ馴れしくしたくないから」(55歳/主婦)
やや距離感のある「息子の奥さん」という呼び方。たしかに、息子夫婦と疎遠にしているのであれば、お義母さんにとって「嫁」や「義理の娘」などの表現はしっくりこないかもしれません。
その他、どんな呼び方が?
「名前にさんをつけて読んでいる。娘と同じ扱いですが、他人なので」(64歳/主婦)
「名前。交際している頃そう呼んでいたので、その延長で」(79歳/主婦)
「嫁ちゃん。大好きだし仲良しで友達のようなのでついそう呼んでしまう」(69歳/その他)
その他の呼び方としては、「名前で呼ぶ」との声がちらほら。親戚同士など、ごく身近な人との会話であれば、「この前、〇〇さんがね」と、ファーストネームで十分、通じますよね。そして、変化球の「嫁ちゃん」呼びは、理由のコメントも含めて、なんだかほっこりしてしまいました。
以上、息子の配偶者の呼び方について、お義母さんサイドの意見をご紹介しました。今回のアンケート結果では、「息子のお嫁さん」「息子の嫁」がスタンダードなようですが、みなさんはどんなふうに呼ばれているのでしょうか? また、どんなふうに呼ばれてみたいですか!?