今回は、既婚男性と“妻の実家”の関係の雰囲気を把握すべく、「妻の実家に感謝していること」についてアンケートを実施。
義実家との交流がある既婚男性193人にご協力いただき、面と向かって言う機会はなかなかないけれど妻の実家に感謝していることについてうかがいました。
上位5つの回答をランキング形式でお届けします。
5位:訪問時のもてなし(10人)
null娘夫婦がやってくると、大歓迎してくれる妻の両親への感謝の声です。
「いつ行っても、美味しいご飯を食べさせてくれるところ」(39歳・営業・販売)
「いつ行ってもとても歓迎してくれるところ。本当の親子のように感じられるから」(57歳・技術職)
「出てくる料理がうまい」(49歳・総務・人事・事務)
「訪問するたびに親切にしてくれること。温かさに感動するから」(57歳・その他)
妻の両親が張り切ってもてなす様子を通じ、自分たちの訪問を待ち望む相手がいることを感じ取っているようです。以前、既婚女性にも同様の質問をしましたが、夫の実家で“上げ膳据え膳”を楽しんでいる女性も見られ、時代の変化が垣間見られます。
4位:金銭的なサポート(13人)
null小遣い、お祝い、家計援助など、お金に関するエピソードです。
「いつも電車賃という名のお小遣いをありがとうございます」(50歳・その他)
「生まれてからまだ会ったこともない子どもに、毎年お小遣いを送ってくれる」(48歳・その他)
「家計は夫婦で不自由ない生活が送れていますが、金銭面でサポートをしてくれて気にかけてくれる」(45歳・営業・販売)
「家を買うときの補助」(54歳・会社経営・役員)
「金銭的な援助をしてくれること」(52歳・学生・フリーター)
ちょっとした“お小遣い”から、手厚い家計援助までさまざまな回答が寄せられました。
3位:気遣いや優しさ(16人)
null家族の一員として接してくれることに対する感謝の声です。
「とても優しいお義母さんに感謝しています」(59歳・技術職)
「自分の子どもと同じように気さくに接してくれるところ」(52歳・総務・人事・事務)
「いつも行ったら優しく迎えてくれる」(40歳・技術)
「色々な場面で心遣いしてくれるので」(58歳・総務・人事・事務)
「私は口数が少ないが、いつもあたたかい」(26歳・その他)
「家族を大事にしてくれる。何かあった時は全力で助けてくれる」(48歳・公務員)
特別扱いせずに、1人の家族として温かく接してくれる妻の実家に居心地のよさを覚えている男性は少なくないようです。
2位:贈り物(20人)
null妻の実家からの贈り物に関する回答です。
「農家で、米の供給をしてくれること」(47歳・総務・人事・事務)
「時々日本酒を送ってくれる」(43歳・営業・販売)
「おいしいものを送ってくれること」(49歳・その他)
「毎年りんごを贈ってくれる」(54歳・金融関係)
「野菜をもらって助かります」(41歳・その他)
地場の農産物や、旬のもの、夫婦の好物などが妻の実家から送られてくるという声が多く寄せられています。こうした贈り物を通じて、季節の移ろいを実感する人も見受けられました。毎年の贈り物が届かないことで義実家の異変を察知することも。
1位:育児のサポート(34人)
null既婚男性が妻の両親に感謝していることとして最も多くの回答が集まったのは、育児サポートに関することでした。
「子どもとしっかりと向き合い、遊んでくれるので、感謝しています」(44歳・営業・販売)
「子どもの面倒を見てくれる」(41歳・総務・人事・事務)
「毎日子どもの学校の送り迎えをしてくれてとても助かっています」(44歳・その他)
「同居しているが、子どもをかわいがってくれて食事も作ってくれるところ」(50歳・営業・販売)
「家からの距離が近いため子どもたちがいつもお世話になっていること」(48歳・営業・販売)
孫に手間と愛情を注いでくれる祖父母の存在によって、夫婦の育児負担が軽減されているようです。男女の回答内容を比較すると、近居・同居の妻方の実家による育児サポートは、夫方と比べてより手厚い傾向が見られました。
以上、既婚男性が“義実家”に感謝していることについてお届けしました。
以前「妻が義実家に感謝していること」に関するアンケートを取った際には夫の実家との“距離感”に感謝する記述が一定数見られました。
対して、妻の実家との近い距離感になじんでいる男性は思いのほか多く、手厚いおもてなしや、育児サポートに感謝する声が多く寄せられています。