孫の帰省が決まっているのは少数派…
nullアンケートにご協力頂いたのは、孫のいる371人の男女。
まず、今年の年末年始の孫(およびその家族)の帰省の予定について聞いてみました。(アンケート実施期間2020年11月19日~24日)
【子・孫は年末年始に帰省する?】
帰省することが決まっている・・・12.6%
帰省するかどうか迷っている・・・22.6%
帰省しないことが決まっている・・・24.4%
(同居・近居などの理由で)帰省する必要がない・・・40.5%
帰省することが決まっているのはわずか12.6%。22.6%は帰省の予定が決まっておらず、24.4%は帰省をしないことを決めています。
その理由としては、新型コロナウイルスが大きな理由となっています。
続いて、「(孫)が帰省するかどうか迷っている」「帰省しないことが決まっている」と回答した183人のシニア男女に、帰省しなくなった場合に、帰省の代わりにしてもらえるとうれしいことについてうかがいました。
多く集まった3つの回答は以下の結果でした。
3位:孫の動画・写真の共有(22人)
null22人の男女から寄せられたのは、何度も繰り返し見られる動画や写真の送付を望む声です。
「コロナが流行ってるのでメール、スマホなどで動画などで近況報告してもらえれば十分です」(65歳・男性・その他)
「動画メールを送ってもらえると繰り返し見れるので良い」(70歳・男性・その他)
「電話やメールで写真を送ってくれるとうれしい」(65歳・女性・主婦)
「お嫁さんが、週に1回はLINEで写真を送ってくれる。でも、直接抱きしめてやりたい」(67歳・男性・その他)
2位:音声電話(43人)
nullお正月だからいつもよりも長めに、そして家族みんなの声を聞きたいという意見も多く寄せられました。
「電話で元気な様子がわかればそれだけでいいと思います」(63歳・女性・主婦)
「来られなくとも電話がかかってきそうです。全て新型コロナの影響で残念です」(78歳男性・その他)
「電話でもよいので、孫が今一番真剣に取り組んでいることを聞きたい」(71歳・男性・その他)
1位:テレビ電話(47人)
null今回のアンケートでは、帰省の代替手段として、最も望まれていたのは“テレビ電話”でした。
「テレビ電話で話をしたい。普段の自分の家で、よそ行きではない、のびのびとした姿が見られるから」(52歳・男性・その他)
「新型コロナウイルスの影響で帰省しないが、ラインでテレビ電話が出来るので直接会えなくても特に問題はない」(74歳・男性 ・会社経営・役員)
「新型コロナウイルスの影響で帰省はしないけど、テレビ電話で連絡を取り合うようにしているので、充分うれしい」(67歳・女性・主婦)
「テレビ電話で話したい。成長ぶりを観ることができる」(72歳・男性・その他)
「毎週Skypeをしているので年末年始は普段より回数が増えると嬉しい」(61歳・女性・主婦)
幅広い世代の人たちがテレビ電話を共通のコミュニケーションツールとして活用しているようです。
孫とオンラインゲーム!? 他にもこんな声が…
null今回のアンケートでは、他にもこんな声がありました。
「年賀状にて近況を報告してもらう」(77歳・男性・その他)
「孫とゲームすることが楽しい」(69歳・男性・その他)
「元気で家族で仲良く暮らしてくれていたらそれでいいと思う」(60歳・女性・主婦)
「インスタグラムに動画をあげてもらう」(60歳・男性・営業・販売)
オンラインゲームから年賀状まで、つながりを絶やさぬため、いろんな代替手段を模索している様子が伝わってきます。
今回は、「孫の帰省が叶わない場合にしてもらったらうれしいこと」についてお届けしました。
楽しい行事が軒並み消滅した2020年。大切な人たちとの集いを“不要不急”と決断するのはつらいものですが、オンラインでのコミュニケーションが浸透しつつあるようです。