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36.5%の主婦がコロナ禍で「家族ストレス」が増えたと回答…その理由は?講じた対策は?

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マスクを常に着用し、以前にも増して念入りに手洗いをして、人混みに居心地の悪さを覚え、感染対策をしていない人に不信感を覚える……。このような生活を送る中で、何らかのストレスを感じたことがある方もいるかもしれません。

一方で家の中はというと、いつもは通勤している夫や妻がテレワークになったり、子どもも家で過ごす時間が増えたりと、いつもとは違う生活を送っているご家庭も多いのではないでしょうか。

数あるストレスの中でも、今回は既婚女性の“家族ストレス”に着目。コロナ禍後、どのような相手にどんなストレスを感じるようになったのか、アンケート調査を実施しました。

距離感の近い相手に対してストレスを抱えやすい?

今回、『kufura』編集部のアンケートに協力頂いたのは、20〜50代の既婚女性271人です。

新型コロナウイルスの影響を受け、“同居している家族”に対して、以前と比べてストレスを感じるようになったかどうか質問しました。

【新型コロナウイルスで「同居家族」へのストレスは増した?】

以前よりストレスを感じている・・・10.7%

以前よりややストレスを感じている・・・25.8%

以前と変わらない・・・58.3%

以前よりストレスを感じなくなった・・・3.7%

わからない・・・1.5%

最も多かったのが、58.3%が回答した「以前と変わらない」という回答。一方で、36.5%の女性はストレスレベルの上昇を実感しています。

この36.5%の女性に、同居している家族の中で、誰に対して最もストレスを感じているのか質問したところ、結果は以下のようになりました。

夫・・・62.6%

息子・・・8.1%

娘・・・12.1%

自分の母・・・4.0%

自分の父・・・6.1%

義理の母・・・2.0%

義理の父・・・2.0%

ストレスを感じる相手として他の選択肢と比べて群を抜いて多かったのは、“夫”という結果に。その後は“娘”“息子”と続きます。

続く質問では、ストレスを感じた理由や、そのストレスに対する自分なりの解決方法についてうかがいました。

夫によって生じたストレスの内容は?どう向き合う?

コロナ禍でストレスが増した既婚女性にとって、“夫”が原因のストレスの割合が最も多くなっています。

家庭を運営する“パートナー”である夫だからこそ、たくさんのことを期待していることの裏返しかもしれませんが、具体的にどのようなストレスを抱えることになったのでしょうか。

多く集まったのは、以下の3つの回答でした。皆さんが講じたストレス対策と合わせてお届けします。

1位:夫の在宅時間が増えた(14人)

「夫の自宅待機が増えた時期があって家にいられてしんどい思いをした。また給料も減ったのでストレスだった。庭いじりをしたり外で体を動かしたり、旦那と子どもは留守番で私1人で生活用品の買い物しに出掛けて息抜きしていた」(31歳・主婦)

「夫がリモートワークになり、3度の食事がとてつもなく重荷になっている。とてもストレス。遂に爆発して『私にも休暇をくれ』とキレた。何度かに一度は買ってきたもので良いと言うようになった」(51歳・主婦)

「夫が自宅に居る時間が長すぎる。ずっとスマホかTVゲームしている。それか録画を観ている。同じ部屋にいても何時間も話をしない時が多い。ストレスをためないために『買い物』と言って家を出て、2時間くらいドライブしている」(37歳・主婦)

2位:夫が家事をしない(7人)

「夫が家事をしない。自分用のくつろぎスペースを作り、夫と顔をあわせない時間を作るようにした」(29歳・総務・人事・事務)

「在宅しているとずっと寝転がって、家事を手伝おうとしない。やってもらうことをリスト化し、家事を無理やりやらせます」(43歳・主婦)

「家で過ごすことが多くなった分、夫が部屋を散らかすから。掃除をしまくる」(40歳・その他)

3位:夫の感染予防対策が不十分(6人)

「夫がお風呂に入らない、手を洗わないことが多い。入るよう何度も忠告した」(40歳・主婦)

「帰宅後すぐに手を洗っているかなど、気になってしまう。 特に何もしていないけれど、都度『手洗った?』など声をかけている」(54歳・主婦)

夫の在宅時間が増えた家庭では、昼食用意や家事の負担が増えたことでストレスにつながったケースも多いようです。また、夫の家事量が増えないことへの不満の声が聞かれました。

夫婦間で感染対策の温度差についての回答も寄せられています。

ストレスを軽減する方法としては、いったん距離をおく、家の外に出てリフレッシュする、不満を根気よく伝え続ける、などの策が集まりました。

息子・娘が原因のストレスはどんな内容?

続いて、子どもが原因で増したストレスについては、以下のような回答が寄せられています。

「息子が家にいることが多くなったにも関わらず、勉強しない。なので、夜中に、美味しいデザートを1人で食べる」(46歳・その他)

「以前よりも家にいる時間が長いが、息子が全くなにもせずだらだらしているので、目について腹が立つ。特に解決策がなく、いまだにイライラします」(51歳・その他)

「出歩く機会が少なくなり常に家の中で娘とベッタリで自由がなくイライラする。子どもを早く寝かせて自由な時間を作る」(32歳・主婦)

小さな子どもがいる家庭では育児・家事負担が増えたこと、ある程度成長している家庭では子どもの在宅時間が増えて“ダラダラする姿”“勉強しない姿”がいやでも目に入ることで、イライラする機会が増えたことなどがあがっています。

両親・義理の両親のストレスとどう向き合う?

同居する親によるストレスについては、以下のような回答が集まっています。

同居する自分の親

「自分の父。歳と共に頑固になっているところにコロナ騒動が起き、1人で振り回されて周りに当たるから。同居を解消した」(42歳・その他)

「自分の母。手洗いやうがいをしない、旅行や外食にどんどん行く。忠告はしたが聞かない」(38歳・主婦)

同居する夫の親

「義理の父。コロナが流行っているのに仕事で県外に行ったり、義理の姉がコロナのことを何も考えず遊び回っているのに家に呼ぶから。強いていうなら旦那に愚痴る」(26歳・主婦)

「義理の父。不要だと伝えているが、食べ物を頂く事が多い。新型コロナウイルスの影響で、もらったものは不安に感じる。いらない旨を伝えている」(36歳・営業・販売)

自分の親か義理の親かに限らず、自分にとって配慮に欠けていると感じる行動が、新たなストレス源となっているケースも見受けられました。

家族ストレスが増す3つの条件は?

以上、コロナ禍の“家族ストレス”の原因についてお届けしました。

基本的には、以下のような状況下でストレスが増す傾向があると推測できます。

・新型コロナウイルスによって増えた家事・育児の負担を家族とシェアできていない。

・新型コロナウイルスの感染予防対策に家族と温度差がある。

・普段より長く同じ空間にいることで、イヤな部分が目につきやすくなる。

今回のアンケートでは、 “夫”がストレス源となっている割合が最も多かったのですが、それは、家族の中でも最も距離感の近い相手であり、自分のことを理解して欲しい相手だから……ということの表れなのかもしれません。

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