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本格英国式庭園「ピーターラビット イングリッシュガーデン」はこれから見ごろ!富士山と芝桜も堪能

こんにちは! 漫画家兼イラストレーターの新里碧(にっさとみどり)です。
いま、国内外の観光客の人気を集めているスポット、富士山。
そんな富士山を望む山梨県富士河口湖町にある『富士本栖湖リゾート』に、ピーターラビット(TM)をテーマにした英国式庭園がありました。

ピーターラビット(TM)って?

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イングリッシュガーデンに配置されているピーターラビット(TM)のオブジェ。

主人公のうさぎ、ピーターラビット(TM)とその仲間たちがイギリスの湖水地方を舞台にくりひろげるユーモラスな物語の絵本シリーズ。

なんと、累計発行部数25,000万部以上をほこる、世界的大ベストセラーなんです。

1901年の自費出版からはじまり、現在では世界110カ48カ国語に翻訳され、日本でも長く愛されているキャラクターです。

たくさんグッズも出ているので、本は読んだことがなくても、キャラクターとして知っているという方も多いかもしれませんね。

これから見ごろ!首都圏最大級のイギリス式庭園

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イングリッシュガーデン入口のアーチ。

イギリス人ガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏が手がけた本格的なイングリッシュガーデンは、首都圏最大級の規模なのです。

ガーデン内に咲く花。
少しずつですが春の花が咲きはじめています。

春から初冬にかけて約300種類の様々な草木や花々が咲きほこる庭園は、暖かくなってくる春から夏にかけて見ごろに向かっていくそうです。

にょきっと伸びるすずらんの新芽。
ガーデン内の池とフォトジェニックな東屋。

取材時(2025422日)は、まだまだ咲いている花は少なかったのですが、あと1~2週間ほどで花が咲きそうなつぼみや新芽がたくさんありました。ゴールデンウイーク以降はきっと花が咲き乱れているのでは?

ガーデン内に配置されたかわいいアヒルのジマイマのオブジェ。

随所に配置されているピーターラビット(TM)と仲間たちのオブジェが、かわいいんです!

これから色とりどりの草花がもっと芽吹いたら、さらに素敵な雰囲気になること間違いなしです。

子豚のピグリン・ブランドたち。
釣りを楽しむカエルのジェレミー。

小さな子連れで来ている家族が、「あひるさん、いたよ!」と、ピーターラビット(TM)たちを探しながら楽しむ姿も見られました。

絵本の中を歩ける「ストーリートレイル」

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ストーリートレイルの看板。
ストーリートレイルの始まりに配置されているお話の1ページ。

イングリッシュガーデンの他に、木々の間の小径にピーターラビット(TM)の絵本の1ページとキャラクターが配置された「ストーリートレイル」というゾーンもあります。

“トレイル”という名前ですが、山道ではなくイングリッシュガーデンと同様に歩きやすく整備された道なのでご安心を。

絵本のお話の1ページとフクロウ。
ピーターラビット(TM)のお母さんとワイン瓶。

キャラクターたちが子どもの目線に設置してあるので、子どもと一緒に探しながら木立の間を歩くのがおすすめ。

木々の間を歩くので、日差しが強い日も涼しく楽しめそうです。

フォトスポットがたくさんの「富士芝桜まつり」も合わせて楽しもう!

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フォトスポット“幸せの黄色い扉”。
フォトスポット“Mt.FUJIオブジェ”。

『富士本栖湖リゾート』には「ピーターラビット(TM)イングリッシュガーデン」と併設の芝桜エリアがあり、現在「富士芝桜まつり」を開催中。

イングリッシュガーデンは低い柵で囲われていますが、芝桜ゾーンまでほぼシームレスなので、どちらも合わせて楽しめます。

芝桜ゾーンにはフォトスポットがたくさんあります。

フォトスポット“ピンクの海を旅する小舟”。
芝桜で作られた富士山が。

取材日はあいにくの天気で富士山は見られませんでしたが、ピンクの景色に配置されたフォトスポットはどれもとてもかわいかったです!

フォトスポットの他にも、スマホを置いて写真を撮ることができるコーナーや展望台もあり、芝桜と富士山をめいっぱい堪能できる工夫が随所に配置されていて楽しめます。

QRコードの看板。
ARで撮影したスマホの画面。

また、芝桜ゾーンにもピーターラビット(TM)のAR写真が撮れるスポットが2カ所ありました。

ハートや花びらがふわふわ動いて、かわいいですよ。

景色をドレス型に切り抜けるアートカード。
景色を富士山型に切り抜けるアートカード。

景色を切り取ってイラストのようにできる“アートカード”も、チケット売り場横で無料配布中。

景色を撮影する楽しみが増える、とっても素敵なカードです。

写真の2種に加えて、今年はツルとピーターラビット(TM)の2種がさらに追加されるとのこと。

犬用のフォトスポット。

平日、ワンちゃんはリードでの入場が可能とのことで、取材時(平日)は犬と写真を撮る方の姿も多く見られました。ドッグランもあり、元気に駆け回る姿も。(※土日や混雑時はカート・ケージでの入園となりますが、フォトスポット利用時はワンちゃんを出して撮影可能)

ピーターラビット(TM)の世界観を楽しめるカフェ、キッチンカーなどフードも充実

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カフェ店内。天井が高く、外の景色が広々と見えます。
ジマイマのエッグハンバーグ2,000円(税込)。

開放的でメルヘンな雰囲気のカフェは、満足度の高いプレートメニューが充実。

落ち着いてしっかり食べたい方にもおすすめです。

テイクアウトもできるので、天気の良い日は、外で食べるのも気持ち良さそうですね!

富士山はんぺん 550円(税込)、富士山溶岩からあげ 650円(税込)。

キッチンカーや屋外のフード系売店には、富士山や芝桜をモチーフにしたメニューがたくさん!

写真を撮ってから食べたい、かわいいビジュアルに、どれを買うか迷ってしまいそう。

静岡県産苺(紅かおり)クレープ 1,100円(税込)。
桔梗信玄餅ソフト 650円(税込)。

人気の桔梗信玄餅や地元のいちごを使ったメニューもありました。

スイーツの他にも、富士宮やきそばや甲州モツ煮など、しょっぱい系フードもたくさんあったので、色々楽しみたいですね!

ここでしか買えない富士山×ピーターラビット(TM)グッズ

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富士山抱っこマスコット1,960円(税込)、富士山抱っこぬいぐるみ 3,670円(税込)。

訪れたら、ぜひチェックして欲しいのが、富士山とピーターラビット(TM)のデザインが入ったオリジナルグッズ。

絵本と同じ繊細なタッチで描かれたグッズはどれも優しい雰囲気で、お土産にもらった人も、ほっこり優しい気持ちになりそう。

私が特に惹かれたのは、富士山をバックにお花畑で遊ぶピーターラビット(TM)と仲間たちが描かれたパズル。

イギリスのピーターラビット(TM)と日本の富士山が絶妙にマッチしている絵柄も素敵ですよね。筆者も6歳の娘がパズル好きなので、一緒にやりたいと思いました。

他にも様々なグッズがあるので、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。

プチ缶入り日本茶 820円(税込)、メレンゲクッキー960円(税込)。
筆者イチオシのジグソーパズル 2,300円(税込)。

今回取材した『富士本栖湖リゾート』は「ピーターラビット(TM)イングリッシュガーデン」や芝桜、四季折々の草花が楽しめるスポットでした。

まさにGW以降、これからがシーズンということなので、ぜひ初夏の草花を感じに行ってみてはいかがでしょうか。

TM&(CFWCo.,2025

 

『富士本栖湖リゾート』

所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212

公式サイト:https://www.fujimotosuko-resort.jp

「ピーターラビット™イングリッシュガーデン」

開催期間:2025412日(土)〜1124日(月・祝)予定

526日(月)〜530日(金)はクローズ。※開花状況により変動あり。

※営業時間・入園料については、春季は「富士芝桜まつり」。秋季は「虹の花まつり」に準じます。それ以外の期間は無料でご入園いただけます。

公式サイト:https://www.fujimotosuko-resort.jp/peterrabbit_english_garden/index.html

新里 碧
新里 碧
取材漫画家/イラストレーター/アーティスト
芸大を卒業後、広告業界を経て独立。2018年、自身の体験を元に描いた『アプリ婚 お見合いアプリで出会って1年で婚約→結婚しました』(小学館)発売。旅と工作が大好きな新米キャンパーです。
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