子どもがいても観劇を楽しめる！「託児サービス」のある劇場＆公演特集

[公開日] 2018.06.12

family

おでかけ趣味

kufura編集部

歌舞伎や能など日本の伝統芸能、大劇場での華やかなミュージカル、じっくり楽しめる小劇場でのお芝居。劇場ではさまざまな芸術やエンターテイメントを楽しむことができます。

しかし、観劇ができるのは劇場という場所に限られていますし、時間もかかるものです。観劇は大好きだけれど、「子どものことが心配で、なかなか観劇できない」「子どもが生まれてから、すっかり足が遠のいてしまった……」なんて人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、小さな子どもがいても安心して観劇を楽しめる“託児サービス”をご紹介します。

劇団四季「親子観劇室」「託児サービス」

null

劇団四季といえば「CATS」や「ライオンキング」など、大人も子どもも一緒に楽しめる作品を多く上演していますよね。小さな子どもがいても気軽に劇場で公演を楽しめるよう、劇場には様々なサービスが用意されています。

そのうちのひとつが「親子観劇室」。劇団四季の専用劇場には、子どもが観劇中に大人しくしていられなくなってしまったときの一時避難場所として、「親子観劇室」という部屋が完備されているんです。

この部屋はガラス張りになっており、子どもが落ち着くまで、ガラス越しに舞台を観ることができます。

もちろん託児サービスもあり、一緒に観劇できない年齢の子どもでも、提携託児サービスに預けることができます。劇団四季ファンクラブ「四季の会」会員向けには託児料金の割引サービスも。

劇団四季

※ファミリーミュージカル以外の公演は3歳以上のみ入場可

親子観劇室：無料、予約不要

※完全防音の部屋ではありません

託児サービス：要予約

※各劇場施設により、対象年齢・営業日・料金などが異なるため申込時に要確認

親子で観劇｜お子様連れの方へのサービス｜劇団四季

宝塚歌劇・宝塚大劇場「チャイルドルーム」

null

宝塚といえばやはり、華やかなショー！　美しくロマンチックな世界は、やはり永遠の憧れですよね。

宝塚歌劇団の本拠地である宝塚大劇場には「チャイルドルーム」があり、子どもを預けて観劇を楽しむことができます。観劇だけでなく、一時預かりはショッピングなどの際にも利用可能。ひとときの夢に、安心して浸ることができますよ。

宝塚大劇場チャイルドルーム

※要予約

対象年齢：0歳（4か月）～9歳未満まで

営業時間：2回公演日　10時～19時／1回公演日　10時～17時

定休日：水曜日

※大劇場の公演に準じる

料金：

大劇場公演 4時間／4,000円（30分超過毎に600円）（開演30分前より4時間）

一時預かり（バウホール公演、新人公演を含む）年会費 600円　利用1時間毎／1,100円

宝塚大劇場　チャイルドルーム | 宝塚大劇場・宝塚バウホール | 宝塚歌劇公式ホームページ

新国立劇場・キッズルーム「ドレミ」

null

オペラ、ダンス、バレエ、演劇など様々な舞台芸術を楽しめる新国立劇場。新国立劇場主催公演を観劇する場合は、劇場内にある託児室「キッズルーム“ドレミ”」を利用することができます。

また、ダンスやバレエなど子どもと一緒の楽しめる公演も多く企画されています。子どもの劇場デビューにもぴったり。子どもが少し大きくなったら、ぜひ一緒に楽しんでみては？

キッズルーム「ドレミ」

※要予約

対象年齢：0歳（3か月）～12歳（小学生）まで

営業時間：開演時間から終演まで

※託児サービス利用可能日は、各公演のちらしやウェブサイトで確認

料金：0歳から1歳児 2,000円／2歳から12歳児 1,000円

託児サービス | 新国立劇場

【公演情報】

新国立劇場で名作を！森山開次「サーカス」＆バレエ「シンデレラ」【子どもと楽しむ劇場】

国立劇場・託児室

null

歌舞伎や文楽など日本の伝統芸能を多く上演している国立劇場。こちらでも国立劇場主催の歌舞伎公演・文楽公演などを観劇する間、劇場内にある託児室に子どもを預けることができます。

また「親子で楽しむ歌舞伎教室」など親子向けの企画も。歌舞伎のみどころの解説など、大人でもためになりますよ。

国立劇場・託児室

※要予約

対象年齢：0歳（一ヶ月検診後）～12歳（小学生）まで

利用可能日・営業時間：公演に準じる（要事前確認）

料金：0歳から1歳児 2,000円／2歳から12歳児 1,000円

託児室のご案内　| 独立行政法人日本芸術文化振興会

【公演情報】

日本の伝統芸能「歌舞伎」を家族で楽しもう！国立劇場「親子で楽しむ歌舞伎教室」【子どもと楽しむ劇場】

キャラメルボックス「託児付きチケット」

null

劇場側の取り組みをご紹介してきましたが、劇団として取り組んでいるところもあります。

SF、時代劇、ラブストーリーなど幅広い作品を上演している「演劇集団キャラメルボックス」。キャラメルボックスでは、公演ごとに「託児付きチケット」を発売しています。

これはチケットに託児料金が含まれたもので、劇場近くの指定の託児施設を利用できます（要予約）。現在はキャラメルボックス 2018 サマーツアー「エンジェルボール」の託児付きチケットを発売中。仕事に家事に育児に……と忙しい毎日のなかでも、心あたたまる作品でほっと一息つけば「明日からまた頑張ろう！」と思えそう。