「親子で楽しむ歌舞伎教室」は、日本芸術文化振興会が主催し、国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂、国立文楽劇場で行われる「2018年夏休み親子企画」のなかのひとつ。
舞踊・邦楽、演芸、能、狂言、文楽、そして歌舞伎など、日本の伝統芸能を子どもにもわかりやすく、親子で楽しめる企画として開催されています。
「日本振袖始~八岐大蛇と素戔嗚尊~」
null今回上演される日本振袖始は、日本神話の中にある「八岐大蛇退治」を描いた作品。中村時蔵が「岩長姫(イワナガヒメ) 実ハ 八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」、中村錦之助が「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」、坂東新悟が「稲田姫(イナダヒメ)」を演じます。
男優が女性の役を演じる“女方”や、物語中の重要な場面や見せ場で動きを止めて美しい形を見せる“見得”、“立廻り”と呼ばれるダイナミックな戦いの場面など、歌舞伎の魅力をたっぷりと楽しむことができます。
上演前には「解説 歌舞伎のみかた」と題して坂東新悟が歌舞伎の魅力や本作の見どころなどを解説してくれるので、初心者でも安心。また、子どもにもわかりやすいイラスト入りのパンフレットや、同時解説イヤホンガイド(有料)の貸し出しも。
子どもと大人の組み合わせであれば、親子はもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんなど他のご家族と一緒でもOK。チケットは6枚まで予約が可能なので、家族みんなで楽しむこともできますよ。
【公演情報】
会場:東京・国立劇場大劇場
公演期間:2018年7月16日(月祝)・20日(金)~24日(火)
※各日11:00/14:30、20日(金)は14:30のみ
公演時間:約1時間55分
【チケット情報】
親(保護者):1等席2,000円・2等席1,500円
子(18歳以下):1等席・2等席ともに1,000円
※親・子各1枚以上の組み合わせでご予約ください
子どもにも日本の伝統芸能を知ってほしいけれど、「まずは私が勉強しなきゃ……」なんて尻込みする必要はありません。夏休みにはぜひ、子どもと一緒に、日本の伝統芸能・歌舞伎を楽しんでみませんか?