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「Go To トラベルキャンペーン」を利用した人はどのくらい?ファミリー世帯に聞いてみると…

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落ち込んだ観光業と地域の活性化を目的に、政府主導でスタートした各社の「Go To トラベルキャンペーン」。10月からは旅行代金が最大50%相当お得になるとあって注目される一方、新型コロナウイルスについてはまだまだ予断を許さない状況が続いています。

今年は帰省を控えたファミリー世帯も多かったようですが、今回のキャンペーンはどのようにうつっているのでしょうか? そこで『kufura』では、お子さんがいる20~50代の男女500人を対象にアンケートを実施。「Go Toトラベルキャンペーンの利用実態」を調査してみました。

※記事は、10月8日〜12日の間に行ったアンケート結果をもとに作成しています。

Q1:「Go To トラベルキャンペーン」を利用しましたか?

Go Toトラベルキャンペーンは、7月22日以降出発の旅行を対象としてスタートしました。すでに3カ月ほど経ちますが、「利用した人」は全体の16.2%と少数でした。ただし、「利用する予定」と答えた人が34.4%おり、利用した人と合わせると、およそ2人に1人がキャンペーンに前向きという結果に。

その一方、最も多かったのは「利用したいと思わない」の49.4%。およそ半数の方がキャンペーンを利用しない意向を示し、二極化していました。

Q2:「利用したいと思わない」その理由は?

「利用したいと思わない」と回答した247人に、その理由をうかがってみました。

「ワクチンなどの治療薬が整わないうちは、安易に外出したいと思わないから」(50歳/男性/営業・販売)

「まだまだ感染のリスクがあるから、旅行にいって、子供の学校でうつしたら大変だからです」(47歳/女性/主婦)

「まだ子供が小さいため外出を控えている。この状況の中で公共交通機関に乗るのも不安に思うため」(26歳/女性/主婦)

「子どもが感染しないか心配で、心の底から楽しめない気がするから」(29歳/女性/主婦)

「こんなまだコロナが流行っている中で、収入も減ってそれどころではない」(47歳/女性/主婦)

「医療従事者なので仕事柄、感染しては患者さんに迷惑をかける恐れがあります」(50歳/男性/その他)

ワクチンや治療薬が整っていない今、リスクを冒してまで旅行したいと思わないから、という意見が半数以上でした。子どもや高齢者を感染から守りたいのはもちろん、学校などに伝播させたくないという心情もよくわかりますよね。

また、旅行しても感染を気にして心から楽しめなさそう。そもそも収入が減って旅行どころではない、仕事柄感染できないといった声も聞かれました。

Q3:キャンペーンを利用して奮発したことは?

キャンペーンを利用してお安く旅行できる分、奮発したものはあるのでしょうか? 実際にキャンペーンを利用した81人に聞いてみました。

すると、最も多かったのが「宿のランクをあげた」の約40%。普段よりも安く泊まれるとなれば、憧れの宿をセレクトしたくなりますよね。次いで「連泊にした」「客室をアップグレードさせた」「宿での食事をアップグレード、または追加した」と続き、宿泊内容を充実させる方が多かったようです。

27.2%の方は、キャンペーンだからといって「特に奮発したものはない」と回答。必要以上の出費を控える方のほか、

「宿泊費が浮いた分を利用して、近場の日帰り旅行を計画している」(37歳/男性/公務員)

と、浮いた分を別の旅行に充てる計画を立てている方もいました。

Q4:キャンペーンを利用してよかった点は?

続いて、キャンペーンを利用して実感したよかった点についてもうかがいました。

「料金が安くなり、通常は使わないホテルを利用できたという満足感」(38歳/男性/総務・人事・事務)

「夏にどこにも遊びに連れて行ってあげられなかったので、旅行に行けて子どもたちが楽しそうでよかった」(34歳/女性/主婦)

「露天風呂にはいってゆっくりくつろぐことができた。こどもも広い部屋で楽しそうだった」(48歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「お金が浮いたのはたすかった。短い夏休みだったが、リフレッシュできた」(36歳/女性/主婦)

「旅行はなかなか経済的に厳しかったが、そのハードルが下がった」(37歳/男性/営業・販売)

「部屋食が出来る宿を探して高くなったけど食堂など利用しないので安心して過ごせた」(46歳/女性/公務員)

「近場ということで、値段が安くなければ普段は行くことがなかったエリアだったが、結果、子ども向けの施設など充実しており、また訪れたい魅力を発見できた」(35歳/女性/主婦)

「地域にお金を落としたので良かった」(37歳/男性/企画・マーケティング)

普段よりワンランク上の宿に泊まって非日常を体験した、リフレッシュできた、といった声が目立ちました。イレギュラーな日々が続いていたお子さんにとっても、いい思い出となったのではないでしょうか。

また、キャンペーンを利用することで、少々価格が高めに設定されていることの多い部屋食タイプをセレクトできたという人も。食堂を利用しないだけでも人との接触が避けられるので、たしかにこの点は安心して過ごせそうですよね。

その他にも、普段行かないエリアの魅力を発見できた、地域活性化に貢献できたといったコメントも聞かれ、経済的なメリットだけでなく、さまざまな角度から満足度を得られた方が多かったようです。

 

キャンペーンを利用した人の中には、人と距離がとれるコテージや部屋食での宿泊を選ぶ方がいて、感染には十分気を付けている様子がうかがえます。これから利用を検討している人も、感染対策を徹底して楽しんでくださいね。

家族旅行で子どもを楽しませてあげたい、今は外出を控えて感染リスクを回避させたい……。アンケートの結果は大きく分かれましたが、それぞれに親心が滲んでいました。1日も早くコロナが落ち着いて、心おきなく旅行を楽しめる日が待ち遠しいものです。

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