『kufura』編集部は、首都圏の緊急事態宣言解除直後の5月末から6月初めにかけて20~50代の既婚女性287人にアンケートを実施。「緊急事態宣言が解除されてから、まず行ったところ、やったことは何ですか?」という質問をしてみました!
多く集まった5つの回答に加え、皆さんから寄せられた様々な回答をお届けします。
5位:公園(10人)
null主にお子さんやペットのいる家庭から寄せられたのが“公園”という回答です。
「公園。遊具が使えるようになったので、子どもも大喜び」(27歳・技術職)
「ひとけのない小さな公園に、お弁当をもってピクニックに行きました」(35歳・営業・販売)
「公園にお散歩。子どもたちのストレス発散に」(33歳・主婦)
「コロナで閉園してた公園にワンコとお散歩」(38歳・主婦)
子どもやペットは家の中でじっとしてはいられません。
緊急事態宣言中は、遊具が使用禁止になっている公園や立ち入り禁止となっている公園が多くありましたが、解除後に体を動かす機会を求めて出向いた家族は多いのではないでしょうか。
4位:外食(28人)
null自粛期間の自炊疲れを癒すべく、誰かが愛情をこめて作ったごはんを求めて外食を解禁した人も。また、外食産業へのエールの声も聞かれました。
「近所のラーメン屋。食べたかったし、応援の気持ちをこめて」(47歳・主婦)
「外食。毎日の自炊疲れで気が狂いそうだったから」(43歳・総務・人事・事務)
「外食。ずっと、ステイホームで自炊してきたので、他人の作ったごはんがなんでもいいので食べたかった」(45歳・主婦)
「カフェでコーヒーを飲む。とにかく飲みたかった」(30歳・主婦)
「家族全員5月誕生日なので、特典のある美味しい焼肉屋にいってたくさん食べた」(41歳・主婦)
「クラフトビールが飲める店に行き、青空の下でビールを飲みました」(53歳・会社経営・役員)
家の近所の“いつものお店”であっても、“誰かが淹れたコーヒー”、“誰かが作った食事”を味わったしみじみとした喜びが伝わってくるような回答が多く見受けられました。
3位:美容院(34人)
null外出自粛期間中、伸びっぱなしの髪や、目立ち始めた白髪にストレスを感じていた女性は多かったようです。
「美容院でカットとカラー。かなりみっともなくなっているから」(49歳・総務・人事・事務)
「美容院。白髪染めをしてもらいたかったから」(38歳・主婦)
「髪を切りに美容院へ。転職活動も控えていたので」(23歳・営業・販売)
「美容院。暑くなってきたし、髪が伸びたので、とりあえず、カットだけでもと思って行った」(47歳・総務・人事・事務)
少しずつ人と会う機会が増えてきたら、やっぱり気になる身だしなみ。おそるおそる美容院に出向いて「カラーやパーマはやめて、カットだけ」と、いつもよりも短縮コースを選ぶ女性も見受けられました。
2位:ショッピング(56人)
nullスーパーと薬局には足を運んでも、それ以外のお店に行く機会が激減していた方も多いのではないでしょうか。そうなると、やっぱり“買いたいもの”“買うべきもの”が積もり積もってくるようで……。
「ホームセンターで花の苗や肥料を買う。スーパー以外は行かなかったので、雑貨とかをみたい」(43歳・その他)
「買いものでストレス発散」(44歳・その他)
「専門店。子どもの自転車を買ってあげたかったので、すぐ買いに行った」(42歳・主婦)
「少し大きめのショッピングセンター。夏物の洋服やパジャマを新調したかったから」(30歳・主婦)
「デパートの地上階。洋服を見に行った」(59歳・主婦)
それまで休業していたデパートやショッピングモール、ホームセンターに買い物に出かけたとの回答が多く集まりました。買い物は、自粛期間中のストレスを発散する手段ともなっているようです。
1位:まだ自粛を続けている(98人)
null今回のアンケート実施は宣言解除直後の5月末から6月初めでしたが、その時点では3人に1人の女性が不要不急の外出自粛を続けていました。
「まだ日常の買い物以外、どこにも行ってないです!」(40歳・その他)
「まだ、様子見で外出していません」(39歳・総務・人事・事務)
「こちら埼玉でまだ恐いので、どこも行ってない」(45歳・その他)
「どこにも行ってないが、美容院に行きたい」(41歳・主婦)
「まだ外出していません。ヘアカットには行きたいけれど、まだ混んでいそう」(53歳・主婦)
「まだ自宅待機。密は避けたい」(49歳・営業・販売)
このように、感染リスクを警戒しながら、いまだ最低限の外出にとどめている女性が多く見受けられました。新型コロナウイルスは、目に見えない未知のウイルスですから、一度心に刻まれた不安を解くのは、なかなか容易なことではないですよね。
緊急事態宣解除後、こんな場所に行きました!
null今回のアンケートでは、こんな回答も寄せられました。
「歯医者。治しかけの歯があったので」(45歳・その他)
「大学病院です。紹介状を貰いながらも近づくのが怖くて2カ月が経過していました」(52歳・主婦)
「郵便局。住所変更手続きのため」(37歳・主婦)
「図書館の本の返却」(43歳・主婦)
「整体。ずっと肩が痛くて我慢していたからです」(42歳・主婦)
「まだ何もしていないが、郵便局に行って定期預金の預け替えをする。急ぎではないので後回しにしてあったので」(57歳・主婦)
「子どもと一緒に散歩。ずっと家にいると子どももストレスでフラストレーションがたまるが、散歩で気分がリフレッシュされるから」(31歳・主婦)
これまで後回しにしてきた懸案事項に着手した女性の声も多く寄せられました!
以上、今回は、既婚女性が緊急事態宣言解除後に“行ったところ””やったこと“についてお届けしました。
人と会ったり、思い切り外の空気を吸ったり、おいしい物を誰かと共有したり、好きな物を好きなときに買いに行ったり。こんなことが当たり前にできた感染拡大前の生活は、とってもぜいたくに感じられますね。
今回のアンケートでは、まだ外出をすることに大きな不安をする女性が多く見受けられました。誰かの目を気にしたり、感染リスクを恐れることなく堂々と外出できる日が待ち遠しいものです。