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大人は分かる?「山中伸弥が作り出したのは…」【小学生なら知っておきたい教養クイズ#2】

A. 正解は・・・1:iPS

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【解説】

iPSとは、「人工多能性幹細胞」の英語の略称で、体のいろいろな組織や臓器になりうる細胞のことです。山中伸弥(1962年 大阪府生まれ)はこの細胞を作り出すことに成功しました。これにより、失われた機能を取り戻す再生医療がさらに一歩進み、期待が高まりました。

iPS細胞は難病が治るかもしれないという点で、人間の生き方を変える大発明です。今まで誰にも避けることができなかった「老い」への考え方も、変わってくるかもしれません。

自身が書いた本の中で、iPS細胞が成功したのは「研究チームの努力のおかげ」と記しています。2012年にノーベル生理学・医学賞(ガードンとの共同受賞)を受賞したのは個人ですが、チームで取り組んだ成果なんですね。

下の動画でもこのクイズにチャレンジできますよ。お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね。

正解できましたか?

他にも、大人も知っておきたい教養が1冊にギュッと詰まっています。ぜひ、子どもと一緒に楽しみながら、思考力、理解力、語彙力を育てる知性の筋トレを始めてみましょう。

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【著者プロフィール】

齋藤 孝

1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科博士過程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『「言葉にできる人」の話し方』(小学館新書)ほか多数。

 

構成/岸 綾香

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