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妻が「結婚しなきゃよかった」と感じた瞬間は?女性が結婚を機に手放したものとは…

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「結婚して幸せになって」。そんな風に周囲から言われ続け、結婚に理想を抱いていた男女は、いずれ現実に直面する日がやってくるかもしれません。それは、「結婚は自動的に幸せを運んできてはくれない」という現実です。

結婚生活における相手への奉仕は、“愛してもらえる”という見返りが前提にあってのこと。自分が思うような愛を得られなかったとき、2人の歯車がサビついて“ギクシャク”というきしんだ音を発することがあるかもしれません。

4回にわたってお届けしている【夫婦の結婚観】シリーズ、最終回の今回は妻が「結婚しなければよかった」と感じた瞬間です。アンケートの総括とともにお届けします!

「結婚しなければよかった」6位~10位の回答は?

まずは、6位~10位の回答を一気にご紹介します。

10位・・・「結婚しなければよかった」といつも思っている

「毎日。自分らしい生活を送れてないから」(44歳・総務・人事・事務)

9位・・・自由にお金が使えないとき

「独身の友だちが自由にお金を使ったり遊んだりしているのを見たとき」(26歳・主婦)

8位・・・夫の金銭感覚を見て

「お金の問題。結婚してなければ相手の金銭感覚にイライラしなくて済んだと思う」(32歳・主婦)

「浪費グセなど、受け入れがたい違いがあったとき」(53歳・主婦)

7位・・・夫の言動を通じて

「モラハラ気味なところを出されたときや子どもたちに高圧的に接するとき」(40歳・その他)

6位・・・価値観の違いを感じたとき

「なかなか気持ちを理解して貰えないとき。考え方が全く違うとき」(40歳・営業・販売)

「話がとにかく合わない。同調するということをしないので、普通の話も何故かビジネスっぽく、会社の上司と話しているようでとてもイヤ」(50歳・主婦)

このように、苦い経験が寄せられています。金銭感覚や考え方の違いは、しばしばネガティブな感情が噴き出す引き金となることもあるようです。【夫編】の「結婚しなければよかった」の記事を併せて読むと、なぜ夫婦がすれ違うのか、腑に落ちるポイントもあるような気がします。

続いて1位~5位の結果をご紹介します!

5位:親戚づきあいを通じて(21人)

夫の回答には親戚づきあいにまつわる回答はほとんどありませんでしたが、妻からの回答には義実家との関係に悩む声が多く集まりました。

「小姑がやたらと口出ししてくるとき。“〇〇家の嫁なんだから”とか、“〇〇家はこういう家族だから”と押し付けてくるとき」(32歳・主婦)

「一緒に住む義父母の行動で、理解に苦しむことがある」(42歳・主婦)

「夫の親族からダメ出しされるとき」(49歳・営業・販売)

「親戚うんぬんが面倒くさい(法事やらの集まり)」(45歳・その他)

夫婦関係にそれぞれの実家の人間関係が加わると、2人の関係に影響が及ぶことも。義実家の雰囲気によっては単に“夫が好き”という感情だけでは解決しないこともあるようです。

4位:家事・育児に非協力的な態度を見て(23人)

仮に夫が家を“くつろぐだけの場所”だと考えている場合、家の中で忙しく手を動かしている妻からの不満がくすぶっていくケースも。

「仕事、家事、育児。私の負担が大きすぎます」(43歳・総務・人事・事務)

「私が育児、家事をやっているのに、何もしない夫に文句をいわれたとき」(42歳・その他)

「家事も子どもの世話もせずゴロゴロ寝てるとき」(38歳・総務・人事・事務)

「家事と子育てと仕事に疲れた」(44歳・その他)

「育児が大変なときに、夫が非協力的なこと。独身のほうが自由で良かった」(36歳・主婦)

このように、仕事を持つ女性から同様の声が多く集まっています。「子育てが一番大変なときに助け合えないなんて……」という不満も聞かれます。

3位:自由がないと感じたとき(25人)

結婚後に自由な時間を得るためには、夫の了承を得て、子どものケアや、食事の準備などのありとあらゆる“根回し”が必要になる場合もあるでしょう。

「自分の自由になる時間がないとき」(48歳・総務・人事・事務)

「ほとんどないが、しいて言うなら夜遅く遊びに行ったりがあまりできなくなったこと」(32歳・主婦)

「自治会やら子どもの学校の役員やら、独身だったらやらなくてよかったことをやらされる」(46歳・その他)

「したいことを思いっきりできないとき。お金やスケジュールの面で、趣味などが制限されるとつらい」(33歳・主婦)

「結婚してよかった」のアンケート結果には日常のさりげない幸せを愛おしむ声がたくさん寄せられました。一方で趣味、時間を選ばない友達づきあい、1人の静かな時間など、手放してしまったものも多くあると実感することもあるようです。

2位:夫婦げんかをしたとき(45人)

お互いが嫌悪感や不快感をぶつけあっている夫婦げんかの最中、瞬間的に「結婚しなければよかった」というところまで気持ちが振り切れてしまった経験を持つ女性の声が多く集まりました。

「けんかするとき。最悪です」(35歳・主婦)

「けんかをして暴言を吐かれるときにはしなければ良かった。と思ってしまうことがある」(30歳・その他)

「大げんかしたときは一緒の空気も吸いたくないと思うぐらいだから、結婚するんじゃなかったと思うときはある」(34歳・主婦)

「主人が子どもに怒鳴ったり叩いたりするとき。私は、その行動を認めないので、そのときはけんかになります。そういうときは結婚しなきゃ良かったと思います」(44歳・主婦)

【夫編】でも2位にランクインしていた夫婦げんか。近い関係だからこそ相手への期待値はあがり、「わかってくれない」という不満がぶつかることもありますよね。けんかが長引いて何日も口をきかない夫婦もあるようですが、“小さなこと”で始まり、寝て起きたら普段通り……という夫婦も少なくないようです。

1位:「結婚しなければよかった」と感じたことはない(55人)

最も多かったのは「“結婚しなければよかった”と感じたことはない」という声でした。

「ありません。して良かったです」(35歳・総務・人事・事務)

「全くない。けんかをしても寝て起きたら普通。そもそもけんかも大してしない」(41歳・総務・人事・事務)

「腹が立つことはあってもそこまで思ったことはない」(54歳・主婦)

「けんかもしたことがないので、そう思ったことはない。そもそも自分が結婚できるとは思っていなかったので」(38歳・主婦)

上位1位は、男女ともに「結婚しなければよかったと思った瞬間はない」いうもの。ただし、男性は120人だったのに対し、女性は55人。大きな不満や小さな失望と直面しても、うまく折り合いをつけながら、日常を自分なりに楽しんでいる女性は思いのほか多いのではないでしょうか。

4つのアンケートを振り返って…

以上、4回にわたる既婚男女の声をお届けしました。

孤独じゃないけど、不自由。好きだけど、けんかすると憎たらしい。概ね楽しいけど、時々つらい。1人じゃない安心感を語る男女が、1人になれないことを憂いていたり、結婚後の生活はハート色か暗黒かのシンプルな図式ではなく、“表面”と“裏面”がある模様。

今回、じつにさまざまな意見に触れましたが、結婚生活はもしかしたら、喜びと面倒臭さが複雑に入り混じり、見る角度や見る人によって色が全く違う“玉虫色”なのかもしれません。

その未知な美しさに引き寄せられて、今日もどこかのカップルが結婚に向けて歩み始めています。皆さんの目には、自分や家族の夫婦の日常の景色は、どんな風にうつっていますか?

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2019年9月末までの記事内の「税込み価格」につきましては、増税前の税率(8%)での価格となっておりますので、ご了承ください。

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