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夫婦円満なのは「似てないから?」性格が真逆な夫婦の意外なメリット!

夫婦のかたちは、十組あれば十通り。性格や考え方、趣味がまったく違っていても、むしろその違いが心地よいと感じている人たちもいます。
そこで今回『kufura』では“性格や価値観は似ていないけど夫婦仲がいい”と感じている既婚男女56名を対象に、夫婦が似ていないことのメリットを聞いてみました。良好な夫婦関係を築くためのヒントにしてみてくださいね。

お互いが足りないところを補い合える

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「お互い足りないところを補強しあえる場合があるからメリットになる」(43歳女性/主婦)

「足りない部分や気づかない部分を補い合えること」(45歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「性格や考え方がお互い真逆なので、かえってお互いのない部分を補い合えるので良いかなとは思っている」(41歳女性/主婦)

「お互いの苦手なことを補完しあえる」(49歳男性/コンピューター関連技術職)

性格や得意・不得意が異なるからこそ、自然と補い合える関係になっているという声が多く寄せられました。自分が苦手なことを相手が得意といった場面が多く、安心感や信頼につながっているようです。パートナーが自分と似ていないことで、お互いの存在価値をより感じられるのかもしれません。

自分と違う考え方を楽しめる

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「自分にないものを相手が持っているので、お互いに飽きない」(52歳男性/総務・人事・事務)

「物事を見る角度が違うから面白いです」(51歳女性/主婦)

「性格は別なので個々を尊重できる」(45歳女性/その他)

考え方や見方が違うと、新しい発見や刺激が生まれます。パートナーが自分にない視点を持っているからこそ、会話をしていても飽きず尊重し合える仲になれるのだとか。違う考えを楽しめる仲であれば、お互いに成長していける良い関係性が築けそうです。

視点が違うのでけんかになりにくい

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「考えていることが違うからけんかにならない」(51歳男性/企画・マーケティング)

「考えが違うと怒りの沸点とかも違うので喧嘩になりにくい」(58歳女性/総務・人事・事務)

「同じ過ぎるとケンカが起こりやすいと思います」(50歳男性/デザイン関係)

「まったく違うからこそ、あきらめがつく」(49歳女性/総務・人事・事務)

考え方が違うと感情の動き方や怒りのポイントも異なるため、けんかになりにくいという声も多数。似すぎているとぶつかることも、違っていれば受け流せる場面も増えるようです。お互いの違いを理解し、衝突を避けられるのは大きなメリットになってくれそうです。

たくさんの視点が生まれる

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「異なる視点からの意見が出てくること」(58歳男性/コンピューター関連技術職)

「違う考えがきける」(47歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「性格が違うので、相談した時に新しい発想が生まれたり、お互いに苦手なことを相手がカバーしてくれることがある」(43歳女性/主婦)

「いろいろな意見をいえるのでいい」(44歳男性/営業・販売)

考え方が違うパートナーだと、自分では思いつかない意見や視点を得ることができます。何か相談事があった時に、新しい発想や想定外のアイディアをもらえるのは嬉しいものです。気づきのきっかけをくれる相手がそばにいるのは大きいですよね。

お互いが自分のペースで過ごせる

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「お互い趣味などの個人嗜好については干渉しない点」(59歳男性/その他)

「それぞれのペースで過ごせる」(50歳男性/その他)

「お互いにあまり気にしていない」(45歳男性/企画・マーケティング)

夫婦の趣味や価値観が違うと、相手の生活リズムなどに干渉しすぎずにいられるという声も。それぞれの時間を尊重することができると、お互いに無理なく過ごせそうです。心地よい距離感が保たれ、長い夫婦生活も自然体で過ごしていけることでしょう。

真逆の組み合わせがうまくいく?その他の回答

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「私が短気だが、夫が穏やかなほうなので、最終的には丸く収まる」(39歳女性/その他)

「私はなんでも決めたいタイプで、夫はついてくるタイプなのでうまくいきます」(41歳女性/主婦)

「性格が真逆。私はせっかちだが夫は余裕のある性格なので喧嘩になっても放置されて私だけ怒っている感じで酷くはならないので円満な方だと思う」(50歳女性/主婦)

「妻は慎重派だが、自分は逆でちょうどいい」(48歳男性/公務員)

せっかちとおっとり、決めたい派とついていく派など、正反対な性格がむしろうまく噛み合っている例も多数。不思議と真逆であるからこそ、自然とバランスが取れているようです。

 

似ていないからこそ得られる新しい視点や補完し合える関係は、長く続くパートナーシップにおいて大きな強みになります。夫婦の在り方に悩んだときこそ、“違うこと”の価値を思い出してみてくださいね。

沖田かへ
沖田かへ

2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー資格など所持。2人目出産後、大好きな子どもたちと少しでも長く時間を過ごせるよう、フルタイム勤務からライターに転身。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。取材記事を中心に、日常生活を今より快適に過ごすためのコラムを発信していきます。

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