特にどんなことが印象に残っているのか、前回の【妻編】に続き、夫サイドの意見を見ていくことにします。
一生懸命に看病してくれたこと
null「熱が出てつらかったときに、パジャマをその都度取り替えてくれたり、体を拭いてくれるなど、親身になって看病してくれたこと」(57歳/その他)
「具合が悪くなると、妻がいつも当然のように看病してくれるのが嬉しいです」(51歳/総務・人事)
「妻がわざわざ仕事を休んで、私の看病をしてくれたのが嬉しかったです」(49歳/営業・販売)
「私が高熱でダウンしたときに、夜中も付きっきりで看病してくれたのはありがたかったです」(45歳/研究・開発・技術者)
「ぎっくり腰になったときに、何もかも手伝ってくれるなど、妻が手厚く看病してくれたのが嬉しかったです」(45歳/その他)
「とにかく一生懸命に看病してくれたことが嬉しかった」という意見がたくさんありました。具合が悪いときは、動きたくないし、動けないということも多いので、いろいろと看病してもらえると本当に助かるし、ありがたいものですよね。「早く良くなってほしい」という相手の気持ちも十分伝わってくるので、それだけで嬉しくなりますね。
体に優しい食事を作ってくれたこと
null「おかゆをベストな塩加減で作ってくれたこと」(32歳/営業・販売)
「わざわざ私のためにおかゆを作ってくれたこと」(57歳/研究・開発・技術者)
「温かいおかゆやおなかに優しい食事を作ってくれるなど、私の体を気づかってくれたことが嬉しかったです」(50歳/営業・販売)
「風邪を引いてつらかったときに、温かい雑炊を作ってくれたことが嬉しかったです」(56歳/研究・開発・技術者)
「風邪を引いたときに、消化のいい料理を作ってくれたこと。愛されているなと感じました」(38歳/研究・開発・技術者)
「具合が悪いときに、おろしリンゴを作ってくれたこと」(54歳/事務職)
具合が悪いときは、食欲もなくなりがち。そんなときに、妻が体に優しい美味しい食事を作ってくれて、すごく嬉しかったという人も目立ちました。特に、温かく消化のいいおかゆや雑炊は大人気。体に染み入る美味しい食事を作ってもらうことで、「妻に愛されている!」と実感する人も多いようです。
なお、「水や食事を私が寝ている2階の部屋まで運んでくれたときに、妻の優しさを感じて嬉しくなりました」(59歳/その他)、「食事を“あーん”と食べさせてくれたこと。新婚当時を思い出しました」(32歳/その他)というように、食事を部屋まで運んでくれたことや、食べさせてくれたことが嬉しかったという人もいました。
心配して優しく声をかけてくれたこと
null「具合が悪いときに、妻が“ゆっくり休んでね”と声をかけてくれたのが嬉しかったです」(44歳/研究・開発・技術者)
「妻が“無理しないでね”と言って、私を気づかってくれたことです」(52歳/研究・開発・技術者)
「妻が“無理せず、ゆっくり寝ていてね”と声をかけてくれたこと。自分に対する優しさを感じることができて、とても嬉しかったです」(48歳/その他)
「具合が悪いときは、“ゆっくり休んでね”と妻に優しく声をかけてもらえるだけで、すごく嬉しくなります」(41歳/その他)
「仕事が忙しくて体調を崩したときに、“いつも頑張って働いてくれてありがとう”と言われたこと。あまり優しい言葉をかけてもらったことがなかったので、すごく嬉しく感じました」(52歳/公務員・団体職員)
体が弱っているときは、ちょっとした優しさがすごくありがたいもの。「ゆっくり休んでね」「無理しないでね」といった何気ないひと言が、とにかく嬉しかったという意見もたくさんありました。ささいなひと言でも、このような声かけをしてもらえるだけで、相手の気づかいや思いやりをしっかり感じることができて嬉しくなるようです。
ほかにも妻にしてもらって嬉しかったことはいろいろ
null「私の体調が悪いときに、家で静かに休めるようにと、妻が子どもたちを連れてしばらく外に出かけたりしてくれたこと」(53歳/総務・人事)
「自分が寝ているのを邪魔しないようにと、妻がテレビを見るのを控えてくれたことが嬉しかったです」(47歳/管理職)
「具合が悪いときに、妻が“何が食べたい?”などといろいろ気づかってくれて、私を王様気分にさせてくれるのが嬉しいです」(48歳/広報・広告・デザイン)
「私のことを心配して、夜中もわざわざ起きて様子を見に来てくれたのが嬉しかったです」(55歳/その他)
ほかにも、具合が悪いときにしてもらって嬉しかったことはいろいろあるようです。家で静かに休むことができるように、子どもを外に連れ出してくれたり、テレビを見るのを控えてくれたりと、自分のことを気づかってくれたのが嬉しかったという人も。また、以下のように、「ただいてくれるだけで嬉しかった」という、深い夫婦愛が感じられる回答もありました。
「具合が悪いときに、ずっとそばにいてくれたこと。これだけでとても心強くて嬉しかったです」(52歳/自営業)
「新型コロナウイルスに感染したときは、死にそうなくらい体がつらかったのですが、妻がそばにいてくれるだけで嬉しかったです」(50歳/営業・販売)
前回の【妻編】に続き、今回は【夫編】をご紹介しましたが、いかがでしたか? 頭が痛い、熱が出たなど、夫婦どちらかが体調不良でつらいときこそ、2人でしっかりと支え合いたいもの。いつも以上に相手を思いやりながら接することで、夫婦関係もより良くなっていくのかもしれませんね。
フリーライター。2011年よりイギリス在住。